アコウにとって最も厳しいといわれる2月に自己ベストとなる49.3cm降臨！画像では伝わらない超体高マッスルボディーFeels Excite。
激流ポイント、下げの潮止まり直前にイン。アコウは流れがあればある程良いというが、まだまだ初心者の私にとっては中々にラインメンディングが難しい。なので敢えてこのタイミングを狙い、普段ならかなり角度をつけないとすぐ逆サイドに流れる所に14gでほぼ真っ直ぐフルキャスト。飛距離を稼ぎ、沖からの有効範囲を最大化。寒さで動きが極端に鈍くなり素早いドリフトでは追ってこないと想定。ならば流れが緩やかな隙に極限まで目の前をネチネチ通す、我慢汁暴発作戦。
じんわりバンプしながらダウンでゴツゴツエリアに差し掛かる…ッコン！小さいが抜けの良いアタリ！ここまでイメージ通り。そして、この時の私は歴戦の格闘家のごとく完璧な脱力状態の中に居た。考えるでもなく、自然と何かに動かされるように振り抜かれるロッ…ドォォォォンッ！合気道よろしくフックオォォォォンッ！
まぁまぁ良いサイズ…30中盤か？ッゴン！ぉう？ッゴゴン！ぉうぉう？寄せてくるにつれ…もしか40…いやこれ50あるかも！足元に顕現したその姿はまさに脳内マグナムのそれ。抜きあげようか迷うも、過去の空中ポチャンがフラッシュバック。ここは冷静にタモさんでいいとも…しかしタモ慣れして無さすぎ上手く入れられない。1人あたふたパニック状態。これはあかんと、近くにたまたまいたアングラーさんに助けを求めて何とか捕縛。
かくして釣り上げた神々しき魚体。苦節約2年半。40upに到達した時に幕開けたアコウ戦記第3章。50upが釣れたら魚拓を作り、それをもってフィナーレと決めている。ついにその時がきたのか？興奮冷めやらぬ中、そのグラマラスな肉体にメジャーを押し当てる。…49…3。何度測っても50はない。そして私はこう思った。
なんでやねん！…と。
過去最高サイズにも関わらず、何故か素直に喜べない。これが人間の限りない欲望というやつか。すぐそこまで、手が届きそうな所で届かない。それも私らしいといえばらしいが。いやしかし、頂はもう見えている！諦めるわけにはいかない。今年こそ絶対に50up達成する！あらためてそう心に誓うのであった。
釣果データ
マップの中心は釣果のポイントを示すものではありません。- アコウが釣れる近場の釣果
ルアー
タックル
状況
- 天気
- 7.0℃ 東南東 1.1m/s 1025hPa
- 潮位
- 102.3cm
- 潮名
- 小潮
- 月齢
- 7.2
- 水温
- 水深
- タナ(レンジ)
この日の釣行
- 日時
- 2024年02月17日 21:01〜21:35
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- 21:01 釣行開始
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- しまなみ海道で釣り開始
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DAIWA
ダイワ 16 HRF PE スペシャル 7.3R-TW -
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XBRAID
エックスブレイド スーパージグマン8本編み 1.2号/25lb -
- 21:35 釣行終了
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