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2020年12月25日
定期レポート
【まとめ】アングラーズに登録された魚、2020年ベスト10はこちら!今年も色んな釣果が投稿されました。
日頃からアングラーズをご利用いただきありがとうございます。ANGLERSを運営しております藤井です。 2020年も残すところあと僅かになりました。今年もご利用いただきありがとうございました。マガジンの更新も年内はあと数回になりそうです。そこで、本日は2020年に登録された魚種をランキング形式にして発表したいと思います。 思わぬ魚がランキングに入っていましたよ。 もくじ ランキングのルール 2020年登録釣果ランキング ショア傾向がある これが釣り業界の縮図かも その他の順位 ランキングのルール 結果を言う前に、何点か注意があります。釣り人のみなさんならご理解いただける内容かと思いますが、しっかりと読んでからランキングを御覧ください。 すべての別名を含んでいるわけではない 魚には多くの別名称がありますよね。例えば、ブリが一番わかりやすいかな。 以前のマガジンでも話しましたが、出世魚のブリは大きさで名称が変わりますが、それ以外にも地方でも呼び方が変わります。 例えば、関東では大きさによって【ワカシ】【イナダ】【ワラサ】【ブリ】と名称が変化していきます。場所によっては、イナダとワラサの間を【サンパク】とか言ったりもしますね。 この別称のうち有名なものをすべてブリとしてカウントしています。 ただし、出世名称や地方名のすべて含んでいるわけではありません。例えば、ブリの稚魚をモジャコと呼ぶ地域がありますが、少なかったのでモジャコの釣果はカウントしておりません。 すべての釣果を確認したわけではない 人によっては魚の見分け方は簡単かもしれませんが、慣れていないと難しいもの。 例えば、クエとマハタ、マハタモドキの違いってみなさんわかりますか。 ※2020年12月02日の高波注意さんの釣果 この3種に関しては、特に老成魚になったとき区別が難しくなります。 また、人によっては勘違いして覚えている方もいるかもしれませんよね。ヤマメをアマゴと言ってたりね。 すべての釣果を、1つ1つ写真を見てチェックしたわけではありません。そのため、このランキングはあくまでも申告ベースになることをご理解ください。 ほぼあり得ないとは思いますが、どう見てもブルーギルの釣果をブラックバスで登録されていても、それはブラックバスでカウントされています。微々たるものだけどね。 名称が同じだけど違う魚がいる 2つ目と話が少しだけ被りますが、違う魚なのに同じ呼び名の魚がいます。 例えば、【モロコ】という魚がいます。僕は長年琵琶湖で釣りをしていたので、モロコと言えば【ホンモロコ】を指します。 しかし、最近【クエ】を釣るようになってからは、クエのことをモロコと呼ぶ人がたくさんいることを知りました。 ホンモロコとクエ、全然違う魚なのにどちらもモロコで登録されているんです。この場合は何も間違っていないのですが、2つの魚は同じカウントになっています。 ただし、これらは今回のランキングにはほぼ影響ないと思います。サバのことをアジと呼んでいる人が30万人とかいれば別ですけど。 ※2020年04月29日のハンターウルフさんの釣果 釣果投稿数であって、釣果数ではない 最後にすごくややこしい話をします。 カウントしている数字は1匹ではなく、1釣果になります。例えば、アジを100匹釣ったとします。その場合、1匹1匹登録するのは面倒ですよね。本当は1匹1釣果で登録してほしいのですが、すべての魚種でそうも言ってられません。 そんなとき、1釣果に100匹と入力することができます。ただ、そんな釣果があったとしても1でカウントしています。多くの釣果が1釣果1匹なので、そこまで気にする話ではありませんが、中にはそういう釣果もあることをご理解ください。つまり、今回のランキングにおける【釣果登録数】はあくまでも1釣果であって、実際はこの数値よりも釣れていると思ってください。 2020年登録釣果ランキング では、発表します。こんな結果になりました。