ラインの号数とポンド!釣りの基礎知識〜ラインの単位〜

2020年05月07日 更新 釣りの基本

ラインの号数とポンド!釣りの基礎知識〜ラインの単位〜

こんにちわ、ANGLERS藤井です。
まずはじめに今回の【ライン】の話は1回で説明できないぐらいの容量を持っていますので全部で何回になるのかわかりません。
よって今回は触りだけ話します。そのぐらい奥が深くて、少しややこしい話です。

ちなみにラインの規格等はメーカーによっても変わる話なので、頭の片隅にでも置いてください。

ラインの表示方法

2020/5月現在、ラインには多くの種類があります。
一昔前は、ナイロンラインとフロロラインが主流でしたが、PEラインやエステルラインなどが開発されてから用途に合わせて使用できるようになりました。

ブラックバスをメインに釣っていたときは主にフロロラインとPEラインを使っていて、ナイロンはトップ系にしか使っていませんでした。
今は9割9分PEラインを使用しています。
渓流だろうがハタゲームだろうがGTだろうが、すべてPEです。

そのぐらいPEばかり使用していますが、そのラインには強度というものがあります。
その強さの表現の仕方が何種類かあるため、その話からします。

号(ごう)

PEラインの強さの表現では一般的に号で表現することが多いです。
0.5号とか0.6号、1号だったり2号だったり。

号とは実際は強さの表現ではなく、ラインの直径の表現方法です。
詳しくは下の図を御覧ください。

例えば、1号ならばラインの断面図における直径は0.165mm、6号なら0.405mmの太さになります。

号数が大きくなればもちろん太くなるわけで、結果として切れにくくなるためラインの強さの言い方を号数で表現することが多いです。

例えば、僕の渓流タックルは0.5号が基本です。GTは6号から8号。ショアジギは1.5号から2号なんかを使っています。

lb(ポンド)

フロロラインを使用していたときは、lb(ポンド)をメインに使用していました。

ベイトリールで巻くときは12lb、テキサス打つときは16か20lbという具合に。

ただね、このlb(ポンド)は号数と違いまして強度になります。

この強度は、指定の重さ、までは切れないのではなく、この重さに達すると必ず切れるらしいです。
らしいですというのは、すべてを検証したわけではありませんので、このような言い方しかできません。

そもそも表示が違う

号数とlb(ポンド)の表示でわかってもらったかと思いますが、そもそも考え方が違います。

号数表記に関しては、ラインの太さのことを言っているのに対して、lb表記に関しては耐えれない重さを表示しています。

つまりは、それぞれ基準にしていることが違うということ。

これは僕の主観にはなりますが、釣り人はPEラインは号数で話す傾向にあります。
フロロラインやナイロンラインについては、lb(ポンド)で話す傾向にあります。

実際は全然違う考え方の話ではありますが、それで通じてしまうのはlb(ポンド)には大体の標準直径が存在していて、おおよその目安になる太さがあるからです。

1号=4lb?

今回の話、ここが厄介なんですよ。
先程も話しましたが、号数とlb(ポンド)の表示は、全然考え方が違うと話しましたよね。

つまり、この2つを同じ土俵で話さないほうが良いと思うんです。

だがしかし、lb(ポンド)については標準の太さが指定されていると話しました。
つまり、ある程度の太さでイコールで結べるのではないかと。

これが、1号=4lbなんです。
僕は20年ほど前、この内容で覚えました。
1号=4lb、2号=8lb、5号=20lb、10号=40lbだと。

これは、20年前のほぼナイロンがメインのときの話。
そもそもPEなんてなかったですしね。

1号≠4lb?

1号って4lbではないの?
答えは『4lbのものもあれば、4lbではないものもある。』が正解になります。

まず大前提としてこの話は、ナイロンラインやフロロラインでの話です。
メーカーさんの努力のおかげで1号の太さで4lb以上の強度を持つものがたくさん出回るようになりました。

よって、『4lbのものもあれば、4lbではないものもある。』という言い方になりました。

最後になりますが、すべてのラインにおいて1号=4lbではありませんが、おおよその話で1号=4lbで覚えておいて問題ないと思います。
もし商品を購入する際に、1号で4lb以上であれば、そのラインは強いなと思えばいいし、1号で3lbしかない場合は他に素晴らしいメリットがあるはずです。(たぶん)

