みなさん、こんにちは!オカッパリangler(^^)です!
日に日に暖かくなってきましたね。私の住んでいる鳥取でも海水温はまだ低いものの、サーフでの釣果も、ちらほら聞かれるようになってきました。
今回は、シーズン開幕に備え、私が日々行っているルアーのメンテナンスと、お気に入りカスタマイズについてご紹介させて頂きます。
ルアーのメンテナンス
まず日々のメンテナンスについてご紹介させて頂きます。
私はルアーボックスの一面を、使用済みルアーの収納場所として確保し、使用済みルアーと使用していないルアーを分けて保管しています。
使用したルアーは、帰宅後ボールにぬるま湯をためて5分程度つけ置き後、ぬるま湯で洗い流していきます。
ワームなど、ゴムやシリコンを使用したルアーに関してはぬるま湯を使用すると劣化が早いため、冷水でさっと洗い流すようにしています。
つけ置き後は、しっかり洗い流します。
スプリットリングやフックに錆が見られるときは都度、新しいリングやフックに交換します。
古くなったリングは定期的に全て交換し、フックについても全てチェック後、針先が鈍ったものは全て新しいフックに交換します。
また、DUOのハウルなどゴムチューブを使用するルアーについては、チューブ内に海水が残りやすく、チューブの中が錆びてしまうことが多いです。
チューブ内のサビや劣化には、DUOの純正チューブを使用するのがベストです。
ただ、釣具屋さんで取り扱いが無い場合はシリコンチューブでも代用可能です。
ちなみに私は、外径5ミリ内径2~3ミリ程度のシリコンチューブを1メートル購入(700円程度)し、必要な長さに切り使用しています。
ハウルに限らず、コアマンのVJなどでフックを固定する際にも使用しています。
ルアーのカスタマイズ
私は、お気に入りのルアーが5種類くらいあるのですが、これらのルアーに関しては何パターンかセッティングを変えて持ち歩いています。
セッティングと言っても、フックサイズやブレードと言った、誰でも変更できるような内容のモノですので少し紹介させて頂きますね。
まずフックについてですが、私はここぞという時に使用する一軍ルアーは購入後に全てのフックを交換しています。
購入時の状態から大きく変更したくない場合はフックサイズ等はそのままで「オーナーばり」のSTX-45ZNに付け替えています。
これを選ぶ理由は、亜鉛メッキが施されており非常に錆びにくい事と、「一点圧縮ロック」と独自の形状で一旦フッキングが決まると本当にバレにくいことです。
数回使用すると、フック自体は黒く変色していきますがフッキング性能は衰えていないので、長く安心して使用することが出来ます。
貫通力にこだわるならGamakatsuがおすすめです。
下記に、私が最も良く使用しているGamakatsuのフックの写真を掲載します。
このフックはGamakatsuのRBと呼ばれるタイプのトレブルフックで軸の部分が他のフックに比べて長い(ロングシャンク)のが特徴です。ロングシャンクを採用することで非常に貫通性能が高く、良型のヒラメの顎でも、なんなく貫通します。
主にリアフックに使用していますが、ロングシャンクが影響してか他のフックに比べると、ルアーアクションに与える影響も大きいためこのフックへ変更するときは、アクションの検証を十分に行いましょう。
こちらのフックはGamakatsuのSPと呼ばれるタイプのトレブルフックで、軸と針先の間が広く取られた形状(ワイドゲイブ)となっています。このため、フッキングの確率はあがります。
このフックは、フロント、ミドル、リアのどの位置にも使いやすく、また、変更時にルアーアクションに与える影響も少ない万能タイプのフックです。
ただ、スピンビームなどフロントフックを背中に背負いやすいルアーに関してはワイドゲイブのSPは向いていない気がします。
ちなみに私は、スピンビームのフロントフックはクローズドゲイブのSTX-45ZNを使用することが多いです。
最後に紹介するフックは、上で紹介したGamakatsuのSPタイプで、かつナノ・スムース・コートが施されたMタイプのトレブルフックとなります。ナノ・スムース・コートとは「PTFE複合表面処理」の事で、テフロンのようにフッ素コートが施されたフック、との事です。
ショートバイトが続き、なかなかフッキングまで持ち込めない時でも、このフックに変更してやると、かなりの確率でキャッチまで持ち込める事が多いです。SPの特徴であるワイドゲイブにナノ・スムース・コートを採用したこのフックは「魚を掛ける」と言う点においては、私の中では最強のフックです。
また、フック自体が細身で、スッと刺さるため、キャッチ後の魚のダメージも少ないため、私のようなリリース主体のアングラーには特におススメです。
ただ、
・自分の手にもスッと刺さってしまうので取扱時は注意が必要であること。
・座布団ヒラメのような大型の魚と強引なやり取りをしてしまうと折れやすい。
以上のことに注意して、このフックを使用するときはロッドとドラグを活かして慎重に取り込みましょう。
上で紹介したものは、どれもポピュラーなトレブルフックです。
調べて行けば、まだまだ沢山のフックがお店には並んでいますので、自分のターゲット魚種や状況に応じて、変更してみると楽しいですよ。
フックカスタムは、予想している以上に釣果に影響する箇所ですから(^^)
また、フックを変更したり、ブレードを装着すると元のルアーアクションは変わってしまうので変更時は注意が必要です。