(横にスクロールできます) ランク魚種名釣果登録数カウントした魚種名 1ブラックバス119,386ブラックバス、ラージマウスバス、スモールマウスバス 2シーバス57,910シーバス、マルスズキ、ヒラスズキ、タイリクスズキ、スズキ、フッコ、セイゴ、マダカ、ハネ、セッパ、ハクラ 3アジ19,791アジ、マアジ、マルアジ、アオアジ 4アオリイカ18,407アオリイカ、ミズイカ 5メバル16,065メバル、アカメバル、クロメバル、シロメバル 6クロダイ14,315クロダイ、チヌ、チンチン 7カサゴ12,666カサゴ、ガシラ、アラカブ 8ブリ11,595ブリ、イナダ、ヤズ、ハマチ、ワカシ、ツバス、メジロ、ワラサ 9ヒラメ10,880ヒラメ、ソゲ 10マゴチ7,901マゴチ 2020/01/01から2020/12/23までの釣果を10位まで発表しました。 ショア傾向がある これらの10の魚には、共通点があります。 それはショア(オカッパリ、ウェーダー、渡船など)からも釣れるということ。アングラーズの認識では釣り人をショアからの釣りか、オフショアからの釣りかを分けた時、95%はショアの釣りです。 ボートや船、フローター、もしくはSUPなどのオフショアの釣りは、5%いないと判断しています。 そのため、どうしても釣果の割合もショアに偏ります。結果、ショアもオフショアもどっちも釣れる魚が上位に食い込むわけですね。 これが釣り業界の縮図かも 勝手に判断していますが、フィッシングショーにいくとブースの大きさに差があるのに気づくはず。 もちろん、人気のある魚を釣る道具が多く公開されているのはもちろんだと思いますが、今回公開したこの釣果こそが釣り業界のジャンル毎の大きさだと思っています。 例えば、ブラックバスやシーバスは人気のある魚種で、多くのメーカーがそれを釣るのに適した釣具を出しています。 また、4位のアオリイカについてもエギに特化したメーカーもたくさんありますよね。同様に9〜10位のヒラメ、マゴチも同じ話。 この釣果の順位こそが釣り業界の縮図になるんじゃないかな。と思っています。 もし、今回のマガジンをメーカーさんが見ていたら、是非ともここで紹介した釣果の多い魚種を釣る釣具を販売してみてはいかがでしょうか。一言で言えば、ここで紹介した魚種が人気のある魚種で、商売のチャンス?になるのかもしれません。 その他の順位 それでは惜しくも10位以内に入らなかった魚種を紹介します。 ランク魚種名釣果登録数カウントした魚種名 11ニジマス6,261ニジマス、レインボートラウト、スチールヘッド 12タチウオ5,946タチウオ 13ナマズ5,381ナマズ、マナマズ 14サバ5,151サバ、マサバ、ゴマサバ 15キス4,740キス、シロギス ニジマスの釣果はほぼ、エリアトラウトの釣果でした。 ここに入っている釣果もすべて、ショアからも釣れる魚ですよね。やはりショア強い! では、今回はこの辺で。この内容テストに出るかもよ。 #{snippet[3]}
2021年10月13日
タックル
【エギング】エギ選びの重要性
皆さんこんにちは。そろそろ名前を覚えて頂けたでしょうか?アマチュアエギンガーでごさいます^^ 前回は 「秋イカエギングのマナーについて」でした。 今回は秋イカエギングのエギの選び方についてざーーーっくりと書かせて貰います! 相変わらず文才に欠けたライターですが、最後までご愛読下さいねw もくじ 普段エギを何本持ち歩くか? エギの寿命を伸ばすコツ 持ち歩くエギを選ぶ際のポイント! 今シーズン注目のエギ おわりに 普段エギを何本持ち歩くか? これに関しては結構個人差あるんじゃないですか。 エギケース1つで大体10〜12本として、ケース1つと竿を持って歩いている人。 ↑結構多いですww エギングバッグにパンパン入れる人。 ↑これもたまに見ます。 竿にエギ1つだけ付けて歩いている人。他はなし。 ↑これはむしろ強者か!?w まあそんな話は良いとして、なかなか難しい話だと思いますが、 例えばアオリイカを釣りに波止へ。マズメ狙いで2時間程度の釣行だとします。 エギ30個も40個もローテーションして使いますか? そこまで使わないよねって思います。 なんだかんだ一回使ったエギに戻したりしますよね。 僕の理想は、エギケース2つが少なからず、多からずでベストじゃないかなって。 エギングを本格的にやり出して5、6年の僕なりの結論です。 ケース2つだと個数は20くらいかな? 最初の議題から答えがあるようでないかもしれないお話でしたね。 