哲学する猫 さんの 2022年04月30日のコノシロの釣り・釣果情報(愛知県 - 名古屋港)

干潮の釣れない時間帯でも、通い詰めてコツを掴んでる人は時々釣り上げますが、自分は下手っぴなので、半日粘ってこれくらいが限界です。3月下旬より、20cmくらいの中型の割合が増えたかな。

さて、藻の香りがする名古屋港のコノシロを、どうやって美味しくいただくか、色々と試してみました。

①胡麻をまぶした洗い
コノシロの刺身をよく食べる地方では、胡麻を振ると聞いたので、試してみました。確かに胡麻の香りの効果はあり、食べやすくなってますが…じっくり味わってしまうと、感じます。正直、洗いにした効果は殆ど無さそうです。

②なめろう
包丁で叩くと余計にに臭みが出てしまうのか、薬味や味噌が全然足りなかったせいなのか分かりませんが、シンプルな刺身や洗いよりも、寧ろダメな感じです。大葉でも使えばまた違ったかもしれませんが。ミンチ状にすると、我々の味覚は臭みを感じやすくなるのかもしれません。

③塩焼き
塩を振ってから、やや長めに寝かせてからグリルで焼き上げました。コノシロは味が濃くて、味自体は美味しいのですが…やはり独特の風味は感じます。レモン汁をかけると、ほぼ気にならなくなります。味は変わってしまいますが。

④胡麻油焼き
丁寧に骨切りし、塩コショウを振って、たっぷりの胡麻油で香ばしく仕上げました。藻の香りは胡麻油で完璧に打ち消されてますし、胡麻油が香ばしくて非常に美味しいです😋どんな魚でも胡麻油焼きにすれば大抵美味しく食べられるような気もしますが…おそらく、あっさりした白身魚なんかだと、胡麻油の味しかしなくなる気がします。その点、コノシロは味が濃く、胡麻油焼きでも、ちゃんとコノシロらしい味がするので、胡麻油焼きには一番適した魚なんだと思います。

田原サーフのコノシロとかなら、また違う結論になるのかもしれませんが、名古屋港のコノシロは④の胡麻油焼きが間違いないです。藻の臭みは打ち消しつつ、コノシロらしい味もするので。