釣行の概要

釣り人
みゅーたろう
日時
2024年12月01日(日) 17:01〜17:01
釣果投稿
1 釣果
釣った魚
天気
 12.0℃ 南南東 1.7m/s 1015hPa 
都道府県
静岡県
エリア
用宗広野海岸公園
潮名-月齢
大潮 29.6
マップの中心は釣果のポイントを示すものではありません。

釣行の内容

17:01 釣行開始
用宗広野海岸公園 で釣り開始
17:01
タチウオ
ジグヘッド - ピンク
タチウオ 72センチ  この日はボラの稚魚がかなり数港に入ってきていた。  通りかかった釣り人が、この稚魚を狙った魚が集まり、更にその魚を狙ってもっと大きい魚が集まるから今日は釣れる日だ。と言い去っていく。  前回のタチウオ以来幾度となく静岡市内の釣り場でルアーを投げ続けたが釣果は無かった。私としてはルアーを投げて巻く、これだけでも十二分に楽しめるのだが、やはりどうせなら小魚1匹でも釣りたいのが本音だ。  その釣り人の言う信憑性のある話を聞きしばらく竿を振り続けたがアタリの一つも無く時間だけが過ぎていく。日が沈むとかなり冷え込む時期になってきていたということもあり、私もそろそろ帰ろうかと思ったが、帰り際に通りかかった以前タチウオが釣れた場所にキャストすると一投目でヒット。  以前のタチウオと比べてかなり引きが強い。ドラグはまたもきつく締めたままでまるで性能を発揮しておらず、まるで根掛かりでもしたかのような重さを強引に、無我夢中で引き寄せる。首を振っているのか、幾度となくラインから振動が手に伝わり、間違いなくこの先に魚がいるという実感から緊張が増していく。  かなりの大物だと期待をしていたが、ラインの先に浮かんできたのは見覚えのあるあの銀色の細長い魚であった。  またタチウオかと思い少し落胆したが、いざ釣り上げると今まで何百、何千とキャストしてきても何も釣れなかった日々を思い出し、ようやく得たこの釣果に拳を握りしめるほど歓喜した。  思えば今までの人生で拳を突き上げ喜ぶほどの達成感、喜びを味わったことは無かったと記憶したいる。それほどまでに釣りは私にとって魅力的な趣味であった。  前回タチウオを釣った時、友人にタチウオをリリースした話をしたところ、タチウオは美味しいからどうせなら食べてみれば良かったのではと言われたことを思い出し、また、前回のタチウオよりも今回のタチウオはかなり大きいことから締めて持ち帰ることにした。  幼少期に旅行先で釣りをした時、現地の人々は魚を地面に叩きつけ気絶させた後に捌いており、私自身食用として釣った魚を締めたのはその時以来無かったが、身へのダメージを考え、脳天締めの方法をネットで調べ、血抜きをしなんとか家へ持ち帰った。  魚を捌いたことなど無かったが、動画などをみて見様見真似で捌いてみると、魚の体の構造や、普段食べている調理された魚の形状がどこの部位なのかなどが分かり、とても良い経験になった。  刺身と塩焼きにしてみたが、血抜きが悪かったのか、刺身に用いた尻尾の部位は生臭く、コリコリとしていて正直なところあまり美味しくはなかった。  塩焼きも部位によっては生臭さが残っているものの、全体としては気にならず、刺身に比べるとかなり美味しいと感じた。  少ない身ではあったが、私自身が釣り、そして命を奪ったこのタチウオに感謝し、完食した。  その後、浮かれた私は浜名湖や県外などにまで足を運ぶも、交通費とロストしたルアーだけが増え続けた。  改めて思えば、静岡市は海釣りだけでも漁港から堤防、サーフなど多種な釣り場が点在している。私の地元の千葉と比べると雲泥の差である。  また狙える魚種も豊富なことから、移動時間や交通費をかけてまで遠征するメリットはほぼ皆無と言っていいのではないだろうか。  遠出をしたにも関わらず、釣果あげられなかった日の帰り道ほど虚しい時間はそうそうないと私は思う。
タチウオの釣果
17:01 釣行終了
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