キツネ目の男さんの2025年02月16日(日)の釣行(神奈川県 - 観音崎沖)

釣行の概要

釣り人

キツネ目の男

日時

2025年02月16日(日) 12:22〜12:22

釣果投稿

1 釣果

釣った魚

ブリ > ブリ > ワラサ

天気

　12.0℃　北北東　2.8m/s　1012hPa　

都道府県

神奈川県

エリア

観音崎沖

潮名-月齢

中潮　17.6

釣行の内容

12:22 釣行開始

観音崎沖 で釣り開始

12:22

ワラサ 77.0cm

Rサーディン60

〜ショアジギンガーが青物ジギング船に乗った話〜vol.2 ※長文です。 てことで、前回同様、再び東神奈川駅徒歩８分の青物船にお邪魔しました。 「すみません、船ジギングは素人なんですがよろしくお願いしまっす〜」 乗り合いなので、まずはご挨拶。 すると、隣の人が百戦錬磨の常連だったようで、釣る時の体勢から船のことまで詳しく教えてくれました。感謝。 船ってこれがいいですね。 陸の場合、国府津のサーフとかで隣の人に挨拶すると、カツアゲしてきそうな人とかいますし。 （個人の感想です） ーーーー今回の戦略ーーーー 前回、陸の釣りでおなじみのメタルジグ、激投ジグレベル（130g）を使ってイナダが釣れた訳ですが、 今回は激投ジグのストライクも持ってきた。 ２つのジグの特徴として、 レベル＝泳ぎがナチュラルで得意 ストライク＝ジャークのスライド と言う違う特徴があるので、この２種類を使ってれば、どっちかに反応するんじゃね？？ と、言うことで、釣り開始。 ーーーーー実釣編ーーーーー 　 　 早朝の開始早々、乗り合いの１人がサワラを引っ掛ける。 後に続けと盛り上がる船内。 だがしかし、その後が全く続かない。 　 　 １時間…２時間…３時間……… ただただ、何もない時間だけが過ぎていく。 無の時間はあまりにも長く、気が付くと、私はオッサンになっていた。　 　 ……それでも何とか釣り上げるべく、私は陸のショアジギングで磨いたあらゆる技を試した。 ワンピッチジャーク 高速リトリーブ 高速トゥイッチ 黒豹ジャーク 紅ジャーク（2024.07.09の釣行参照） 都筑ジャーク（前回の釣行参照） ロングジャーク リフト＆フォール ストップ＆ゴー リロ＆スティッチ パイルドライバー 波動拳 ……何をやっても当たらなければどうと言うことはない。 気が付けば出船から５時間が経過。 ここまでアタリすら無し。 　 　 もう帰港まで時間がない。 　 終戦の時が近付き、脳内に玉音放送が流れ始める。 だが、その時、私のニュータイプな脳内にあるアイディアが生まれる。 「メタルジグを小さくすれば、何かは釣れるんじゃねー？」 （ﾋﾞﾛﾘﾛﾘｰﾝ） そう確信した瞬間、我がタックルボックス「ムサイ」が急に慌ただしくなる。 Rサーディン60 「R-サーディン60、出ます！！」 ここで、陸のショアジギングを知らない人のために、説明しておこう。 Rサーディン60とは、静岡のジーク社の開発したショア専用メタルザクであり、陸の戦いでは通常のメタルザクの３倍の釣果を出すと言われている。 水の抵抗をものともせず、左右にスライドしながら敵を迎え撃つ。 静岡〜神奈川で特に愛好者が多く、ハイシーズンの砂浜に行けば、釣り人のほぼ全員が右手を突き上げながら「ジーク・ジオン！」と、ジーク社を称えて叫んでいる。 Rサーディンとは、そんなとてつもないメタルザクなのだ…… だがしかし、船ジギングでRサーディンで戦う者など見たことがない。 だが構わん！ 私はこれに命運を賭ける！ 管制官 「Rサーディン60、海面に着水！潜航します！」 シュォオオオオオオ ズゴックに勝るとも劣らないスピードで海に潜っていくRサーディン60。 管制官 「Rサーディン60、着底！陽動作戦に移行します！」 細かく速くワンピッチジャークを１０回くらいした後に、大きくワンピッチジャークを３回くらい入れる。 ベロベロベロベロベロベロベロ…ブルン…ブルン…ブルン… 音の表現が少々エッティではあるが、通報されなければどうと言うことはない。 これを表層まで繰り返す。 すると、表層に近付いたその時だった！ ……グワッ…！！ 管制官 「敵機襲来！Rサーディン60、鹵獲されました！！」 艦長 「パカめ！かかったな！やはりヤツの狙いは小さいベイトか！」 ギュヴヴヴヴヴヴウウ！！ 管制官 「Rサーディン60、海底に引きずり込まれます！」 艦長 「何と言うパワー…！これが連邦のモビルスーツ…！」 管制官 「艦長！これ以上はラインが持ちません！」 艦長 「あかん！ドラグを出せ！」 ギュルルルルルル！！ アルテイグラ（リール） 「きゃあああ！！私ハチ切れちゃう！何とかしなさいよ、この軟弱者！」 ーーーー５分後ーーーー とか何とかやってたら、何とかタモにワラサ（77センチ）が入った。 だがしかし、 バキッ アルテイグラ（リール） 「えっ……」 キツネ目の男 「アルテイグラー！！」 アルテイグラ 「キツネ目兄さん……ぐふ」 キツネ目の男 「アルテイグラぁぁぁー！！」 アルテグラ5000XG、殉職。 元々少し調子悪かったが、77センチのワラサのパワーで完全に壊れた。 アルテグラよ、釣りという戦場に共に出るようになって２年、数々の君との思い出は忘れない。 だがワシはこれで心置きなくツインパワーを買う。 ーーーーー完ーーーーー

57 442

12:22 釣行終了

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