ラインを買う際に、少し知識を知っておくと自分の好きなラインに巡り合う可能性があがると思いますよ。

ちなみに、余談ですがPEラインに至っては全くイコールになりません。

もちろん製品によりますが6号で100lb近くあります。
1号4lb計算だと、6号は24lbのはずですよね。
PEラインの強度って本当にすごいと思います。


ANGLERS 藤井
ANGLERSの中で最も釣り好きな人

小学4年生のときにバスフィッシングにどっぷりハマり、大学は滋賀へ。
大学生時代は琵琶湖でずっとバスばかりやっていました。

就職のタイミングで関東にいき、バスからソルトに転身!
今はネイティブトラウトとハタゲーム、GTにハマり中。

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ロッドについて語ろう③
こんにちは、ANGLERS藤井です。僕は30年以上釣りをしてきて今まで100本以上のロッドを買いました。その中のいくつかは中古で買っています。 ほしいロッドがすでに販売していなかったとき、また新古品で格安で売っていたりするとどうしても買ってしまいます。中古ロッドを買うときに少しでもアドバイスになればと思います。 もくじ 中古ロッドは買うな 注意すべき点 ブランクスに傷 その他の見るべき点 #{ad1} 中古ロッドは買うな 初めから結論でもあり、大前提を否定するような入り方ですが、絶対に新品で買いましょう。 一度人の手に渡ったものは保証がなく、また見た目でわからないことも多々あります。その商品を買ってどうなろうが後悔しない人なら良いですが、後悔する可能性が少しでもあるなら基本的に買わないほうがいいです。 僕が中古で買うロッドは 販売中止、生産中止のもの 思い出のあるもの 釣りに使わない どんなことがあっても後悔しない になります。特に思い出のあるものや釣りに使わないものはコレクターとして買う感じですね。釣りには使わず、家にストックしてあります。 注意すべき点 ここまで記載したことが前提で、それでも買いたいときに注意すべき点を記載します。また以下に示すのは原則、自分で触れる環境にないとできません。ネットオークション等で買うと相手の言うことがすべてなので、やめたほうがいいです。 クラック 前回の話で、ガイドの話をしました。ガイドはエポキシという接着剤でとめるのですが、このエポキシは次第に割れてきます。エポキシが割れている状態のことをクラックと言います。 ロッドではなく、ガイドをとめるための接着剤が割れるのでガイドをつけ直せば問題ないのですが、クラックをほったらかしにしておくとガイドが外れたり、結果的にロッドの損傷に繋がります。よってクラックが発生しているロッドを買うとガイド交換前提になります。つまり買わない方が良いです。 ガイドサビ こちらも前回話したようにガイドを構成するフレームは主にステンレスかチタンです。このフレームの部分にサビが発生していたら、ガイドは交換した方がいいです。 よって、そのロッドはガイド交換分高くつきますね。結果、新品の方が安かったりしません? リング割れ はい、こちらも前回話した内容です。ガイドを構成するもうひとつの部品、リング。こちら割れていませんか? リングが割れているとそこを通るラインが切れますので、釣りになりません。よって、ガイドの交換になります。 リングの割れは触ってみれば簡単にわかりますよ。 穂先詰め 調べるときに元ガイドとかは重点的に調べて、問題ないと判断したものが実は穂先が一度折れてるものだった、とかよくあります。 そのロッドのトップガイドが他のガイドと同じものかどうかを調べましょう。もしくはロッドに記載のある長さと同じ長さなのかを調べましょう。 買った後に、少し短かかったなんてもう涙が出ます。(出ないけど)そのロッド、一度折れてるかもしれませんよ。 ブランクスに傷 あえて書かなかったことですが、そもそもブランクス本体に傷があるものはもってのほかです。 ロッドは全体で魚の抵抗を吸収します。傷があればその場所から簡単に折れますよ。絶対に買ってはダメです。 生き別れた弟の形見だったロッドが売られていた状況であれば買ってもいいです。それぐらいありえない。 その他の見るべき点 その他にもグリップの部分のEVAのテカリ具合や、エンドキャップがあるかどうかなどみるべきところはたくさんあります。何度も言いますよ。基本中古は買わないように。買うなら自分の手元で前述した内容を確認して、最悪なにかあっても後悔しないのなら買いましょう。 特に遠征や持ち運びが多いロッドは、新品に見えても一度人の手に渡ったものは、目に見えない傷があったりして一瞬で折れることがあります。つまり、新品で購入しましょう。 #{snippet[3]}
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2020年05月22日 釣りの基本 NEW!
ロッドについて語ろう②
ロッドについて語ろう、第二回目。素人ながらロッドについて語るこの企画、今回はガイドについて語ります。 前回、市販されているロッドの多くは富士工業さんのガイドが付いている話をしましたが、そのガイドってそもそもどんな種類があるのでしょうか。 もくじ ガイドとは フレームの素材 フレームの形 リングの種類 リングはまだまだSiCが主流 ぼやき #{ad1} ガイドとは 前回も話したように、ガイドとはフレームとリングからなります。固定する方法は、トップガイド(ロッドの先端のガイド)以外は、一般的にはスレッドという糸で巻かれた後に、エポキシという接着剤で固定します。 そうして、ブランクスには何個ものガイドがくっつきロッドとなります。 ちなみに個人的にガイドの補修を試みたことがありますが、何回か失敗しています。このことを年間200本近くロッドを補修しているロッドビルダーの人に話したら、「経験で誰でもできるよ」と言われたので積めばできるようになるのでしょう。 ※イシグロさんHPより フレームの素材 フレームの素材は大きく分けて3種類のものが市場に出回っています。 ステンレス 3つの中で最も安価です。多くのガイドフレームに搭載されていて、ミドルクラスのロッドには搭載されている印象です。 防食性も優れていますが、他の2つに比べて重いです。ちなみに防食性とは金属が腐食しないようにすることです。 チタン 軽くて強くて、錆びにくく三拍子揃っていますが、おかげさまで高いです。世の摂理を体現しているかの様です。 ハイエンドなロッドに搭載されているイメージがあります。 カーボン(AGS) めちゃめちゃ軽いです。体感したら誰でもわかるレベルです。またロッドと同じ素材のため感度が良いと言われています。 僕の意見を言うと防食性というか素材自体が少し脆いイメージがあるんですよね。GTやマグロなんかに使われていないのもそのせいかな。 そもそもGTやマグロに感度っていります?ってことなんでしょう。ただ、ビッグゲームはロッド1本400gとか余裕で超えてくるものが多いので、もしこのガイド強度があがれば軽くできるため是非搭載してほしい。期待しています! ※ダイワさんHPより フレームの形 たくさんの形があり、それぞれが釣り方に特化した形になっていると思います。 今回はその形の中でも特に有名なKガイドを説明します。 Kガイド(Kシリーズ) 最近のロッドの主流はこのKガイドではないでしょうか。 富士工業さんの説明には、【キャスト絡みを激減させる糸絡み自動解除フレーム】とあります。PEラインが主流になってきたのでフレームも同じように進化をしているということでしょう。 実際にフレームの形ひとつでガイド絡みなどのトラブルが減ったと思います。特にPEラインが出た当初は2番目や3番目のガイドに特にトラブルが多かった印象があります。 リングの種類 大きく分けて3つあります。多くのガイドは、フレームにこのリングが装着されていてガイドになります。 トルザイト 富士工業さんのリングで最上級に値します。SiCに比べて外径はそのままに内径を大きくしています。結果的にリング自体が薄くなりました。 これは素材の強度が強くなったからできることなんでしょう。SiCのまま薄くすると強度に問題があるからできなかったことをトルザイトにしたら可能になったということでしょうか。結果的に軽量化に成功しています。 またトルザイトリングはSiCに比べラインとの接触面が広いらしいです。つまりラインに接触しやすくなっている。これは感度につながるのでしょう。接触面積が広くなったので感度もよくなったというわけですね。 ※富士工業さんHPより SiC 1番有名なリングです。長い期間たくさんのガイドに使われていてハイエンドやミドルクラスと問わず、大体SiCです。 現在は、マグロやヒラマサなどのビッグゲームにはSiCですし、未だにトルザイトより使われていると思います。 僕の持っているロッドもほぼSiCですし、使っててマジで不便ないです。30年以上釣りをして割れたり、取れたりしたのもSiCですが、未だに3回しかありません。 ※富士工業さんHPより アルコナイト 最も安価でエントリークラスのロッドに使われているイメージです。ダイワさんやシマノさん、メジャークラフトさんのエントリーモデルに実際に使われています。 SiCと比較すると重く、強度が低いです。結果的に安価なイメージそのままですが、実釣に関して問題があるということを聞いたことありません。 リングはまだまだSiCが主流 結果的に日本での1番の主流は未だSiCだと思います。トルザイトリングは感度や軽量になっているとは言え、実際に使わているのはフィネスな釣りであるメバリング、アジング、バスの一部などがメインかと思います。 強度からくる問題と、そもそもそこまでの感度を必要としないからか、マグロやGTなどに使われていません。 またアルコナイトはエントリーモデルに使われているとは言えまだ一部だけ。やはりSiCがなんだかんだ1番汎用性が高いのでしょう。 ぼやき 個人的考えでは、【ロッドは折れるもの】【ガイドは壊れるもの】です。以下の話はこれが前提です。 僕は今までに3回リングを壊した、もしくは無くしたことがあります。その度にガイドを丸々交換しています。 あれ?リングだけなら買ってきて、はめるだけでは?と思う方いるでしょう。初めは僕もそれでいけると思っていました。ただね、はめれないんですよねリング。またリングも単体で売っていないんですよね。 結果、ガイドを丸々交換しないといけません。そうなるとエポキシを炙ってカッターで切って、今ついているガイドを外してから、一からガイドを付けないといけませんよね。なかなかの費用がかかります。工賃+ガイド本体の料金。 そうなるとどう考えるか。自分でやってしまおうと。釣り人って手先が器用だと思っている人が多いからそうなりがち。でもね、冷静になってください。メーカーさんに出すか、釣具店でやってもらったほうが安いし無難だということがわかるんです。 僕はだいたい釣具のイシグロさんにやってもらいます。下の画像、5番目のガイドを直してもらったのですが、まったく違和感なし!しかもその時の料金は約3,000円でした。 材料費を揃えたり、ガイドを買うだけで同等の金額になります。ガイドの交換はメーカーさんや小売店さんに頼みましょう。 #{snippet[3]}
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ロッドについて語ろう①
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FGノットは道具なしで出来たほうが良い。
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FGノットは道具なしで出来たほうが良い。
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