僕は!!20個程度がオススメですよ^^ エギの寿命を伸ばすコツ 上記の通り、僕は普段エギケースを2つ持ち歩くスタイルです。 そのうちのケースの一方には、選ばれしレギュラー組の1軍エギを。もう一方のケースには2軍エギを入れています。 こういった分け方には少しずつ理由がありまして、、、。 使用後にエギケース2つ洗うのより1つ洗う方が楽じゃないですか。 ついでに言うと、1軍エギケースはフェルトに引っ掛けるタイプではなく、差込むタイプで水はけが良いものを使っています。 今日の最重要ポイント、ココですよ、水はけ、です。👍 カンナに付いた潮をいかに綺麗に流し洗い取り、しっかり乾燥させることができるかが、エギの寿命を左右します。 エギは1つ1000円程度しますよね。 エギンガーにとってエギは高い出費ですから、しっかりメンテして長く使いたいですよね。 また、エギって数年で廃盤になって手に入らなくなるモノが結構あるので釣れるエギや好みのエギは大事にしたいですね^^! 持ち歩くエギを選ぶ際のポイント! もう僕は1軍エギは決まってしまっていますが、僕は3つの基準でエギを選定してます^^ 下地のカラー 1つ目は下地のカラーです。アオリイカは色盲と言われており、やはり下地の色の濃淡や模様が一番シルエットとして認識されやすいのではないかと考えるからです。 【赤】 【ケイムラ】 【マーブル】 【金】 これだけでも同じ海に放り込んだら明らかに見え方変わりますよね? 僕は表面の布地のオレンジとピンクの違いとかよりも、下地の色や模様の変化の方がイカの目には鮮明に映るのではないかと考えています。 もちろん表面の布地も極端に言えば、黒とピンクとかだとかなり見え方も変わりそうな気がしますが。 沈下速度 2つ目は沈下速度が違うエギを何種類か、です。 ショアジギングされる方とかなら尚更分かりやすいと思いますが、活性が低い魚が重くて早く沈むメタルジグでは釣れず、軽めのヒラヒラと水平でフォールするメタルジグに変えたらあっさりと釣れた。なんて事はよくありますよね。 イカも同じで、早く沈むエギよりゆっくりと沈むエギの方が最後まで見切らずに追いかけくることが多いです。 デイのサイトエギングとかをしてみれば顕著に結果が出ると思います。 また小さいイカが小さいエギで釣れるのは、シルエットの大きさも多少はあるとは思いますが、沈下速度の方が重要性は高いと思っています。小さいエギは大きいエギよりも遅く、ジワジワ沈んでいくから釣れるのでは?と思うんですよね。 例えば、 3.0号エギで 沈下速度3秒/m 3.5号エギで 沈下速度6秒/m この2つでサイトエギングをしたとすると、僕の中では3.5号の6秒/mの方が釣れる理論になるんですよ。 実際やったこともあって、やっぱりイカの活性が低い時は沈下速度の遅さでゆっくりと見せることで食わせることができたことが多々ありました。 小イカに限らず秋のイカではこれが当てはまりました。 またエギング自体底を取ることが前提の釣りなので、しっかりとどんな潮でも底を取れるように重めから軽めまで持ち歩いた方が釣果が少しでも伸びるような気がします。 使ったことの無い新戦力 3つ目は昨年まで使ったことがない新戦力を入れることです。 仕事にしても、スポーツにしても共通すると思いますが、時代は進み、技術も進歩します。 また新たなデータや分析結果などもどんどん出てきますよね。 エギングにも共通して言えることは、1つの自分の考えに縛られないこと。固定観念は捨てて新しいものを取り入れること。 僕も以前はYO-ZURI DUELのエギ(今でもメインで使用)ばかりでしたが、今ではエメラルダスシリーズやエギ王シリーズなど色々なエギを使用するようになりました。 ラトル音1つでも各メーカーで違う音もしますし、重たいエギでもゆっくり沈んだり、色々使いながら自分のエギングスタイルに合った釣れるエギを取り入れながら1軍エギケースの中身を構成しています。 上の3つのポイントを抑えながら僕は、前年からよく使っているエギを5個程度、沈下速度が早いもの、遅いものを2つずつ、新戦力として期待を込めた使ったことのエギを3つ、以上12個くらいで一軍のエギは構成しています。 今シーズン注目のエギベスト3 今年新発売とかではないですが、私、アマチュアエギンガーが今シーズン勝手に注目しているエギベスト3を紹介します。 