日本3大怪魚である1つ、ビワコオオナマズ。
今回は前半(準備)と後半(釣行)に分けてマガジンを書こうと思います。
まず、僕が公開しているこの情報は間違っている可能性がありますので充分注意してください。
この釣りは情報量が少なく、釣果の実績もそこまで多くないため情報の信憑性が低い可能性があります。
これからビワコオオナマズを釣ってみたいと思っている方はこのマガジンは参考程度に考えてください。
それでは琵琶湖に行く前に僕が何をしたのかをまとめてみたいと思います。
そもそもビワコオオナマズとは
一般的に日本3大怪魚の1つと言われている魚です。
というかデカイナマズです。
最大で120cm、20kgを超えると言われています。
名前の由来通り、琵琶湖及び淀川水系にしか棲んでおらず、琵琶湖における食物連鎖の頂点に立つ生物です。
強い夜行性を示しますが、日中も活発に活動することが確認されています。
魚食性が強く、アユ・ビワマス・フナ類をはじめ、外来種であるブルーギルなどを主な餌にしています。
また、成魚のブラックバスを捕食できる数少ない在来魚でもあります。
※wikipediaより抜粋
とりあえず言えることは大きいこと。
そして、数が少ないこと。
ただ、滋賀県は希少種には入れていますが、絶滅危惧種に指定してないんですよね。
絶滅危惧種に指定するほどの数ではないということでしょうか。
ビワコオオナマズの情報まとめ
僕の出身大学は滋賀県にあり、なんだかんだ6年以上滋賀県に住んでいました。
当時はビワコオオナマズに全く興味がありませんでしたし、一度もビワコオオナマズを釣ったこともありません。
周りに釣った友人もいませんでした。
というかバスにしか興味ありませんでした。
しかし、琵琶湖から離れてバス以外の釣りを初めると不思議と興味が変わり、【琵琶湖にしかいないこと】【最大で1m超えること】など、なんてかっこいい魚なんだと釣りたくなってきました。
そこでまずはビワコオオナマズについて片っ端から調べることにしました。
その際こちらの2名の方のブログは本当に、大変参考になりました。
極めて情報が少ないこの釣りにおいては、必読かと思います。
どちらもタイトルを押すとブログに飛ぶことができます。
調べてわかったこと
調べてわかったこと、もしくは有力な仮説をまとめました。
- 梅雨時期の大潮に産卵する
- 産卵するタイミングで浅瀬に接岸する
- ペアリングしたら絶対に釣れない
- 1匹のオスが1匹のメスに巻き付いて産卵する
- 産んでから50時間ほどで孵化する
- 甲殻類より魚類を捕食する
- (大雨などが降って)水位があがった後は尚良し
必要なタックル
- 最低PE3号以上とリーダー60lb以上(5号ぐらいがベスト ?)
- サイトで釣るならフローティングミノー
- ブレイクで釣るならバイブレーション
すべてが合っているのかどうかはわかりません。
ただ、これらの情報を元に僕らは3日間、釣りをしました。
3日間もあるかと思えば、この釣りは夜釣りが基本のため時間がありません。
そのためブレイクに回遊してくるかどうかわからない魚を狙うより、サイトで釣る方が効率的かなと思いましたので、ひたすら岸際を懐中電灯で照らしました。
この梅雨時期のビワコオオナマズの特性としては下の画像を参考に。
狙うのは③のときになります。
それ以外は釣れないと思ってください。
北湖ビワコオオナマズの難易度
今回の釣行は日本3大怪魚をすべて釣ったことのあるメーカーの方にも参加してもらいました。
その際にこんな興味深い内容を聞きました。
イトウ、ビワコオオナマズ、アカメのすべてを釣ったことあるがビワコオオナマズに関しては2種類あります。
それは、琵琶湖北湖で釣るか北湖以外で釣るか。
北湖のビワコオオナマズは相当難易度が高いらしく、その方も実は北湖では釣ったことがないという。
ちなみに、アカメは1日に14本釣ったことがあるし、イトウも行ければ比較的簡単に釣れるとのこと。
日本3大怪魚の中では『北湖のビワコオオナマズが圧倒的に難易度高い』と。
何をもって難易度とするかの問題がありますが、北湖のビワコオオナマズは難しいことがわかります。
釣りに行く前に、僕はすでに体感しています。
そう、情報が全然出てこないんです!
この時点で難易度は高そうだなとは思っていたのですが、実際にすべて釣ったことのある人にこうやって言われると釣りに行く前に心が折れそうになります。
また、北湖でなければ難易度が下がるということも、言われて初めて知りました。
持ち込んだタックルは
以上のことを踏まえて、用意したタックルは以下の通り。
ロッド | リール | ライン | ルアー |
---|---|---|---|
TULALA:エルホリゾンテ78 | DAIWA:RYOGA1520HL | PE3号+フロロ60lb | TACKLE HOUSE:BKF140 |
SHIMANO:フルスロットルS74ML | SHIMANO:TP XD C5000HG | PE3号+フロロ60lb | オフショアルアー多数 |
タックルハウスのBKF115か140は絶対に持っていった方がいいとのこと。
また、僕は普段使っているオフショア用のルアーを大量に持参しました。
もちろん、バーブレスにして。
一般的な淡水用のルアーより、見慣れていないオフショアの方が反応が良いかも知れないと思ったのが理由です。
具体的にパンプキンとか別注平政、γとか持っていきましたね。
沖のブレイクを攻める場合は、レンジバイブや鉄板系が効くとのことですが今回は使いませんでした。
そもそも時間が限られていたので、回遊してくるのかどうかも怪しい魚を狙うより浅瀬にいる魚を見つけるほうが早いと思ったのと、釣れないとしてもとりあえず目で見てみたかった。
ということで今回は沖はあまり狙いませんでした。
基本は岸際を照らすだけ
ビワコオオナマズは昼間でも行動する魚とはいえ、基本的に夜釣りになります。
僕らは梅雨時期の大潮に琵琶湖に出向き、北湖の岸際を懐中電灯で照らすという行動を合計16時間ほど繰り返しました。
タックルを持たずに、めぼしいところを照らすだけ。
いるかどうかわからない魚をずっと照らすだけ。
車で移動して照らし、移動して照らしを繰り返す。
本当にいるのかさえ、不安になってくるこの釣り。
これこそビワコオオナマズの難易度が恐ろしく高い理由だと実感しました。
それでは釣行編をどうぞ。
ビワコオオナマズに少しでも近づけるように、祈っております。