釣行の概要

釣り人
理系大学生のギョギョ研究
日時
2022年09月04日(日) 08:55〜08:55
釣果投稿
1 釣果
釣った魚
天気
 24.0℃ 東北東 3.6m/s 1016hPa 
都道府県
東京都
エリア
多摩川下流
マップの中心は釣果のポイントを示すものではありません。

釣行の内容

08:55 釣行開始
多摩川下流 で釣り開始
08:55
ウグイ 10.0cm
またまた淡水小物ウキ釣り 一枚目は今回釣ったウグイ達 まだ幼魚ですね〜 2枚目はウグイとマルタの婚姻色の違いです。どちらも近縁種。 これが今回のテーマ! 🐟ウグイの豆知識🐟〜ウグイの婚姻色〜 ・婚姻色  繁殖期になると派手な見た目(婚姻色)になる生き物はたくさんいます。例えば、鳥ではカモの仲間、魚ではオイカワやアユ、サケ類、他にも両生類のトノサマガエルなど多く生き物が婚姻色を持ちます。  通常派手な見た目になるのはオスでメスは地味な体色をしていることが多いです。派手な見た目には天敵に見つかりやすくなるというデメリットがある反面、オスにとってはメスを惹きつけるというメリットがあるのです。つまり、オスは派手な見た目でメスへアピールすることで繁殖相手に選んでもらおうとしているのです。人間の感覚で言うならばモテるためにファッションや髪型のセットを頑張ったり、体作りに励んだりするのと似たようなものです😅 ・ウグイ類はメスも派手!?  普通、婚姻色はオスに出るものです。ところが、ウグイの仲間ではオスもメスも両方婚姻色が出る、かなりレアなパターンなのです。「これはなぜなのか?🤔」と長年、研究者達も頭を抱える問題でした。しかし、これを解決する新仮説が最近提唱されました。今回はこの新仮説を紹介したいと思います。 ・なぜメスも派手なのか?〜種間交雑回避説〜  生物にとって交雑は避けたいもの。なぜなら、種間交雑が起こると受精卵や稚魚が上手く成長出来なかったり、成長出来ても生殖能力は低かったりとよくないことが起こることも多々あるのです😓。それはつまり、自分達のDNAを残せなくなってしまうということ。これは一大事です。  このムダな近縁種同士の交雑を避けるためにウグイ類はそれぞれの種独自の婚姻色(2枚目写真参照:ウグイとマルタの婚姻色)を元にして、互いに種を識別していると考えたのが種間交雑回避説です。    同種でオスもメスも同じ色をして、他種と区別し、交雑を防ぐ。これこそがウグイ類がとった生存戦略の一つだったのですね🧐 参考文献 小学館の図鑑Z 日本魚類館 ウグイ(p.109) 出版 小学館 著/監修 中坊徹次 BUNA ウグイ類のメスが派手な理由〜魚たちのお見合い実験奮闘記〜(2019.3/19) https://buna.info/article/2242/
ウグイの釣果
08:55 釣行終了
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理系大学生のギョギョ研究の2022年09月の釣行




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