第3位 DAIWA EMERALDAS PEAK 3.5号ラトル 参照:daiwa.com このエメラルダスピークシリーズは何と言っても1つ1つのエギの模様やカラーが実に個性的です。 投げたら釣れそうなカラーばかりです。 第2位 エギ王 LIVE サーチ 3.5号 490グロー 参照:https://www.yamaria.co.jp/yamashita/product/detail/604 上記の写真は490グローの光っている写真ですね。 実物を見ると物凄いグローに驚きます。 絶対釣れるでしょ!って人間の目でも思えるエギです。 また、YAMASHITAの独特のラトル音が僕の耳にはたまりません。 きっとイカも好きな音ですよ。きっと。 第1位 SHIMANO クリンチ フラッシュブースト 3.5号 参照:シマノ公式 第一位は昨年から話題沸騰中のフラッシュブースト。イカを集める力が物凄いです。他のエギより集魚力ならぬ、集イカ力があります。 ただし、青物も反応してチェイスしてくるので要注意ですww フラッシュブーストこそ、エギングバックの中に1つはお勧めです。 おわりに 今回はエギについて少し長かったですが書かせてもらいました。まずエギングを初めて最初に迷うモノの1つだと思ってます。 種類も沢山ありますし中々難しい話ですが、色々なメーカーのモノを使ってみて、自分に合ったエギを見つけてください。 必ずそれは釣果と比例してきます。 エギに釣らせて貰うのではなく、あなたの腕でエギを使いこなして釣るのです。 みなさんのANGLERSへの釣果投稿楽しみに待ってます。以上アマチュアエギンガーでした。 #{snippet[18]}
2021年10月25日
魚種や釣り方
【エギング】人の倍、秋イカを釣る方法
こんにちは。アマチュアエギンガーです。 いつもフォローや、マガジン読みました!という声を頂きありがとうございます^^嬉しい限りです。 今回は人の倍、秋イカを釣ると題しまして、知人や他の釣り人と釣果で差をつけるための僕なりのアドバイスを書かせてもらいます。 また、最近のマガジンでの秋イカ攻略について、よろしければご覧になってみてください。 過去秋イカ編 秋イカエギングで考えておきたいこと エギ選びの重要性 もくじ マズメに釣りをしよう ポイントの特徴を把握すること 手っ取り早く1杯釣りたいならラトル パタパタって釣れるの? おわりに マズメに釣りをしよう 秋は夕マヅメ。という言葉を聞いた方がある人も多くないですか?秋は魚もイカも夕マヅメが釣れるって言われています。 だからといって、他の時間はダメかというとそうでもないですが、、、 でもはっきりと言えるのは、秋には夕マズメのイカフィーバータイムが間違いなくあります! それは10分で終わる日もあれば30分の日もありますが、1番秋で釣れるし、釣り易いのは夕マズメだと思います。 もちろん朝マズメも悪くはないですよ! ポイントの特徴を把握すること 例えを挙げてみましょう。上の写真のポイントでは、 •手前は置き石がしてある。 •7-8m先に駆け下がる場所がある •左から右に流れる潮の時に釣れることが多い。 •水深は投げると20m超 このような感じでいつも行くポイントを把握できていますか?? エギングにおいて、少しでもデータがある方が間違いなく有利になります。 初めての場所より慣れた場所の方が釣り易いですよね? もっと、自分の通っているポイントに真摯に向き合って考えてみるだけで、釣果は伸びるかもしれませんよ。 手っ取り早く釣りたいならラトル 参照:https://www.duel.co.jp 僕は、昔はラトルはイカがスレる!釣れない!と、ラトル反対派の人間でした。 でも今は、秋イカに関してはラトルをバンバン使います!! いや、僕の経験上ですが、ラトル音にはイカを寄せる力が大いにあります。 最初の2、3投でラトルを使って見てください。 まず、活性高い状態ならそこで釣れます。 そしてそれでも釣れないならラトルエギのカラーチェンジ。 ↑大抵ここまでの段階で秋なら1杯は釣れます もし、ここでも、釣れないのなら最終段階。 ラトルで手前に寄せたイカ達を、ノンラトルエギで手前を丁寧に誘っていく。 はい。これで釣れます!釣れなかったという人苦情コメント待ってますww まあ冗談ですが、本当にラトルの効果はあります。使えるモノは使って秋イカを仕留めましょう。 パタパタって釣れるの? 