もぐねこ さんの 2024年08月31日のアマゴの釣り・釣果情報(長野県 - 天竜川)

渓流を始めて、一度は夢見る「尺アマゴ・尺イワナ」。勿論まだお目見えしていない。狙っては居るんだけどね。いつか釣れる日が来るのだろうかと思いつつ今シーズンも終わりに近づき。
そんな中、チャンスが訪れた。
大きめのが上がっているという話の出ている川、台風の合間で増水が一旦落ち着き次の大雨が来る前の半日間、短期決戦である。ちょっと遠いので現地で車中泊で前泊、早朝4時半から開始。今日はなんか緊張感が凄い。それだけ可能性が高かったから。

しかしさすがは有名な場所、恐らく前日近くに釣り人が入っている。釣り易い良いポイントは既に空。それでもと上流のやぶやぶした場所を気合いで乗り越え、小さな堰堤に辿り着いた。ここも空かなぁと思いつつ投入。するとすぐにデカいアマゴがジャンプして私の横を通り過ぎていった。「おああ！なんなん！？うわー、食いつき損ねたか！」とそっちを見てたらなんか竿がしなってるし！「ぬお！？2匹居たんか！」しかも重い。だけど重さをしっかり感じ取る前にそばの2本の倒木間へスルッと入り込まれ、上流側へ引き抜こうにも木に巻いて取れない。えええええ。
それがほどけたりまた逃げ込んで巻いたりを繰り返しつつ、テンションは柔らかくかけ続け、ザブザブ太ももまで浸かりながら近づきタモ網でゲット！と、獲れたあああああ
掬った途端にいつもとサイズも見た目も違うのが分かった。これ、銀化してる…！
引きの強さを真っ向で受けれなかったのは残念だけど、タモ網の中で暴れる力の強さ、そして重さ、全てが快感でしかない。測ってみた所、残念ながら尺には届かなかったけど、ほぼ尺の魚に出会え、釣り上げ、その姿を見れたのが本当に嬉しかった。ようやくここまで来れたんだなぁ。

あと、他のポイントで以前バラしたデカいやつも釣り上げる事ができた。イワナだったのか。大きなイワナはアワセるとその手応えは石のようだ。『ガッ！』として動かない。強い魚だ。

まだ渓流を始めて数年、ここで泣き尺が出るというのがなんともニクいねえ。
愛してるわ。