しん（夜釣りの後はすき家）♂ さんの 2022年01月22日のメバルの釣り・釣果情報(長崎県 - 長崎県佐世保市近辺)

シーバス失踪日記（長崎編）
登場人物「シーバス」、「メバル」、「アジ」
第1話
昨日、失踪中のシーバスの捜索範囲を南に広げた。目撃情報が入ったからだ。彼は情報通りの時間に現れボトムでワームに食らいついてきた。この時少し違和感があった。私の知っている彼はいつもトップで食うことが多かったからだ。まあ良い。とにかく確保できたんだから。北に居らず、なぜそこにいたのか彼は答えてくれなかった。
第2話
北で捜索していた場所にはよくアジやサバ、イワシが出入りしていた。メバルの姿は見当たらない。シーバスはコイツらを食い物にする。かけ上がりや、防波堤の際、テトラの前、居てもおかしくないと思っていたが彼が北に現れる事は1度も無かった。
第3話
話は横須賀時代に飛ぶ。横須賀ではメバルとシーバスはよく釣るんでいて、夜になるとよく見かけた。アジもちょこちょこと夜遊びしていたがそれほど頻繁に会える訳ではなかった。シーバスはルアーをトップやすぐ下で豪快に咥えてきたことをよく覚えている。水深は今回確保した場所と変わらない3〜5mと言ったところだ。
第4話
現場百遍。夜まで待てず昼間に訪れてみた。何か手掛かりがないか？すると！！！居たのだ！夜には見えなかったあいつが！なるほど全ての辻褄があう！

謎は全て解けた。

第5話
そこに居たのは「ワカメ」身長80cmほどで可愛らしく揺れていて、結構な範囲に居る。そう、ワカメちゃんの陰にシーバスは隠れていやがったんだ！だから"底"に居た。
第6話
横須賀で何故シーバスはトップで食ってきたのか？その謎は横須賀には「ホンダワラ」がびっしりと居たことだ。彼の身長は2〜3m。いやもっとか？彼の陰に隠れていたからシーバスは水面付近で襲ってきたのだ！臆病なシーバスは物陰からしか襲えなかったのだ。
第7話
シーバスとメバルと釣るんで居たわけも、ホンダワラ。メバルは立体的な地形を好むようで、ホンダワラや浮桟橋のチェーンや、大きい捨て石の間なんかにいるのだ。
第8話
何故北には居なかったのか？それは・・・そもそも居ないのだ。ワカメやホンダワラが。気が付いたのはワカメを見た瞬間だった。北だけじゃない。捜索したその他の場所も全くいない。調べてみると長崎では磯焼けが深刻な問題となっていた。
第9話
北でアジだけが夜な夜な出歩いているのは、彼女が回遊性で、ぐるぐる回っている中でたまたま光に留まってるからじゃないか？メバル、シーバスを見かけないのではなく、どちらかと言うと北でアジに会えてる事の方が奇跡的か？
第10話
南にワカメが居た訳も分かる。流れの関係でワカメを食う奴がそこに留まれないからだ。アイゴやガンガゼなんかは食べることは疎かそこたどり着くこともできないんじゃないか？　

さて、また失踪した彼らを確保しに行くか。