萬屋釣兵衛さんの 2023年02月19日のタイの釣り・釣果情報(山形県 - 山形県酒田市近辺) - アングラーズ

「激渋の春真鯛スタート」
酒田港の龍神にて春真鯛釣りに行ってきましたのでご報告します。

チャーターがドタキャンになったとのことで龍神日中春真鯛が募集となりエントリーした。龍神の日中便は初挑戦となる。まだ春真鯛には早いと思われるが居ても立っても居られなくなり前日より酒田へ車を走らせた。今回の釣行の建前は春休みに入った息子（酒田在住）を迎えということになっている。酒田港は息子のアパートから目と鼻の先。釣りのために決めたと言っても過言ではない。
5：40。集まり次第出船。約1時間の移動で深場の140m地点に到着。山形～新潟エリアの春真鯛と言えば大瀬が有名だが、北側にも大鯛ポイントがあるらしい。
期待を込めて1投目。ジグはTGベイト150g。潮がかなり速く流される。キャストして着底地を調整するも140mもあるので思うようにいかない。
一瞬、アラフィーバーが続きかなり期待が高まったが、魚探に反応はあるものの船中沈黙が続く。どうやら上潮は異常に速いが下潮が全く動いてないらしい。1回目の着底で底をとれるが2回目はラインが出るものなかなか底がとれない。船長曰くこういう潮の時は釣れないらしい。
アクションよりも波動で魚を誘う作戦のためタイラバへ変更。フォール時にアタリがあり丸太を引いているような抵抗感。魚のようだがファイトはしない。重さを感じながら巻き上げると40㎝を超える真フグ。続けて数匹HITする。どうやら群れでいるらしい。肝心の真鯛は全く姿を見せないまま時間だけが過ぎていく。
終盤、ラスト1～２流し。魚探には中層に魚の帯が映る。「この帯を何とか釣り上げてよ」と船長のリクエスト。ラストチャンスを物にしないと男が廃る。必勝を信じ水深80m地点をデッドスローで丁寧に巻いていく。その時、狙い通りコツコツしたアタリ！食い込みを待ち大きく合わせる。潮流と相まってロッドが大きくしなる。ばらすことなく慎重かつスピーディーに巻き上げていく。浮いてきたのは念願の真鯛。この状況下でよくぞ釣り上げたと自分をほめてやりたい。「どうだ！リクエスト通り釣ってやったぞ！」と言わんばかり船長の方を見ると全く見ていない。ガクっ⤵その後、小鯛を追加し少し早めの春真鯛開幕戦は終了した。
本日の釣果：真鯛×２（51㎝、26㎝）、アラ×１（41㎝）、カレイ×1、真フグ×７（38～42㎝）

アラは5日間熟成して刺身で食べました。

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