参照:https://www.duel.co.jp/products/ez-q-dartmaster_rattle これが現代の定番パタパタになりつつある、ダートマスターシリーズ。俗に昔から言うパタパタエギ。 まあ、結論言っちゃいますけど釣れます。 反則級に釣れちゃいます。 横でパタパタ投げたれたらまずそっちにイカは先に喰いつきます^^ これは、実際の経験談でパタパタにはパタパタでしか太刀打ちできませんでした。というくらい素晴らしいエギなんですよ。 とくに上の写真のダートマスターシリーズが扱いやすくオススメです。 最近ではパタパタ使わないっていう縛りをして釣りをするエギンガーが増えてるとか!??? とにかくパタパタは釣れます。間違いありません! おわりに 皆さん、イカが釣れる気がしてきましたか?アマチュアエギンガー流の数釣り?的な感じで説明させてもらいました。 ただ、ラトル!パタパタ!この2つに頼りすぎると基本が身に付かず春イカで苦労するかも、、、w 皆さんあくまでも釣れるエギはありますけど、エギングは基本が大切です。しっかりスタンダードなエギで基本を身につけることもお忘れなく。 以上アマチュアエギンガーでした。 #{snippet[18]}
2022年01月12日
フィールド
【アングラーズマイスター】vol.1能登のおかっぱりマニアここに参上!釣りするげん@パーシーさん
みなさん、寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。アングラーズマガジン運営事務局です。 ご存知の方も多いかとは思いますが、11月より「アングラーズマイスター」プロジェクトが始動し選定されたマイスターのみなさんが全国各地で釣りの魅力を広めるべく活動中です。 今後、マイスターたちにスポットを当て、彼らの釣りへの考え方や、地域情報あるいは釣り情報をマガジンユーザーにもお伝えしていこうと思います。 第一回目は、石川県在住のマイスター、「釣りするげん@パーシー」さんをフィーチャーします。 ぜひご覧になってみてください。 もくじ 自己紹介 能登半島の魅力 好きな釣り 釣りもの年間スケジュール まとめ 編集後記 自己紹介 こんにちは。この度アングラーズマイスターに選出されました「釣りするげん@パーシー」と申します。 初めましての方も多いと思いますので、今回は僕の自己紹介も兼ねていくつかの項目でお話していきたいと思います。 まず、「釣りするげん」の「げん」とは石川県の方言で、「~します」という意味です。なので、「釣りするげん」は「釣りをします」という意味です。 僕は石川県在住のアングラーで、陸釣りはもちろん、マイボートも所有しており、沖からも釣りをしています。 僕の周りのマイボートを所有しているアングラーたちは、その釣りのほぼすべてがボートからの釣りになっていますが、僕の船釣りの比率は低いです。 沖釣りよりも陸釣りにハマっているちょっぴり変わったアングラーです(笑) 釣りのホームは石川県、能登半島です。 以下、能登半島の魅力、能登半島の釣りを中心にお話していきます。どうぞよろしくお願いします。 能登半島の魅力 いきなりですが皆さん、「能登半島」は知っていますか? 石川県の北に突き出た半島となりますが意外と知られていないフィールドでもあります。 2015年放送の土屋太鳳さん主演、NHK連続テレビ小説の「まれ」の撮影地となった場所、といえば覚えておられる方もいるかもしれません。その石川県能登半島です。 「まれ」と聞いて「あぁ~」となったあなた!あのきれいな海は能登の海なんですよ! 今でも「まれ」の撮影地点には看板が立っています。 また能登に向かう道中、走行中の車のタイヤとの摩擦で音楽が流れる「メロディーロード」が存在し、「まれ」のオープニングの歌を聴くことができます。 そんな能登半島ですが釣りにおいても非常に魅力的なポイントとなっています。 まず能登の釣りを語るうえで重要となるのが魚影の濃さです。その魚影の濃さを支えているのがその突き出た半島の地形です。 参照:https://note.com/peninsula 半島の地形上、潮が当たるため潮通しが良く、魚がたまりやすいです。 また釣りのポイントも非常に多く石川県の海岸583㎞(めっちゃ長いっ!)すべてがポイントとなりうるといっても過言ではありません。 突き出た半島の西側を主に「外浦」東側を主に「内浦」と呼称しています。 