team-tsunamiれもんパパ

【思い出①】
 今から30年程前、まだ子供達が小学生だった頃、よく家族で神奈川県まで夜釣りに行っていました。
 そんなある日、サビキ仕掛けで釣れたメバル1匹を、自宅の水槽で飼う事になりました。名前は「めばちゃん」だったと思います。
 水槽に沈めた湯呑みコップを棲家にして、いつも上を向いて、落ちてくるオキアミを待っていました。一度沈んだ餌は決して食べませんでした。
 2ヶ月程育てたのですが、水質管理(海水の素を使用)が大変で、やはり釣れた海に返しに行こうと言う事になりました。

 海に着いて、この子をヒョイと海に帰したのですが、その際、空中でヒラを打って、「よくも釣ってくれたな」と言われたような気がしました。
 ありがとうと言われることを期待して出かけたあの頃を時々思い出します。

【思い出②】
 職場の釣りバカ4人組で、毎週土曜日に江東区の若洲公園に通い、そこで、「土曜日の常連さん達」にヘチ釣りを学びました。メバル、カサゴ、アイナメ、気がつくと、フッコが釣れるまで上達し、夢中になってしまいました。初めて黒鯛を釣ったのも若洲でした。

 常連さん達に育てられた私たちは、2000年に「 team TSUNAMI 」を結成。当時の定番餌は、江東区東砂所在の◯◯商店のモエビで、ザル単位で売られていました。   
 フッコしか釣らなくなった私たちは、いつしか常連さん達から「フッコ隊」と呼ばれるようになりました。
 
 team TSUNAMI は、気がつくと10人を超えるチームになっていましたが、震災やその後のそれぞれの定年等により、いつしか私一人だけとなってしまいました。
 
 事情があって封印していた釣りを、最近になって再開しました。若き黒鯛師一人をメンバーに迎え、二人でチームを再稼働いたしました。
 釣りを趣味にできる日常に感謝しています。
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◆ team TSUNAMI (フッコ隊)主宰
◆ 不発団(当時)東京
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