ロック大好きロッカーヌマケンです。
冬の寒さも和らぎナイトロックも何とか耐えられる季節となってきました。
でも、ココ最近良いサイズのロックフィッシュを釣っていません。。。寂しい。。。
狙った魚種を釣るのは本当に難しいと感じている今日この頃、今回はロックフィッシングにおける外道達を紹介します。
特に私のホームである宮城でロックフィッシュを狙うとどんな外道達が釣れてしまうのか。。。
外道とは言えかわいいお魚達。外道と言う言葉自体があまり良くありませんね。
今回は外道様と呼ばせて頂きます。
城のボトムにはどんな外道様が居るのか興味がある方は読んでみてください。
(北海道編は釣り仲間の闇夜乃皇帝さんがマガジン提載していますのでこちらのリンクからご覧下さい)
まずは、こちら、外道様たちのシルエットとヒントを載せておきます。
通な方には簡単すぎる問題かも知れません。あなたは何個分かるかな?
全てを食い尽くす外道様-回答:『フグ』
全国各地で外道扱いのフグ。。。やはり宮城でも外道としてクサフグ、ヒガンフグがよく釣れます。特に暖かくなってきた夏場から冬到来までの日中、そうしたフグがよく釣れます。
さらにはフグしか釣れない日だってあります。
毎投ワームがズタズタになり私のような、お小遣い制の貧乏アングラーには辛い相手になります。
それでも憎んではいけません。
よく見ると愛嬌のある可愛い膨れっ面。癒される。。。
釣れたフグを堤防の上に放置して命を奪う、良識の無いアングラーもたまに見かけます。
『外道』であるかも知れませんが、釣れた魚は『敵』ではありません。
生き物の命を奪うという事に対して、もう少し真剣に考えていきたいですね。
釣れてうれしい外道様-回答:ヒラメ
ロックフィッシング、特に真夏にナイトロックをやっているとかかることがたまにあります。漁港で、しかも結構なビッグサイズです(笑)
スイミング中に50~60cmのヒラメがアタックしてくるのです。
漁港の灯りに集まったベイトを狙って漁港に入ってくるんですね。明暗の区切れに潜んでいてアングラーを驚かせる忍者のようです。
でも、かかった瞬間にロックフィッシュではないとすぐわかる独特の重み。。。
あまり引かないけど防波堤の抜き上げはスリル満点(ちゃんとタモ入れしましょうね(笑))
外道様とはいえ、これほどかかって嬉しい・食べて美味しい魚は他に無いんじゃあないかな。
今年もお待ちしております。
根掛かり?NO外道様です-回答:タコ
リフト&フォール。。。リフ。。。んっ?動かない。。。根がかりか???
本当にそうでしょうか?
宮城では、夏場から秋にかけてマダコが甲殻類を捕食しに接岸してきます。ここ近年大量発生していて毎年大漁で漁師さんは大喜びです。
『甲殻類を捕食?』それは私のホッグ系ワーム(笑)
ロックフィッシュ狙いのワームはマダコにとって最高のターゲットベイトになってしまいます。
根掛かりか?と思っても焦らずにラインの張り、動きを慎重に見極めると、実はタコが掛かっていた!と言うのは良くある話。
簡単な見極め方はラインに軽くテンションをかけた状態でしばし待つ。タコの場合は徐々に引き込まれていきます。それも半端ない強さで(笑)
ちなみに根に張り付いたタコと綱引きしてもロックロッドではとてもたちうち出来ません。
そんな時はテンションを緩めてしばし放置し警戒心を解く、その後一気に抜き上げる、ダメなら本当の根掛かりと思って諦めましょう。
そして、こちらではミズダコも泳いでたりします、もしも相手がミズダコなら体長1mを超えるサイズ!100%勝ち目なし(笑)
また、ホッグ系以外でもメタルジグでマダコを釣った方もいます。。。真夏のタコは食欲旺盛だなぁ。
ちなみに宮城では9月までマダコの禁漁期間になっていますので誤って釣ってしまった方は潔くリリースしましょう!
引きが強烈な外道様-回答:クロアナゴ
このクロアナゴ、ボトムが砂地の漁港でたまにかかります。
匂い・味付きワームを長めにステイしてると。。。
ゴンッ!ゴゴゴッ!ズドンッ。ズカンッ(伝わらなさそうだな(笑))
引きはかなり強烈!猛烈!支離滅裂!
サイズは1m超、太さは人の手首を超える魚が暴れるので、さすがにビックリします!魚体全体で抗ってくるのでロッドが折れるんじゃないかと思える壮絶なバトルになります。
食味はあまり良くないですが、それは私の腕が悪いのかも。誰か美味く料理するレシピ教えてください!
ちなみに私は74cmのクロアナゴしか釣ったことありません...それでも相当引きました。
その時は勘違いして超凶暴な50upアイナメだと思って『アイナメだぁ~』と叫んでバトルしてました。
でも陸に上げてビックリ!この恥ずかしい思い出は一生忘れません。
ロッドを地面に置いてやりとりしてたりすると間違いなく海中に持っていかれてしまうので要注意です⚠️⚠️⚠️
キモかわいい外道様-回答:エゾイソアイナメ
待ってました(だれが?)
みんなのアイドル、『ドンコ』『ドンちゃん』ことエゾイソアイナメです。
アイナメと言う名称が付いていますが実際はタラの仲間、もちろん大変美味しい魚です!
しかし深海魚のような見た目と紫がかった色味のせいでグロテスクだという人が周りには多いです。
でもキモかわいい。。。そう!キモ!この魚は肝が美味いんです。ナメロウにして肝と一緒に叩いて食べても良いし、鍋にしても美味しい魚。宮城では一部の地域で郷土料理としてありがたがられています。
私は。。。とりあえずリリースですかね(笑)
このドンちゃん、渋い時の癒しとでも言いましょうか。まぁよく釣れる。海水温が下がり、魚があまり釣れなくなる2月3月でも釣れる。。。釣り仲間内ではドンちゃん大会と称して毎年サイズを競っています。
ちなみにドンちゃんのシッポが何故あんなに小さいのか、知っている方いたら教えてください。気になって夜も眠れません。
我が生涯、釣果に外道なし
ここまでロックフィッシュを狙う上で釣れてしまう外道について書いてきました。。。が、私にとってはどんな魚でも釣れてくれる魚様は神様、まさに全てが主役です。
そもそも魚種を釣り絞るほどの腕は持ち合わせていませんし、外道と言う言葉はプロフェッショナルな方たちが使う言葉なのかなと思います。
でも、自分はこの魚種しか釣らない!って狙って釣りをしているアングラーが誤って今回紹介したような魚を釣ってしまったら...
それは間違いなく外道です(笑)
私のような新米アングラーにも、いつかそんな日が来るのかな。
とにかく釣りとは楽しくあるもの、日々遊んでくれる魚達に感謝を忘れないようにしたいものですね。
今年もたくさんの魚種と遊ぶぞ!
ロック大好き2年生アングラー。
令和と共にはじめた釣りにどハマりし、現在はロックの聖地【金華山】にて50upベッコウに出会うべく防波堤・磯場で修行中です。生涯釣果に外道なし❗
Age:39/《FISHING TEAM DARKNESS》所属/《東北宮城の釣り基地外クラブ》所属