皆さん!毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
主にオフショアでのルアーフィッシングをメインに行っており、現在マイボートの船長として日々修行中です。
さて、今回は先日猛暑日の中、真夏のタイラバゲームに行ってきましたので少し書いてみたいと思います。
真夏にもマダイは釣れるのか?
マダイ釣りのシーズンといえば、皆さんはどの季節を想像されるでしょうか?
ほとんどの人がノッコミの季節である春を想像すると思います。私の地元の海域でも、4〜6月にタイラバやジギング、完全フカセ等沢山の船が出ます(フカセは5月1日解禁)。
ノッコミが終わり7月になるとマダイ釣りは落ち着き、大型青物狙いのジギングやイカメタルにシフトしています。
皆が狙わなくなるということは、夏はマダイが釣れないのかと思うかもしれませんが、夏でも十分マダイ釣りを楽しむことができます。
ただ、ノッコミのシーズンと少し狙い方が違います。今日は夏のマダイのディープな攻略法を書いていきます。
タックル紹介
ここでは私の地元福井の海域でマダイを狙うタックルを紹介します。
ロッドは各社様々な物が出ていますが、なるべく重めのウエイトが使える物を選びます。
『紅牙 X 69XHB-S』は、最大300gまで扱えるロッドで、大鯛や想定以上の青物と真っ向勝負できるのでおすすめです。
スパイラルガイドが採用されているので、ライントラブルが少ないのもグッドです👍
リールはカウンター付きのベイトリールがオススメで、できればハイギアをオススメしています。
10mごとに鳴るアラーム音・巻き上げ速度表示に加え、新たに落下速度表示も追加された『紅牙 IC 150H』がおすすめです。
PEラインは0.8〜1号で最低でも300m以上巻いてください。
おすすめは、視認性の良い『タナトル 8』です。
10m間隔で5色のパターン、更に1mと5m置きにピッチマーキングされているので、ラインの色だけでレンジが分かり易いくなっています。
リーダーはフロロの4号〜5号の物を使います。
タイラバは150gを中心に最大300gまで幅広く準備しておきます。
ネクタイとスカートはその日によってパターンが変わりますので、オレンジ、チャート、ブラックの他に蛍光もあるといいと思います。
フックは特に指定はありませんが、刺さりの良い新しいものを使いましょう。
『タナトル 8』
夏の海でマダイを探すには
タックルを見て、皆さんご理解いただけたのではないでしょうか。
そうです!夏のマダイはディープエリアにいます。
ノッコミのシーズンは産卵のために浅場に寄ってきますが、それ以外の時期は水深90mより深い海域よくにいます。
なので、潮の状況によってはタイラバのヘッドも300gまで用意しなければならないし、PEも200mでは足りなくなる事もあります。
ハイギアのリールを選ぶのも、200m程出た仕掛けを回収しなければならないからです。
さて、今回は三国港を出港して水深およそ96mラインにやってきました。何故この海域を選んだかというと、この辺ではキダイがよく釣れるからです。
キダイがいる所にはマダイもいると言われているようで、マダイを探す手掛かりの1つです。実際にこの日もボトム付近でキダイがよく釣れておりました。
その時です、ボトムから少し上で明らかにキダイとは違う引きで、ドラグが出てリールが巻けません。
上がってきたのは夏のマダイでした。
しばらく続けるとまた来ました。
今度はボトムから30メートル位上げたところで食ってきました。
マダイはキダイの上の層にいるのでしょうか?なんとか夏マダイ攻略です!
夏のマダイは美味しくないは本当か?
色々な方面からですが、夏のタイはあまり美味しくないと言う話をよく耳にします。果たして本当にそうなのか…。
ここからは個人的な意見です。
福井の夏のタイはケンサキイカを食べているのではないかと思います。なので、基本的には美味しくなるはずなのです。
何故美味しくないと言われるのかと言うと、夏は気温が高く、魚の鮮度保持が難しい事が原因だと思います。
活〆や血抜きに加えて、きちんと冷やすことが出来れば美味しく食べることができると思います。
おわりに
今回は夏のマダイをディープエリアで狙ってみました。
夏の海は暑くて少々過酷ですが、100m以上の深さで魚が掛かった時の驚きと、魚を釣り上げたときの喜びはまた格別です。
皆様も機会がありましたらチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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