中年よ大使を抱け
釣り歴 4年
投稿日時:2021年05月04日 20:06
総合
★★★★★
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1
使いやすさ
★★★★★
★★★★★
2
トラブルの少なさ
★★★★★
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1
コスパ
★★★★★
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3

■用途
バス、トラウトといった80年代初頭、日本のルアーフィッシング用。

1982年、日本製リールの躍進を決定づけたリールと言えるだろう。
当時遠心力ブレーキしか市場になかったベイトキャスティングリールは、子供が扱うには難物であり憧れだった。
特にシマノ、ダイワ、リョービといった国産リールはレベルワインダー固定式構造としたため、バックラッシュに悩まされた。釣りキチ三平をキャラクターとした「ダイワヤングフィッシングクラブ」を組織し、少年層に売り込みたいダイワ精工にとって解決したい課題であったと思う。
「レンツ、フレミング、ファラデーの法則」に基づいた電磁誘導ブレーキと外部調整ダイヤルは遠心力ブレーキを使いこなせなかった少年に大いに受け、釣りキチ三平アニメのCMにも登場した。
当時価格1万円台半ばとABUの3万円台に比べて半額程度とお年玉でも手に届く価格。
外部調整ダイヤルのチキチキ音がたまらず、ブレーキをゼロにするとスプールが延々と回り続けて釣具屋でのアピール満点。ABUは連動式レベルワインダーのおかげでスプール回転がすぐ止まってしまい、選ぶならダイワだぜと当時の少年は考えたと思う。

SS10AC・・・SS=グレード(EX、SS、GS、ST)の順であり、2番め
       10=サイズ ABU3000と4000番の中間の日本のバスフィッシングシーンにマッチ。
            ライギョは20番がマッチ。
      AC=オートキャスト サムバー式クラッチ

ファントムシリーズのロッドのラインナップも良かった。

■使った感想
リール実戦投入の際には分解清掃し、現代のオイルを使用し当時以上の性能が出るように調整しているが。
上手く調整できたABUにはどうしても劣ってしまう。飛距離に寸詰まり感があり、キャストの伸びにばらつきを感じる。レベルワインダーからの水飛沫がカオに飛ぶのが多いのも気になる。後世のリールがパーミングプレート付きになったのはこのためではないだろうか。
ABUの連動式レベルワインダーはオイル粘性で調整するブレーキであり、釣具屋でスプール回転が悪く感じても実釣でキャストが伸びる。当時ABU2500Cを所有できた幸運な少年だけが知っていたと思う。
逆を言えば、固定式レベルワインダーを採用したために電磁誘導ブレーキが必要となったと感じる。

内部構造はABU3500Cの影響を感じる。Cリングが多用され分解清掃がしにくい。各部バネの線が細く、購入個体のように破断してしまうとともに、キャスト時ハンドル回転でクラッチが戻りやすい。
クラッチの切れを軽くするためだろうが、長期使用ではABUの堅牢性にかなわない。

■良い点・悪い点

当時の米国バスガイド評・・・ABU 1年、シマノ 1ヶ月、ダイワ 1週間
ともかく日本のバス定着拡大期に登場した、時代を変えたリールには間違いない。

※ドラグワッシャーにアスベストが使われています。グローブライドに釣具屋を通じて送付するとアスベスト代替品に変えてくれます。素晴らしい対応です。

1983年 日本製

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中年よ大使を抱けさんのこのタックルでの釣果

釣果投稿
1 釣果
釣った魚
ナマズ
サイズ
使用期間
2021-05-04 〜

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