ジミゴロウとゆかいな海のいきもの釣り紀行 さんの 2023年12月23日の釣り・釣果情報(茨城県 - 大津漁港)

「いやあ怖いですねえ❗たった今釣りクラブの仲間から報告が来ましてね❗見てください❗イワシの背に大きな黒い物体が‼️私も初めて見ましてね、もうドキドキが止まりませんね‼️僕はね、大抵の動物・いきものたちは大好きなんですけどね、これはいただけませんね❗せっかくの釣果も台無しです❗ひゃ～これは間違いなしにエイリアン👽️の幼体ですね～。いよいよ地球侵略がこんな港から始まってるんですね～((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ」

↓故・柳生博さんナレーション風↓
イワシノコバンです。
イワシノコバンはウオノエの仲間で、ウオノエ科（ウオノエか、Cymothoidae）は、等脚目に属する魚の寄生虫の科の一つ。漢字で書くと「魚の餌」です。アジ・タイ・サヨリなどの魚の口内やえら、体表面にへばりつき、体液を吸います。
魚の口中に寄生する種は、エラから宿主の口腔内に侵入し、舌にとりついて血管から吸血します。やがて舌は壊死し、舌のあった位置を本種が占領するため、釣った魚の口からよく発見されます。スーパーマーケットに売っている魚でも、まれに口からウオノエが覗いている場合もある。魚が死ぬと離れるため、釣った魚をいれておいたクーラーボックスの水の中で泳いでいるのを見つけることもあります。しかし人間には無害で、誤って食しても人に寄生することはありません。
ウオノエ類の寄生は、魚類に、貧血・栄養障害・発育阻害などを引き起こすため、本科による漁業対象魚種の被害が世界各地で報告されています。種類や宿主などについては、いまだ不明な点が多いです。
イワシノコバンです。