皆さんはじめまして。とまんと言います。
突然ですが、「推しルアーを語る」シリーズを思い付きで始めることにしてみました。
皆さんそれぞれに大好きなルアー、衝撃を受けたルアー、良い思いをしたルアーなどなど、色々あると思います。
とまんはオッサンなので古いものが多いかもしれませんが、バスルアーはもちろん、ソルトルアーも含めてジャンルに関係なく好きなルアーを語ってみたいと思います。
「うん、うん。」と共感してもらえたり、「自分も試してみよう!」と思ってもらえたり、「自分は違うなぁ」と思ってもらえたり、感じ方は人それぞれだと思いますが、独りよがりにやって参ります。
ラッキークラフト フラッシュミノー80SP
そろそろ暖かい日も増えてきて、バスアングラーはソワソワが始まる季節ですね。
春と聞いて皆さんが真っ先に思い浮かべるルアーのカテゴリーはなんですか?
とまんの場合はミノーです。そう、サスペンドミノー。
で、好きなミノーは色々あるので悩んだのですが、今回はこれにしました。
どうせなら、こういう記事を書くなら季節的にもベストなタイミングでご紹介するのがいいんじゃないかと考えてのチョイスです。
色んな意味で「いいルアーだなぁ。」と思えるルアーなんですが、25年も前に発売されたにも関わらず、今でも普通に店頭に並んでいるロングセラーで、中古市場にも弾数が多く、安く簡単に手に入るというのも選んだ理由です。
フリマアプリを見ても安価でちょくちょく出品されてます。そしてやっぱりすぐ売れるみたいです。
このころにリリースされた国産ルアーは、今でもバッチリ通用するベーシックで良いものが多いです。
まつわるエトセトラ
ラッキークラフトは、現ジャッカル会長の加藤誠二さんがルアーデザイナー、専務として携わる形で1994年に立ち上がりました。このフラッシュミノーは1995年に発売されたので、ラッキークラフトとしてもかなり初期の製品になります。
当時はまだ、とまんは加藤さんのこともよく知らなかったのですが、今になって思うと、「今や押しも押されぬ世界的に有名なルアービルダーが作ったのだから、そりゃ良いルアーに決まってるよな。」って感じです。
リリース直後のジャパンスーパーバスクラシックのウィニングルアーになったと記憶していますが、当時はトーナメントのウィニングルアーになると注目が集まり、実際よく売れる時代でした。
それに加えてラッキークラフト自体がホントに人気が高くて、なかなか思うように買えなかったんです。
フラッシュミノー80は、F(フローティングモデル)とSP(サスペンドモデル)があるのですが、なんとか店頭で見つけてもF(フローティング)しかない。
仕方なくFを買って、フックに糸オモリを巻き付けて瞬間接着剤で固めるというサスペンドチューンをして使ってました。3月のまだ寒い時期に冷たい浴槽に手を突っ込んで、何度も何度も微調整を繰り返してたのは良い思い出です。
シャローならどこでもOK
このフラッシュミノーですがオカッパリで、ボートで、ウェーディングで、また、野池、リザーバー、琵琶湖にとあっちこっちに釣りに行ってた頃、本当にたくさんのバスを釣らせてくれたルアーで、とまんの長いバス歴の中で、数で言えば一番たくさんバスを釣ってるプラグでもあります。
過去の記憶をちょっと辿ってみても、こいつで釣ったバスの数は100匹や200匹ではないです。
何せ、これで釣れる日は一日コレを投げてましたし、一回の釣行で20匹や30匹は普通に釣れましたからね。
小さいのから大きいのまで、サイズを選ばず本当によく釣れます。
スペックは、その名の通り80mmでウェイトは5.3g、レンジは30cmから60cmです。
基本、スピニングタックルでの釣りでラインはフロロ4lb~5lbがベスト。
重心移動搭載でスリムな形状なので、良く飛びます。
レンジは60cmなので、当然使いどころはシャローです。目安としては1m~1.2mぐらい。
野池の護岸周りやアシ際から一段下がったカケアガリ、リザーバーのゴロタエリア、シャローフラット、琵琶湖の浜や漁港などなど、水深が合っていればどんなシチュエーションでも釣れます。
トゥイッチ&ポーズでコン!
具体的な使い方を説明すると、トゥイッチ&ポーズ。ホント、これだけです。
キャストしたら、すぐにトゥイッチ開始。
チョン、ポーズ…チョンチョンチョン、ポーズ…チョンチョン、ポーズ…って感じで、回数に変化をつけて時には強く、時には弱く、トゥイッチを繰り返していると、ポーズ中にコン!と当たります。
これが実に楽しい。
心を無にしてポーズ時に神経を集中させてくださいね。
ポーズ中、ラインが弛んだ状態でアタリをとる釣りなのでフロロを使いましょう。
フロロは自重があるラインなので、たるんでいてもアタリが察知しやすくなりますよ。
春が一番楽しいルアーなので、冒頭で「春と言えば」と書きましたが、ぶっちゃけオールシーズン釣れます。
Fの早巻きや、水面に絡めてのトゥイッチなども組み合わせるとより攻略の幅が広がります。
細身のボディにトリプルフックなのでフッキングもよく、ハマればワームより釣れるときも多くあるので、ハードルアーでバスを釣りたい!って人は一度試してみてください。
そろそろ良い季節です
ミノーは数あるルアーの中でも結果を出しやすいカテゴリーだと思います。
今回話したフラッシュミノー以外にも良いミノーは多いですし、もう少し大きく重めのミノーやロングビルタイプをベイトタックルで使うなど、ステップアップしていくのも楽しいと思います。
いずれにしろ、フラッシュミノーはサスペンドミノーの釣りの何たるかを色々教えてくれるロングセラーであることは間違いないです。
とまんはエリアトラウトでもフラッシュミノー80spでよく釣っています。
そろそろサスペンドミノーが良い時期になりつつあります。
まだ未経験って方は一度試してみてください。
では、また。
10歳の頃、父に連れて行ってもらったフナ釣りをキッカケにどっぷり沼の釣り人生を歩んで40ン年。
バス、雷魚の歴は38年になります。その他、シーバス、エギング、チニング、エリアトラウトなどなど、ルアーは何でも好きです。
運営藤井氏の命を受け、バス釣り関連をメインにマガジンを書かせてもらうことになりました。
役立つ情報をお届けできるよう頑張ってまいります。