部活 さんの 2024年08月11日のシーバスの釣り・釣果情報(東京湾（アクアライン〜富津）)

今回は持ち帰った魚の写真があるので、苦手な人は1枚目の写真だけ見てください。

今日は河川にてシーバス釣行。休日なので入れないかなと思いながら行くと釣り仲間のHさんと久しぶりに再会しました。
水面にはベイトの気配があるもののボイルなどはほとんどなく、しばらく話ながら色んなルアーを通しますが反応なし。

Hさんも帰られて、潮位もほぼなくなったので立ち位置を変えながら残った魚を狙っているとヒット。しかし寄せている途中にバラす。そのあと同じように通していると、またヒット。しっかりエラ洗いをしながらこちらに寄ってくる。ただ、もう足元の潮位はなく、ランディングは不可能。仕方なく、対岸へと散歩させながら、最後は水面まで降りて行ってキャッチ。今回はバレなくてラッキー。

かと思いきや、尻尾が無くなっている個体でした。そんなに弱っている感じではなかったけど、ファイトがいつもより長かったので、陸にはあげずにそのまま針を外して蘇生させる。いつもの感じでエラにしばらく水を送り込んでリリースするが、途中でひっくり返ってしまったので、汗だくになりながら何とかしてもう一度回収して、再び8の字でしばらく蘇生。ちゃんと反応はあるのでまたリリースすると、流心の方までいって、またひっくり返ってしまった。尻尾がないから体を安定させるのが難しいのか、弱っているのも相まって、このままでは自分のリリースした魚が死体になってしまうと思い、さっき釣ったルアーでもう一度引っ掛けて回収しようと試みる。執念でキャストをしていると、また運良く引っかかってくれたので(しかも口に)なんとか回収。かなりショックな結果になって、釣れた嬉しさはどこへやら。あの状況で魚が出せるようになったのはだいぶ成長だけど、ちゃんと元気にリリースしてこそのゲームフィッシングなのでね。悲しい。

不幸が重なってしまったのでこれは持って帰るしかないと思い、そのまま締めて血抜きして、徒歩数分なのでそのまま持って帰って捌きました。深夜の釣りの後に魚を捌く作業が発生するのは痺れますが、普段遊ばせてもらってる分、やる事はやらないとバチが当たりそうなので、美味しくいただくためにもしっかりやりました。

スズキはニオイもそうだけど、水っぽいと全然美味しくないので、水気を取りつつ酒と軽い塩でしっかり嫌な水気を抜いて入れ替えて、昆布で締めて寝かせました。釣った場所が場所なので刺身はどうか分かりませんが、けっこう美味しく食べれそうな感じに処理できたので一安心。あのまま川に浮かんで死んでたパターンも充分あり得ましたが、なんとか供養出来たかなと思います。ごめんと感謝が混じった複雑な疲労感ですがやれることはやり切りました。明日はアクアパッツァとかにして食べてみようと思います。