2021年もあとわずか。皆様いかがお過ごしでしょうか?
福井県を中心に活動をしています山内山と申します。主にオフショアでのルアーフィッシングをメインに行っており、現在マイボートの船長として日々修行中です。
冬の日本海。この時期になると、時化のためなかなか船が出せません。
そのため、この時期は出れそうな時は出ますが、それ以外は家でコツコツ釣具の整理やメンテナンス、さらに外で仲間とワイワイと船の修理やメンテナンスをして遊ぶのが休日の楽しみとなります。
ということで今回からは、釣具の整理をしつつ、これからオフショアフィッシングを始めようと思っている方に向けて、どのような道具を選べば良いのかを書いていきたいと思います。
専用ロッドを買うべきか?
まず、始めに悩むのが専用ロッドを買うかどうかです。
専用ロッドを使わなくても、硬めのタイラバロッドや、ティップランロッド、汎用性の高いマルチロッドでも楽しめます。
専用ロッドがあるに越したことはないですが、奥様の目が怖くてこれ以上道具が増やせない方や、釣りにお金をなるべくかけたくない人、ゴムボート等の小型船で持ち込める本数に制限があるような場合は、今あるタックルで兼用やマルチロッドをオススメします。
マルチロッドだと、シマノのクロスミッション、ダイワのデッキアクター、ジャッカルのGSWなどがあります。
どのメーカーがいいの?
さて、悩んだ挙げ句やっぱり専用ロッドが欲しいと言うと結論に至った私ですが、次なる悩みはどのメーカーを選ぶかです。
正直これはその人の好みもあると思いますし、お財布事情も関係してきます。
選択肢が多いのはシマノとメジャークラフトです。
シマノはオシアからグラップラーまで、メジャークラフトならジャイアントキリングからソルパラまでたくさんのモデルがあり、価格帯も、下は1万円位からあるので、軍資金が少ない方や、そこまでお金を掛けたくない方にオススメです。
選ぶ際には実際に釣具屋さんに行き、様々なメーカーのロッドを触らせてもらうのが一番です。
店員さんに手伝ってもらい、曲がり具合を確認したり、リールシートの握った感じなど、自分の好みにあった物を選ぶのが良いでしょう。あとはお財布と相談です。
スピニングモデルかベイトモデルのどっち?
次に、悩むのがスピニングモデルにするかベイトモデルかです。
これは使用する状況によって自分がどのような海域で釣りをするかによって決めるといいと思います。
スピニングなら、軽くアンダーキャストが可能なので、浅場を幅広く探るのに優れています。
また、ジャカジャカ巻きもできるため、中層以上での青物にも向いています。
ベイトモデルはキャストしにくいですが、底取りがしやすくスローなアクションに向いている為、少し深場向きです。
ボトム付近のマダイ、根魚、ヒラメに向いていると思います。
それぞれの特徴をふまえて、もし最初の1本で選ぶとしたら、私はオールラウンドで使えるスピニングモデルをオススメします。
ベイトモデルは余裕があれば2本目として購入する事をオススメします。
結論
さて、最初の1本目を選ぶにあたり、色々と悩んだ結果私はこの1本を選びました。
なぜこのロッドを選んだのか。一番は天龍のロッドが1本欲しかった事。これに尽きます(笑)。
あとは、実際に握ってみた時の感覚と、曲げてもらったときの感覚で決めました。
このロッドはバット部にカーボンナノチューブ(C・N・T)が合成されているため、粘りがあるバットに仕上がっています。
またティップにグラスチューブラティップが採用されているため、感度もよく、小さなジグでも操作しやすくなっています。
さらに、ティップからベリーにかけてぐにゃーと曲がるため負荷が分散され、ラインブレイクされにくくなるとのことでした。
使用してみて確かにバランスも良くハマチクラスなら余裕でやり取りができますし、ヒラマサも上げることができました(小マサですが...)。
という訳で、私なりのスーパーライトジギングのタックルの選び方を見ていただきました。
これからSLJを始めたい方の参考に少しでもなれば幸いです。
ライトなタックルを使うSLJは、長時間釣りをしても疲れにくいし、釣れる魚種が広がり本当に楽しいです。
皆さんも是非スーパーライトジギング始めてみてください。正直ハマりますよ(笑)。
生まれも育ちも福井県。子供の頃から地元の川や海で釣りをしてきました。
最近は、オフショアでの釣りに没頭してて、ジギング、キャスティング、タイラバ、イカメタルと幅広く楽しんでいます。
昨年船舶免許も取得して、現在はプレジャーボートの船長見習い中です(笑)。