釣行の概要

釣り人
みゅーたろう
日時
2026年02月10日(火) 12:13〜12:19
釣果投稿
2 釣果
釣った魚
天気
 9.0℃ 南 3.6m/s 1024hPa 
都道府県
静岡県
エリア
三保
潮名-月齢
小潮 22.3
マップの中心は釣果のポイントを示すものではありません。

釣行の内容

12:13 釣行開始
三保 で釣り開始
12:19
ヒラスズキ 25.0cm
ヒラスズキ 25cm  前回の投稿のその後。場荒れしない程度の距離を取り、釣った鱸の血抜きしていた。  すると、私の釣りを横で見ていた隣の常夜灯の釣り人が、何食わぬ顔で私の釣り場に立ちルアーを投げ始めた。  キャストフォームからしても、昨日今日釣りを始めたと見て取れる。使用ルアーから推測するに、YouTubeで大人気のシーバスプロの影響が強いのだろう。心なしか、ファッションセンスも寄せているようだ。  残念ながら、今の状況でそのルアー、そのトレースコースを何万投しても、この釣り場の居着きのシーバスは確実に釣れはしない。  だが、なんとしてでもシーバスを釣ってみたいという気持ちを強く感じる。決して悪気があって割り込んだのではなく、私が1投ごとに1匹釣るのを見て、居ても立っても居られなかったのであろう。  祝いの席の料理として数釣りをしにきた為、あえて場荒れしないトレースコースを選んで食わせていた。  たい焼きをあんこの少ない端から食べるように、じっくりと削り取いながら釣っていた釣り場だ。今この釣り場を離れるというのは、あんこが最も詰まった中心部のみを食べずに捨てるようなもの。  大変不本意ではあったが、何十匹と釣ってきた魚を1匹だけ譲ってやるくらいの優しさは私にもある。私は無言でその場を去った。  そして、割り込んできた釣り人が元いた常夜灯の前に、私は足を止めた。  その釣り人はひたすら明部のど真ん中にルアーを投げ続けていた為、シーバスはそのあまりに不可解な動きと軌道を描く物体を恐れて散り散りになってしまったのであろう。  灯台下暗し。足元の明暗に着くヒラスズキを獲る。当然、ただの一投で釣ってみせよう。  明部にキャスト後、ロッドを立ててラインスラックを十分に取り、向かい風に当てる。ウインドドリフトで弧を描くように、明暗の際へと流し込む。  先ほどのヒラスズキにはただ巻きで見切られた。なにより、十分な距離をトレースするには障害物が多い。水面は風で波立ち、ヒラスズキのチェイスは目視できない。  ヒットの予測地点に入ってもアタリ無し。ここで、水中ドッグウォーク。    僅か数回の首振り後、ヒットだ。  ヒラスズキ確定の圧巻の引き。黄金のシーバスハンターXは、まるでゴールドトップレスポールのボディさながらの曲線を描く。  いなしてタイミングを見計らい、慎重に抜き上げる。宙に舞うその美しき生物の名は、ソルトルアー界の頂点、ヒラスズキだ。  その首をぶら下げて、割り込んできた釣り人の横を通る。あまりに残酷な光景だが、これが現実だ。  自分が釣れなかった釣り場で、自分が釣りたかった魚を他の釣り人に釣られる。さらには、その釣り人が爆釣していた釣り場に自分が割り込んでも、自分には1匹も釣れはしない。  他の釣り人が徹底的に叩いた後の釣り場で、居着きのスレたシーバスを釣る。それを何度でも再現できる。人はそれを、シーバスアングラーと呼ぶ。  シーバスに憧れ、シーバスを釣りたいと思う気持ちは痛いほどよくわかる。当然、イソメやアジングワームなどではなく、憧れのシーバスプロが開発したシーバス専用のルアーで釣りたい。そう思うのは至極真っ当だ。  だが、シーバスルアーのみで初めての1匹を手にするのは過酷な道のりだ。それが、何千何万ものルアーを見切って生きながらえた居着きのシーバスなら尚更である。  それでも諦めず、幾度となく訪れる絶望の先に見つけた僅かな可能性を紡ぎ合わせて手にした初めてのシーバスは、生涯忘れることはない、最高の1匹になるだろう。  最後に頼れるのは、シーバスプロが語るうんちくなどではない。己自身が経験し、それまでに獲得してきた知識と技術、そして、そこから生まれる確信だけだ。
ヒラスズキの釣果
12:19 釣行終了
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