釣行の概要

釣り人
あらしまん。
日時
2023年01月11日(水) 22:53〜22:53
釣果投稿
1 釣果
釣った魚
天気
 5.0℃ 西 3.1m/s 1026hPa 
都道府県
三重県
エリア
三重県鳥羽市近辺
潮名-月齢
中潮 18.7
マップの中心は釣果のポイントを示すものではありません。

釣行の内容

22:53 釣行開始
三重県鳥羽市近辺 で釣り開始
SHIMANO
シマノ ホリデー磯 530PTS ホリデー磯 (遠投用ガイド) 4号 530PTS
22:53
メバル 22.0cm
先日、息子が40センチ超えのアイナメを釣ってからというもの家庭内での空気が少し変わったような気がします。パパはえらそうに何か言っているが所詮イワシ。そんな目でこちらを見るではありませんか(そんなことない) 今日は名誉挽回とばかりに鳥羽の海に繰り出しました。鼻息荒く堤防の先までやってくると、イソメちゃんが5匹しかいないことに気付きました。なにやってんだろうと空を見上げ少ないチャンスを磯竿に賭けることにしました。他に用意した2本の竿が私を応援するかのように竿立てで行儀良く見ててくれました。1投目、満を辞して根掛かりです。まるで嘲笑うかのように岩が歩いてきたとしか思えない根掛かり。さっそくイソメちゃん2匹とおもり、胴付仕掛けを失いました。気を取り直して2投目、餌を食われました。ラスト3投目です。胴付仕掛けは針が二本なのに餌は片方だけです。何もついていない針をそっと撫でてなんとも言えない親近感のようなシンパシーを感じました。定時に会社を出て残した仕事、アイナメを釣った息子への猜疑心、餌を忘れてきたこと、いまの私はこの針と同じです。釣れるはずもないのに海に投げられる彼もまた私なのです。すまんな、そう小声で呟くと渾身の力を込めてフルキャストしました。高鳴る鼓動は身切れしたイソメちゃんが空から降ってくるまではBPM145くらいで脈打っていました。そっと頭に乗ったイソメちゃんの半分を取り泣きました。夜22時に堤防でイソメを握って泣きました。何もうまくいかないのです。 どれくらい泣いたでしょうか… ちりんちりん 静かな興奮が竿先の鈴から伝わりました。同窓会で綺麗になった学生時代には気にも留めてないクラスメイトの女の子がもし今私のLINEを鳴らしたとしても、それはちょっと出るかもしれませんが、いや出ません。いまは魚です。今日を最高の日で終わらせるのです。手応えがある。ヒストリーチャンネルのエドが火を起こした時のイヒヒを5倍くらいにしたイヒヒを連発しながらリールを巻きます。夜光虫をかき分けながら光るメバルの姿が海中でゆらめいた時、今日という日の最高のフィナーレがはじまりました。使われなかった竿達のスタンディングオベーションに迎えられメバルはバケツにぶち込まれたのでした。
メバルの釣果
22:53 釣行終了
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