釣行の概要

釣り人
理系大学生のギョギョ研究
日時
2022年09月01日(木) 23:20〜23:21
釣果投稿
2 釣果
釣った魚
天気
 29.0℃ 南南西 6.1m/s 1011hPa 
都道府県
東京都
エリア
多摩川下流
マップの中心は釣果のポイントを示すものではありません。

釣行の内容

23:20 釣行開始
多摩川下流 で釣り開始
23:20
ウグイ 10.0cm
ウグイ(学名:Tribolodon hakonensis) 多摩川で淡水小物釣り たくさん釣れました😊 🐟ウグイの豆知識🐟~ウグイは最強の魚!?~ ・ウグイは最強の魚です。 「何が最強なの?どこにでもいる魚じゃん」 と思われる方も多いと思います。 しかし、この「どこにでもいる」ことが最強であると言える所以なのです。 どこにでも適応できてしまうとても強い魚なのです❗ 実際に、ウグイは鹿児島県〜北海道まで全国的に分布し、川の河口〜上流、池、海、都市部の汚れた水にまでも生息しています。 さらに、驚くべきことに強い酸性耐性まで持っていて、非常に酸性度が高く危険な恐山湖にも見事に適応し、生息しています🧐   ・恐山湖産ウグイの酸性耐性 死者の魂が集まる霊場、青森県の「恐山」 この山のカルデラ湖である恐山湖(宇曽利山湖)は周囲から湧き出る強酸性の温泉水で涵養され、そのphは約3.5 これは食酢と同じぐらいの酸性度で生命にはとても危険です。もちろん人がここで泳ぐのことも禁止されています。 そのため、ここに住む生物は極めて少ないのです。 しかし、そんな危険な環境に適応してしまった最強の生物がいるのです。 それこそ❗今回の主人公ウグイです✨ この恐山ウグイ、魚としては唯一「最も酸性度の高い湖に住む魚」とされています。 どうして大丈夫なのか?🤔 研究では恐山のウグイはエラの塩類細胞の特殊なタンパク質を使って体内に入ってくる酸を体外へ排出、全身組織での中和剤の生成によって耐酸性を得ていることが明らかになっています。 彼らの環境への適応には感服です😳 ウグイの高い適応力、お分かりにいただけたでしょうか。 まさに最強の魚です❗ 参考文献 しもきたTABI あしすと 豆知識で知る神秘の宇曽利山湖 https://shimokita-tabi.jp/himitsu/shirabetemita_7 Uguing Life 強酸性でも死なない魚!恐山「宇曽利湖」のウグイが最強すぎる! https://www.uguing.net/entry/%25e5%25bc%25b7%25e9%2585%25b8%25e6%2580%25a7%25e3%2581%25a7%25e3%2582%2582%25e6%25ad%25bb%25e3%2581%25aa%25e3%2581%25aa%25e3%2581%2584%25e9%25ad%259a%25ef%25bc%2581%25e6%2581%2590%25e5%25b1%25b1%25e3%2580%258c%25e5%25 小学館の図鑑Z 日本魚類館 ウグイ 監修:中坊徹次 小学館出版 生物工学会誌 第83巻第6号 p.314,315 Branch Spiris 北日本支部 -バイオテクノロジーお国自慢- <恐山ウグイの酸性適応機構>  著北日本支部編集委員会 湯本 勲 日本動物学会大会第45回講演要旨 p.314 強酸性の恐山胡産ウグイの鰓の塩細胞  朝倉弘修・定塚謙二・益子帰来他(金沢医科大学教養部生物学教室、金沢大学教養部生物学教室、前金沢大学理学部臨海実験所)
ウグイの釣果
23:21
ヌマチチブ
ヌマチチブ 学名:Tridentiger brevispinis おそらくヌマチです。多分…チチブと間違ってたらごめんないさい🙏💦 🐟ヌマチチブの豆知識🐟 ・ヌマチチブ、チチブ、ナガノゴリの近縁トリオ  ヌマチチブにとても近縁な種にチチブとナガノゴリというハゼがいます。この3種は黒っぽいたいしょくで目立った色彩の差がないことからかつては同一種とされていました。しかし、これらを丹念な研究によって初めて別種だと証明したのは明仁親王(現上皇陛下)です。 ・上皇陛下とハゼ研究  皇室には代々、生物学研究を行う気風があります。公務の傍ら、ご研究に尽力される方が多いのです。昭和天皇のヒドロ虫(刺胞動物でクラゲに近い仲間)やウミウシ、秋篠宮さまのナマズ、そして上皇陛下のハゼ研究がとても有名です。  上皇陛下はハゼ研究の第一線で活躍しておられる研究者で皇太子の時から多くの論文を出されています。そして、今までに10種の新種発見をし、アキヒト属や学名にAkihitoの名がついたハゼもいます。これだけでもいかに優れた研究者であるのかが分かりますがさらにこんなエピソードも "(皇太子時代、)公務で地方に行った際にハゼが生息する川が近くにあると、早朝4時や5時に起きて川に出かけ、上皇さま自ら胴長を履き、網を持ってハゼの採取をされたそうだ、そして朝食までには戻られて、そのまま公務に臨まれる。" -テレ朝news 上皇さまが新種のハゼ発見 世界も認める研究の玄人-引用 早朝ということで周囲に配慮して警備は最小限に忍びでの採取をしていたとも 陛下の研究熱心であるお人柄も伺いしれます。 ・外道も愛でる  ヌマチチブやチチブは釣り人からは「タボハゼ」なんて呼ばれ、外道扱いされてしまう魚です。一見地味な魚、しかし、上皇陛下が研究なされた立派生き物でもあるのです。たまには、陛下のご研究に思いをはせながら愛でてみるのも楽しいかも?wしれませんよ 引用 テレ朝news 上皇さま上皇さまが新種のハゼ発見 世界も認める研究の玄人 https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000220389.html 小学館の図鑑Z 日本魚類館 ハゼ科チチブ類(p.408 l1-3) 参考文献 小学館の図鑑Z 日本魚類館 ハゼ科チチブ属・チチブ類(p.406-409) [執筆 明仁] 出版 小学館 著/監修 中坊徹次 テレ朝news 上皇さま上皇さまが新種のハゼ発見 世界も認める研究の玄人 https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000220389.html Allbout [皇室の素朴な疑問] 上皇陛下、新種のハゼを2種類発見で論文発表。上皇さまはすごい人だった? https://allabout.co.jp/gm/gc/488913/ FNNプライムオンライン 特集皇室のバトン 「小さい頃から葉山の海で魚をいじっていましたから」ハゼ研究第一人者の上皇さま 新たな新種発見までの道のり https://www.fnn.jp/articles/-/201270?display=full
ヌマチチブの釣果
23:21 釣行終了
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理系大学生のギョギョ研究の2022年09月の釣行




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