カスタマイズしたら逆に釣れなくなってしまった。と言う事も珍しくないです。
それでも、私がフックサイズを変更したりブレードを装着するのには理由があります。それは、魚の活性や海の状況は刻一刻と変化しているのだから、ルアーアクションもそれに合わせて少しずつ変更させたモノを用意した方がより選択の幅が広がるのでは!と考えるからです。
たとえば、購入時に装着されていたフックに近いサイズや重量のフックに交換したルアーがレギュラーアクションのスタンダードルアーとすると、スタンダードルアーよりも小さい、または軽量なフックを使用したルアーは、アクションがスタンダードルアーよりもワイドなアクションとなりやすいです。
逆に、スタンダードルアーよりも大きい、または重いフックを使用したルアーは、アクションがスタンダードルアーよりも控えめなアクションとなりやすいです。
フックカスタマイズのポイントは、この微妙なアクションの変化を魚の活性やコンディションに応じて使い分け、 魚のバイトを引き出すことが狙いです。
薄暗いマズメ時や潮替わりの高活性時 ➡ ハイアピールアクションのルアーを選択
ベタ凪や日中の時間帯で魚の警戒心が高そうな時 ➡ 控えめアクション⁺ブレード
ブレードは、フック交換同様ポピュラーなカスタマイズですよね。多くのメーカーから、様々な材質や形状のブレードが発売されてます。
しかし、ブレードに関してはアクションのみならず、キャスト時の飛距離にも、かなり影響を与えてしまうため、フック以上に慎重に変更するようにしています。
ちなみにブレードをリアフックに付けるとアクションはかなり控えめになります。
ですので、装着時は、ルアーアクションとブレード効果のバランスを目視で確認しながらカスタマイズしていきましょう。
塗装がボロボロでフラッシング効果が薄れたルアーでもブレードを装着することで釣果に繋がるケースも多いです
ルアーカラーに応じたカスタマイズ
ヒラメはゴールドやピンクへの反応が良いと聞きますが、私自身が最も使用しているカラーはシルバー系のモノです。
ハードルアーにおいて、最も使用しているカラーはキャンディ系、ホログラムについてはスパンコールと縦ホログラム中心のモノが多いです。
ただ、シルバー系、キャンディ系のナチュラルカラーは朝マズメや夕マズメ時はアピールが弱いため、上で紹介したように、フックを軽量のもに変更したり、アクションに影響を与えにくい小さめのブレードを使用しフラッシング効果を付け加えたりしています。
ちなみにメッキ系、ウェーブ系ホログラムのルアーは一見派手に見えますが、実は、控えめアピールのホログラムに分類されるようです。
写真上のぶっ飛び君のピンクウェーブは、最も良く使用するルアーの一つですが、晴天時の日中でも魚の反応が非常に良いルアーです。
写真のように少し小さめのブレードをリアフックにプラスしてやると、アクションは抑えめになりますが、その代わりにブレードのヒラヒラ効果が加わり喰い渋っている魚が口を使ってくれることも多いです。
逆に、写真下のウェッジ95Sゴールド系のウェーブカラーに関しては、ゴールドとオレンジと既にアピール力十分なカラーであるためか、ブレード装着時も反応に変化がない事が多いためノーマルのまま使用しています。
私のルアーボックス
これが私のルアーボックスです。
使用ルアーは状況に応じて内容が変わるので、ルアーの種類はあまり参考にならないかもしれませんm(__)m
実際持ち運ぶ時は、移動中にフックが鈍らないよう下の写真のように緩衝材等(私はスポンジを使用)を挟んでいます。
ソゲ(40センチ未満のヒラメ)や50センチ未満のマゴチは、少々フックが鈍っていても顎を貫通してくれるのですが、良型のヒラメやマゴチは顎も硬く、鈍った針先では中々顎を貫通してくれません。
せっかくフックに拘っても、移動時に針先が鈍ってバラシが連発してしまっては悲しいですよね。
輪ゴムによるフック固定(購入時に着いていたゴムは取っておきましょう(^^))
メタルジグは鉛の材質が多く、ワームや樹脂のルアーよりも針先が鈍りやすいです。
私は、フックカバーを装着したうえでスポンジなどの緩衝材を配置しています。
ワームやプラスチック樹脂のルアーに関しては、フックの鈍りにはそこまで気を使う必要はないと思いますが、塗装が剥げてしまっては勿体ないので同様に緩衝材を挟んでます。
最後に
今回は、私のルアーのメンテナンスやカスタマイズを中心に記載させて頂きました。
少し時間があれば、自宅でも十分出来る内容ですので、ぜひ、みなさんも試してみてくださいね。
実際にサーフで使用してみると、飛距離が出なかったり、思った通りにルアーがアクションしないことも多々あると思います。
私も、キャストした半分はエビってしまったり。。。と言う事も多々ありますがあれこれ手を加えてやったルアーが釣果へ結び付いた時の喜びはひとしおです。
ノーバイトで終わった時も、その日のルアーの飛距離やアクションを分析して、自分の理想に近づけるために試行錯誤を重ねていく過程も、また楽しいモノですよ!
フラットフィッシュをターゲットとしたサーフゲームにハマっています🎣
通勤時間前後を利用した短時間勝負が多いですが、少しの時間でもサーフで竿が振れるだけで幸せです(^^♪
ヒラメは、いつも釣れるとは限らない魚ですが、一枚でも多くのヒラメと出逢えるよう、日々試行錯誤中です🐡