ここでは能登半島の釣りをもっと知っていただくために、能登半島の釣りエリアを3つに分けて紹介していきたいと思います。 皆さんの一番釣りをしたい場所はどこか考えながらご覧になってみてください。 〇外浦 「外浦」はその地形上、水深が深いことと、潮の通り道で潮通しが良いため、潮の流れが速いことが特徴です。 ルアー釣りをしている方はこのエリアがおすすめです。大物を予感させるロックショア(磯場)が多く存在します。 断崖絶壁の超ハードな磯から、車を駐車してすぐに下りられる初心者向けの平磯まで様々です。 外浦ではその恵まれた地形に足を運びヒラマサ、ブリのキャスティングをはじめシーバスなどのビックゲームが展開されています。 波しぶきの上がる磯場ではどんなルアーマンもテンションが上がることでしょう。 残念ながら僕はまだ外浦ではヒラマサは釣ったことがありませんが、ロックショアからヒラマサを釣るために通いたいと思います。 壮大なフィールドを前にすると叫びたくなるのは僕だけ?(笑) 〇内浦 一方、「内浦」は穏やかな湾内になりアジ、メバル、アオリイカ、クロダイなどライトゲームが盛んとなっています。 エギング、アジングなどのライトゲームはこちらのエリアがおすすめです。またエサ釣りもこのエリアがおすすめですね。 石川県では「南西」の強風が吹くことが多いですが、南西の風でも内浦は風裏になることが多く、荒れることが少ないためいつでも釣りが楽しめます。 サビキ釣り等、釣り初心者の方でも気軽に釣りをすることができます。 地形は滑らかに掛け下がっていく地形となっており、そのいたるところに「藻」が点在します。その藻場は魚にとって快適な隠れ家となります。 内浦の海を見た人はそのあまりのきれいな水質に見惚れます。底がくっきりと見え、優雅に泳ぐ魚はまさに天然の水族館のようです。 〇能登島 内浦の中でも忘れてはいけないのが石川県の誇る「離島」能登島です。 参照:google 能登島は車で渡れる2本の橋(能登島大橋)(ツインブリッジ)からエントリーすることができます。 島一周がすべてポイントとなっており、どの向きに風が吹いても必ず風裏が存在します。 釣りができない日がないという釣り人にとって最高の条件で釣りを楽しむことができます。 水深は概ね浅めになっており、アジング、エギング、エサ釣りが盛んです。 ここ能登島を内浦の中でも特別なものにしているのが筏やカセです。とりわけクロダイ釣りの好フィールドになっています。 クロダイですが、ここ近年、能登島でブームになっている釣りがあります。僕も大好きな釣りですが「チヌトップ」という釣りです。 ペンシルやポッパーを表層で動かし、誘いを入れていると後ろから引き波を立ててクロダイが迫ってきます。 浅い所では水深50cmほどでの釣りになるためクロダイの背びれが水面から出ながら追いかけてくる様子は迫力満点! 能登島の等浅の地形はこの釣りにおいて相性が非常に良く、50cmを超えるクロダイが表層でバイトする瞬間は脳裏に焼き付きます。 また能登島には野生の「イルカ」が居着いており、釣りをしているとよく近くまでやってきます。 (見ていると癒されます。釣り人にとってはいい迷惑なのだが・・・) 野生のイルカウォッチングの船も出ており、野生のイルカの遭遇率は驚異の98%!?だとか・・・ 石川県唯一の水族館「能登島水族館」もあるのでぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか? いかがでしたか?皆様の釣りのしたいエリアはありましたか? 「外浦」「内浦」のどちらとも堤防はもちろん砂浜、地磯、沖磯、筏などアングラーの技量、狙いたい魚によってさまざまなポイントが選択できます。 また、どの方向に風が吹いても必ず風裏が存在するので天候によって釣行予定が中止になることもなく、1年中快適に釣りができるため、釣り人にとってはまさに天国です(笑) 好きな釣り そんな能登半島で僕がやっている釣りですが一番得意な釣りといえば・・・ 実は1年中いろんな釣りをするのでどの釣りが得意か正直分からなくなっています(笑) 中学生から釣りをはじめ、川釣りから海釣まで様々な釣りをしてきました。僕の性格上「広く浅く」なので、とにかくいろんな釣りを経験してきました。 エサ釣りだろうがルアー釣りだろうが関係なく「魚釣り」を楽しんできました。 