みなさんはじめまして!とある水族館で飼育員をしているかつ兄です。
釣りは4歳から始め、魚好きが高じて飼育員になりました。休みやちょっとした時間があればだいたい水辺にいる典型的な釣りバカです。色々な釣りをやりますが今回は船に乗ったオフショアでのジギングについて魅力や釣り方をお伝えできればと思います。
オフショアジギングの魅力
オフショアジギングの魅力はなんといっても釣れる確率と大物に出会える確率が高い!ことです。
僕は陸からもジギングをやるのですが、魚の群れが回遊してくるまでひたすらキャストし続けたり浜を永遠と歩き回ったりする1日で帰路はヘトヘトに。。。
しかしオフショアでは船頭さんが魚のいるところまで連れて行ってくれるので歩き回ったり魚が来るまで我慢の釣りをしなくて済みます。
また陸に近寄りづらい大物も沖にはいっぱいいます。夢がありますよね?!
釣れる魚種も豊富でブリ、サワラ、ヒラメ、マダイと美味しい魚が盛り沢山!
2021初釣りで釣れたブリ。引きが強烈でシビれました!
思ったより敷居は低い
「乗り合い船とか周りに迷惑かけないかな?」「どの船に乗ったらいいの?」「道具が高そう」「船酔い大丈夫かな?」等々、はじめての方は不安がいっぱいあるかもしれません。
僕はそうでした。。。(笑)
オマツリして怒られたり船独自のルールとかあるのかな?などなど、さぁ明日はいっぱい釣るぞ〜!という期待も含め緊張で前日寝れませんでした(汗)
しかし当日はそんな不安も無用で初心者の人は船頭さんがサポートしてくれたり、オマツリしにくい場所に釣り座を構えさせてくれます。
また大体一緒に乗ってる方は初心者ということを分かってくれますのでオマツリしても怒りませんし、釣り方を教えてくれたりでなんやかんや仲良くなり楽しい初乗合い船デビューになりました。
次に乗る船選びですが今は便利な時代です。ネットで「行かれる地名」「ジギング船」と検索すれば大体出てきます。
沢山ジギング船がある場所なんかだと口コミサイトもあるほどです。
またほとんどの船宿さんはHPやブログがあるので釣果情報や自己紹介など選ぶ際に参考にして頂けたらと思います。
そして道具ですが、自分で用意できるに越したことはありませんが、初期投資を抑えたい方はレンタル制度があります。大体の船宿さんは竿とリールを2000〜5000円程度で貸してくれます(要予約)。
ルアーとリーダーは消耗品になるのでご自分で準備してくださいね。
船酔いに関してですが前日よく寝ることが大前提ですが酔い止めの携行をオススメします。
天気予報やアプリなどで釣行日の天気と波を調べ、少し荒れそうなら寝る前に一錠、乗船前に一錠服用でよく船酔いになっていた友人はこの方法で酔わなくなりました(用法用量は守ってくださいね(笑)
僕はよっぽど荒れてない限り酔わないのですが、万が一酔って釣りが出来なくなったら哀しいのでお守りみたいな感覚で飲んでます。
僕はアネロンを使っています。マジで効く!
他の注意点と言えば以下二つ。
寝坊、遅刻しない!
水分は多めに持っていく!
です。それぞれ説明しますね。
寝坊、遅刻しない!
これは言わずもがな他人が乗ります。
寝坊すると出船が遅れたりキャンセル料かかってロクなことありません。。。
一度だけ前日仕事で潜水作業が沢山入り、クタクタになりながら帰宅して次の日起きたら昼でした(泣)
いつも乗っていることに加え僕の事情も知っている船長だったので笑って許してくれましたがもちろんキャンセル料は100%でお支払いさせて頂きました(号泣)
水分は多めに持っていく!
また水分は多めに持っていきましょう!
陸から遠く離れた場所に行くので途中下船は基本ありません。いつもスポーツドリンク2L、お茶2L、コーラ500ml(コーラが好きなだけ)を持って行ってます。
行きは水分と氷で満タン、帰りは魚で満タンのクーラーボックスを持って帰りましょうね!
魚が釣れれば船頭さんが記念日撮影してくれます。
道具について
さて道具についてですがレンタルする前提で話をすすめますので竿、リールに関しては少し長くなるので次回に詳しい話をしたいと思います。
使うルアーに関してですが、ジギングはメタルジグ(以下ジグ)というルアーを使います。
ジグの材質には鉛、タングステン、アルミ、錫、鉄が主流です。特性や使い方、値段を語りだすとキリがないのでこれもまたの機会に。。。
重さや形、色など沢山あり悩みますが乗る船宿に予約する際に、いまどんなジグが釣れているか聞くと丁寧に教えてくれるので聞いてみてください。
僕は大体80g 〜200gをメインに揃えており、その時期に回ってくるベイト(餌になっている魚)の色や形によって使い分けています。
下記は僕の主力ジグの1部です。
こちらが鉄ジグ。
こちらがタングステンジグです。
色や形、重さも様々です。凝り始めると荷物は重くなり財布はみるみるうちに軽くなる。。。(泣)
魚の誘い方・釣り方
誘い方は地方や場所により色々なジグの動かし方がありますが基本的な誘い方は「ワンピッチジャーク」という動かし方です。
ワンピッチジャークは竿を一回しゃくり、リールを一巻きするジギングの基本的な動作です。
基本的に底まで落とすか魚がいる層の10〜20m下までジグを落とし誘っていきます。
基本の誘い方ですが動きを早くしたり遅くしたり、竿の上げ幅を変えたりと少しの変化を与えるだけでも釣果が変わってくるので色々試してみてください。
周りで沢山釣れている方の誘い方を真似するのも勉強になり良いかと思います。
あとは魚がかかるまでひたすら繰り返しです。魚が掛かったら頑張って巻き上げてくるだけ!
魚とのやり取りはポンピングせずにリールゴリ巻で上げて来ましょう。
竿を無理に上げすぎるとバラシやすくなったり、最悪竿が折れる原因になります。水平もしくは少し下げ気味でリールでやり取りすることがコツです。
どうでしたでしょうか?
オフショアジギングについてざっくりですがご紹介させて頂きました。
詳しい釣り方や道具はまたの機会に掲載できればと思います。
一日筋トレのような少々ハードな釣りにはなりますが魚の引きと美味しさが魅力的なオフショアジギング。
これから夏真っ盛りの青物シーズン到来、みなさんも元気いっぱいな魚の引きを一度体験したらハマること間違いなしですよ〜!!
とある水族館で飼育員をしているかつ兄です。
釣りは4歳から始め魚好きが高じて飼育員になりました。
休みやちょっとした時間があればだいたい水辺にいる典型的な釣りバカです。
基本ルアーがメインでジギング、キャスティング、エギングをよくやります。