タチウオ 2匹
ほぼ日が沈みかけた頃、誰もルアー釣りなどしてないない場所に10m程度の飛距離で投げたルアーにグググッと確かな魚のアタリが。
ドラグはかなりキツく締めていたが突然の出来事にただ強引に手繰り寄せる。中層あたりでヒットしやりとりを楽しむのも束の間、すぐに水面に銀色にうねる長い魚が現れた。水面からは1m程度の高さだが、ランディングネットなど持っておらずそのまま引き上げる。
その特徴的な見た目を見ればすぐにタチウオと分かるが、実物を見たのはおおよそ初めてで、まさか100円ショップのルアーで釣れるとは思いもよらなかった。
目測でおおよそ40〜50cm程度ではあったが、まるで独立した生き物かのように規則的に動くセビレと僅かに残った夕日を反射して銀色に輝く鱗の無い体表は大変綺麗であった。
捌く知識もなく、まだ小さなこの魚を食べようなどとは微塵も思わず、記念に写真を数枚とり海に返す。特に弱った様子はなく、すぐに水中に消えていった。
その後すぐに、辺りでは幾度となく魚が水面に飛び跳ね始める。ボラなのかタチウオなのか、タチウオが水面に飛び跳ねるのかは分からなかったが、私はタチウオの群に追われた魚が逃げでいると推測し、すぐに先ほど掛かった近辺にルアーを投げ込む。数回投げ込むとまたヒット。
釣れたのは体が半分近く切れている状態ではあるものの、またタチウオであった。傷口はすでに閉じており、この状態でも自身の頭よりも大きいルアーに食いつくということは、生命活動には問題ないということなのだろうか。魚の生命力の高さを思い知らされる出来事であった。
その後も投げ続ければおそらくもっと多くのタチウオが釣れたのではないかと思うが、私は学生時代に没頭していたバス釣り以来のルアー釣りでの釣果に満足し、その後すぐに帰路に着いた。
久しぶりに釣り、特にルアー釣りという、擬似餌で魚が食らいつきたくなるような動きを演出し食わせるという釣りの楽しみを再認識できた。
また、それと同時にこのタチウオから、私は再度釣りに没頭させられ、暇さえあれば昼夜問わず海に足を運ぶ様になったのである。
釣果データ
マップの中心は釣果のポイントを示すものではありません。- タチウオが釣れる近場の釣果
タックル
- ロッド
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DAIWA
- 21シーバスハンター X 90ML・R
- 14,245円~
- 173 釣果
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DAIWA
- リール
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DAIWA
- 23レガリス LT2500S-XH
- 8,869円~
- 1227 釣果
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DAIWA
- ライン
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SHIMANO
- ピットブル 4 1.0号/ライムグリーン/150m
- 943円~
- 3430 釣果
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SHIMANO
状況
- 天気
- 19.0℃ 東南東 1.7m/s 1020hPa
- 水位
- 前日雨量
- 0.0mm
- 放水量
- 水温
- 水深
- タナ(レンジ)
この日の釣行
- 日時
- 2024年11月03日 16:37〜16:37
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- 16:37 釣行開始
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- 駿河湾で釣り開始
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- 16:37 釣行終了
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