そうした経験を積んできましたが、その中でも好きな釣りはアジングとエギングです。 皆さんもご存じかと思いますが、アジングといえば1g前後の軽量ジグヘッドを使用し、繊細なロッドと極細のラインを使用しワームをアクションさせることでアジを釣る釣法です。 ここ能登半島でもアジングを楽しめます。 アジのアタリを穂先で瞬時にキャッチし、アワセを決める。アジの心地よい引きを味わいながらランディング!非常にゲーム性の高い釣りです。 能登半島はポイントの数が多いのでランガンをして活性の高いアジを獲っていくので、飽き性の僕でも飽きることなく釣りを楽しめます。 しかもアジのアベレージサイズも比較的大きく、30cmを超える「尺アジ」もよく釣れています。 ※能登の穴水で釣れるアジは地元の人に「金アジ」の愛称で親しまれ、体高が太いのが特徴です。 次に、エギングのメインターゲットになるアオリイカですが、ここでも能登半島の突き出た地形が恩恵をもたらします。 秋のエギングシーズンには孵化したアオリイカが順次南下していくのですが、能登半島東側の富山湾から能登半島までがアオリイカをせき止める天然の生簀となり、アオリイカの南下を妨げます。 そのため大量のアオリイカが能登半島付近に滞留します。これが能登半島が「エギングの聖地」といわれる理由です。 そして、船から狙うティップランエギングでは1人100杯以上の釣果、陸からの釣りでもハイシーズンには80杯以上の釣果が見込めるなど、能登のアオリイカのポテンシャルは全国的にも非常に高いです。 釣りもの別年間スケジュール ここで僕の釣り物別の年間スケジュールを公開します。 アジ・・・1年中 メバル・・・12月~4月 アオリイカ・・・4~5月、8月~11月 ヤリイカ・・・12月~3月 アカイカ・・・6月~8月 マダイ・・・4月~9月 クロダイ(トップ)・・・7月~9月 タケノコメバル・・・4月~6月 キス・・・7月~8月 ブリ・・・4月~6月、11月~12月 カワハギ・・・11月~2月 シーバス・・・10月~1月 これにブラックバス釣りや筏釣りが入るなど・・・ さすがは魚影が濃い能登!と言いたくはなりますが、自分の「広く浅く」の釣りスタイルだと次々にいろんな釣り手を出しますので専用竿だけが増えていきます(笑) 心と体が休まる月は一つもありません(笑) でも僕は満足してます。 理由はもちろん釣りが好きだからです。 釣りをしていると悩み事や嫌なことを忘れさせてくれます。 めっちゃ細い釣りの糸1本を通して自分の住んでいる陸上の世界と、自分が住めない水中世界が繋がっていると思うと釣りとはとても神秘的かつ興奮的なものかと実感しますね。 まとめ ここ最近は「1匹の価値」を求めて釣りをしています。 「1匹の価値」とは、魚を釣るために自分自身で考え、積み上げられた考察のロジックの上で1匹の魚を釣る。 これは自分にとって最高の結果であり、今後の釣りの上達に繋がる宝物になる。他人から見れば1匹でも自分にとっては1匹以上の価値がある。 1匹の価値を最大限まで向上するという考え方です。 簡単に言うと「なぜ釣れたか」を説明できるかどうかってことですね。 ただし、これには正解も不正解もないと思いますし、アングラーさんの数だけいろんな答えがあって当然です。 自分なりの考え方になりますが、ただ無意識に釣りをするよりはこのほうが何倍も楽しいです。 以上、能登半島の魅力と僕について紹介させていただきました。1年間、釣りの魅力を世間にアピールできるよう頑張っていきます。 応援よろしくお願いします。 編集後記 初回は「釣りするげん@パーシー」さんよりご寄稿いただきました。 筆者は関東在住のため、能登半島は相当ハードルが高い地域となりますが、聖地にしか感じられません。ぜひ行ってみたいものです。 また、2019年10月より、石川県の釣りの魅力を発信するYouTubeチャンネル「釣りするげん」を開設されています。 後段の「一匹の価値」の考察は、釣りするげんさんのYouTubeチャンネルやブログでも紹介されていますので興味のある方はぜひご覧ください。 不定期となりますが、引き続き、マイスターたちを紹介していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 #{snippet[34]}
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