撮影係さんの 2012年10月12日のキハダマグロの釣り・釣果情報(相模湾)

見て！この達成感のある顔ｗ
長文ですが嬉しかった過去釣果です。
3回目の挑戦で初めてキハダが釣れた日 2012年10月12日コマセキハダもう10年になるんだ・・・
前の2回は船宿の貸し道具で挑戦して2回とも撃沈
そのうちの1か所は電話して詳細聞いて有料で良いなら貸し道具があるからって仲間4人で予約したのに出てきたのはアジビシ竿で糸も150mも巻いてない道具で貸し道具代3,500円だったかな？高いよね。乗船後に船頭に「この道具で大丈夫なんですか？」と聞くと、「そんなんじゃマグロは釣れないカツオなら釣れる」と言われる始末。
2度と乗らねぇと思ったよね。
当時は今ほどコマセキハダをやる船が多くなかった。
この翌日釣具屋に行ってビーストマスター9000とフォースマスター9000、竿は初心者用にシマノのバンテット青物235と、もう1本は今考えるとカツオくらいしか釣れない竿だったけど、釣具屋にもそれしかなかったので竿とリールを2セット買いました。
そして翌週、この日は、まだ釣ったことが無い未知の世界だったので船頭に教われるように同の間を選んで仲間と2人で葉山の秀吉丸に初乗船。
当時は専用の針も少なくヒラマサ針でハリスは20号でも太いと言われました。
自分が結んでいた針はOWNERのメジ・カツオケイムラ15号でハリスは24号で船頭から「そんなんじゃダメだ」と言われちゃいました。
1個だけ針があるからと持参していたカツオ用の細めのハリスに結んでくれました。
その仕掛けを仲間に託し自分は1つだけ持っていた市販のカツオ仕掛けを使用。
釣り場に着くまでに既に船酔いして1投目の後は撃沈。
長時間船酔いに苦しみながら遠くの方で時折聞こえる「当たった！」「やったー」「おめでとう！」などの声を微かに聞きながら13時過ぎにヘタレの自分の心にムチ打って無理やり復活。
船酔いで今日はもうダメだと思ったので細ハリスのカツオ仕掛けはハリスを切りゴミ袋の中にINしてしまっていたので自分で用意していた船頭から当時だと太すぎると言われた24号仕掛けを使いダメ元のラスト1投の気持ちで投入。
そしたら当たりました！ビックリした！
30キロ無いサイズだったけど、あの初めての感覚は魚に思えなくて糸の先で暴れているのは例えるなら軽トラ！
軽トラに針引っ掛けて引っ張られているのかと錯覚するような驚きでした。
巻いても巻いても、それ以上に糸が出されるし、時間も経過しているし自分では絶対に無理だ！獲れる気がしないとヘタレ心が出た時に船頭が隣に来てくれて「コレだけやり取りしてもハリス切れねぇんだ！良いトコに掛かってるから大丈夫だから諦めるな！絶対この魚獲らせてやるから！」とヤル気復活の魔法の言葉でした！
結局30分くらいかけてしまったけどGET出来たんですよね。
綺麗な魚体が見えてタモに入り船にあげられた後、自分の足がブルブル震え出したことにも驚きました！
「おめでとう！」「やったなぁ！」「良かったなぁ！」と周りの人から祝福の声
魚を釣って人生で初めて「おめどとう」と言われて、これは本当に嬉しかった。
そして沖上り時間でしたが急いで魚を持ち込んだマグロ発泡箱に入れ氷をかけていると
魚探にキハダの群れが映ったらしく船頭から最後にもう1回だけやってみてとアナウンス。
やること無いから自分も仕掛け投入。
で、また自分にHIT！
1本目と同じようやれば獲れるかなと若干の余裕の気持ち
それ見た船頭はすぐに「皆、仕掛けあげて片付けて！この魚釣ったら上がります」のアナウンス。
周りは道具を閉まってタモ持ったりして周りに集まって来るんだよね。
で船から取っていた電動リールのコードに足引っ掛けた人がいて電動終了
急いで電源入れ直したけどカウントが０ゼロメートル。
そこから残り170ｍくらい手巻き
腕が痙攣するわ、船頭にハリスの太さを聞かれてハリスが痛んでいなかったから1本目に使った仕掛けをそのまま使っていたことで怒られ不安になる
周りの常連さんからは「やっちゃってるよ！この人！」「コレ絶対にバラすわ！」と言われ
た、それが2本目も獲れた魔法の言葉。
ハリスは傷付いてなきゃ、勿体ないから変えない主義の自分はバカにされたことで意地でも獲ってやるとヤル気が復活
また30分くらいかかったけど2本目も釣れちゃいました。
2日～3日は筋肉痛で動けなかったけど、たぶん一生忘れられない思い出です。
翌年から5年間くらいは、仲間をキハダ釣りに誘いまくって沢山の人の初マグロに立ち会って、沢山の人の最高に喜ぶ顔が見れた
そう考えると釣りって良いね！
おかげで今となっては自分の周りは大物釣り師や島遠征する人が続出してしまい最近は近場の釣りにすら一緒に行けなくなりました。