最近、今までに釣りをしたことない人をアテンドすることが多いアングラーズ藤井です。
先日も釣りをしてみたいという友人を海に連れ回したのですが、そのときにある質問をされました。
考えたことがなかったので、考えてみることにします。
どんな人が釣りが上手いの?
釣り業界で働いていると、釣りがうまい人とたくさん出会います。
一緒に釣りに行って同じ場所で同じことをしているのに、なぜか釣果に差がでます。
そんなときは、『この人は魚に愛されているんだな』という感じに独自解釈をして終わります。
ただ、先日釣りを初めてする人にこんなことを聞かれました。
『釣りがうまい人ってどんな人なん?』
うーん。。。究極の質問だな。
そもそもうまいって何だろ。
カワハギ釣りが上手い人にバスフィッシングさせてもうまいかどうかはわからない。
1日に1,000匹のワカサギを釣る人が全部の釣りがうまいとは限らない。
うまいの定義がわからなかったので、その時は良い答えが思いつきませんでした。
釣りが上手い人の特徴は
まずはじめに、僕の周りの上手い人を思い浮かべてみました。
僕はバスもやりますし、シーバスもします。
サーフもするし、マグロもGTもします。
渓流もしますし、ティップランもやります。
それぞれに先生がいます。
僕より100倍うまい先生がいます。
だいたい先生から釣りを教わりました。
その人達の特徴を上げてみました。
が、もちろん一貫性、共通点なんかはありません。
僕の先生達は、年齢も違えばもちろん性格も違います。
共通点はないかと思いましたが、1点だけ気になるところがありました。
みんなロッドを振るスピードが早い
全員かどうかはわかりませんが、僕の先生方はロッドを振る速度が他の人より早い気がします。
何ていうか音が違うんです。
キャスト時のロッドから鳴る音が違うんです。
その点から考えると、もしかしたら野球経験者や剣道経験者が何名かいるのかもしれません。
特に剣道は釣りを上手くするのでは?と勝手に解釈してみたり。
センスとかはわからない
多分ですけど、僕に質問した友人は『何をやれば釣りが上手くなるか』ではなく、『自分に釣りのセンスはあるのか』を聞いてきたんだと思うんですよね。
前者の答えとしては、『なるべくたくさん釣りに行くこと』もしくは『釣りを好きになること』だと思うんですが、後者の場合はわからない。
そもそもセンスとか、釣りをたくさんしてたら身につくのかと思ってたりします。
それはもうセンスというか、経験に基づく感覚と言ったほうが正しいのかもしれないけど。
どちらにせよ、そこまで釣りにセンスは要らないと思うんですよね。
だって、釣りって競うものではなく楽しむものでしょう。
一部の人は競技としての釣りをやっているので、すべてがそうではありません。
ただ、釣り人の99%は楽しむことを目的とすればいいと思います。
答えのない釣り、だからこそ面白い。
ライバルは誰かではなく、自然もしくは自分で良い。
客観的な結論は
すみません、少し脱線しました。
それで、客観的にどんな人が釣りが上手いかを考えた結論ですが、
『握力がある人』
だと僕は思いました。
僕の周りの釣りが上手い人は、ほぼ全員、握力が強いです。
『強い』っていう抽象的な言葉を具体的に言うと、『握力が60以上はある人』が僕が思う釣りが上手い人の特徴です。
僕が思う先生は、(知らんけど)みんな60あると思います。(テキトー)
次に、同じ質問をされたら僕はそう答えるだろうな。
例外ありまくりです
語弊があると思うので、補足しますけど『握力が60ないと釣りが下手』とは言っていません。
あくまでも釣りが上手い人には握力が強い人が多い。ただ、それだけです。
さぁ、そこのあなた。
まだ釣りをしたことなくて握力が60以上あれば、是非釣りをやってみましょうか。
すぐにうまくなるかもしれませんよ。
あ、握力60って、最低でも片手で60kg出せる人ですからね。
僕の中で握力は、釣りにおいてかなり大事なステータスです。
最後ですけど、僕は海にタックル(ロッド、リール、ルアーまるごと)を2回奉納しています。
僕には握力はありません。では!