釣行の概要

釣り人
K@初心者🔰
日時
2022年11月26日(土) 05:30〜17:30
釣果投稿
1 釣果
釣った魚
天気
 17.0℃ 東北東 3.6m/s 1019hPa 
都道府県
愛知県
エリア
伊良湖サーフ
潮名-月齢
中潮 2.2
マップの中心は釣果のポイントを示すものではありません。

釣行の内容

05:30 釣行開始
伊良湖サーフ で釣り開始
08:45
イナダ 43.5cm
ハウル21g - バブルガムピンクG
早朝5時に釣り場の駐車場で目が覚めた。日の出予定時刻の約1時間半前だ。場所は堀切海岸。夜中のうちに釣り場へ着き、誰もいない浜辺をひとり歩いて何となくポイントを決めておいた。 車から出ると既に浜辺には釣り人が整然と立ち並んでいる。参ったな。この様子ではポイントを自由に選べるのは4時じゃもう遅いだろう。3時半か? まぁいいや。おそらくこの辺りであればどこでもそう大差ないはず。問題はベイトが湧くかどうか、だ。 前回、午後から釣り場を移動するに当たって堀切海岸も選択肢にはあったものの、結局大草海岸を選び、その後堀切海岸ではナブラが大量発生し青物祭が催されたらしい。 その選択には全く後悔していないが、当然悔しさは感じた。1週間という短いスパンならばまた同様のことが起きてもおかしくない。ただ、午後というのはちょっと怪しい。ナブラの発生はプロにも読めないと聞いているが、仮に上げ潮に流されてベイトが岸に寄ったと仮定してみる。とすると満潮は7時46分だから、朝マヅメとの相乗効果でかなり熱い状態になるかもしれなかった。 朝闇の中、とりあえず入れそうな場所に入る。別に全然悪くはなさそうなポイントだ。車から近いのも有り難い。朝にぱらつくだけの予報だった雨が、夜には本降りになり一時は雷まで鳴っていたのには肝を冷やしたが、どうやらそれも問題なし。約4時間とはいえしっかり熟睡出来たのも嬉しい。これなら少なくとも夕方までは戦えそうだ。 一緒に来ている息子には、もう少し車で寝ていたらと促した。自分も場所が埋まらないように一応は釣りをするけど、朝マヅメまではだらだらやるつもりだと。 やがて朝マヅメが訪れ、何事もなく通り過ぎてゆく。息子が起きて来ないので一度起こしに行くが、かなり眠たい様子だった。今週は学校とかで疲れたのかなと寝かせておく。 満潮前の7時頃、15分間程ほんのりとベイトが湧く。私の予想は当たらずとも遠からずといったところか。その前後に私のすぐ隣にいたアングラーがサゴシ、ヒラメ、イナダの3目を立て続けに釣ったのには大変驚いた(ヒラメは釣り上げる場面を見なかったので、同じグループの別の方かもしれない)。遠くの方でもぽつぽつと青物のようなものが釣れているのが確認出来る。私も負けじと色々なルアーをローテーションして励むが、反応なし。 さり気なくお隣の凄腕アングラーがどんなルアーを使っているのか不審にならないようにチェックする(絶対不審だった)。商品名は伏せておくが、おそらくよく飛ぶ系シンペンのキャンディカラーだ。私も一応持ってはいるがリアル寄りのカラーしかなかった。ないものはしょうがないので、そのリアル系を中心に攻めるも、反応なし。というか、その頃にはお隣も地合いが終わっていたみたいだ。 この日は堀切海岸で釣れようと釣れまいと、昼前には別の気になる釣り場へ移動すると決めていた。堀切海岸ではあくまで青物狙いで、次なるサーフでフラットフィッシュを狙う、と。 8時30分。釣り場はやや落ち着いて、多くの人が何らかの青物を得ていた。お隣はさくっとお帰りになった。もう充分釣ったからと満足して終了したのか、青物を追いかけて次なるポイントへ移動したのか。どちらにしても格好良すぎる。私もいつかはあんな風になれたらなぁ。 もちろん中には運が悪いのか腕が悪いのか、私のように空手の人間もいる。私はもうルアーの種類も誘い方も持っている球種を全て投げ尽くし、何をすればいいのか分からないまま、ただ突っ立っていても仕方ないと釣りの真似事をするだけの人形と化していた。 移動にはまだ早いが、もう戦える作戦もない。釣り場が落ち着いたのなら息子を起こしてきてもいいけれど、多分もうここは駄目だろう。この際なかったことにして、次の釣り場から参加してもらってもいいかなぁ。 などとぼんやり考えながら、何の根拠もなくルアーをハウル21gピンクに替え、ロッドを時折リフトしたりいい加減な緩急をつけてリールを巻いたりと、適当なリトリーブをしていると。 ぐいっ と、何かに竿先が引っ張られた。アワセを入れる前に既に軽くなってしまった。が、何か居た。反応あり⋯。反応あり! こうなると俄然闘志が湧いてくる。ナイスだハウルよ。よし、全神経を集中させて先程と同じコースに投げ、全力でさっきのやる気のない適当なリトリーブを再現する。 するとまた、ぐいっとアタリがある。合わせる。かかった!そこまで強くはないが、引かれる。こちらはとにかくラインを緩めず、無理もせず、一定のペースで巻くことに専念する。周りの人も「お、釣れてるー」みたいな感じで見てくる。恐縮です。そして無事に上がってきたのは、イナダだ! 人生初(中型の)青物。感無量。でも息子は車で寝ている。なんてこった。今回青物に備えて神経締めの道具も用意していた。けど息子に生きている姿を見せたいし、地合いかもしれないのでまだ釣りも続けたい。とりあえずクーラーボックス(サーフでもいつも持っている)に海水を入れて、そこに居てもらおう。 しばらく投げたが周りも含めて反応がなかったので、息子を呼びに行く。その前にイナダの様子を確認すると水面で口をぱくぱくさせていて、酸素が足りないみたいだった。一度海水を捨てて、今度はさっきよりもたっぷりと入れておいた。 息子が流石に息子寝過ぎなんじゃないかと、ちょっと健康面の心配もしたが、元気そうで何より。「釣れたよー」「なにが釣れたの? 」「見てのお楽しみよ」なんて会話をしながら歩いて釣り場へと向かった。 釣り場でクーラーボックスを開ける。イナダがいる。息子喜ぶ。よしよし。 すると、その後ろで釣り人が「なんかタチウオが引っかかったー」と上げる。ダツだ。しかもでかい。すぐに反対側の隣でもダツが上がる。メタルジグで釣れているらしい。私も参戦せねばと、メタルジグを投げ、巻き速度を調整しながらレンジを探る。しかし釣れず。また反対側の隣やその向こうでダツが上がっている。私だけが釣れない。何故だ⋯。 別に周りはダツを狙っている訳ではないようで、すぐにリリースされていた。そんな中1匹だけ、リリースされず砂浜に打ち捨てられているダツがいた。でかいのがビチビチと動いているので気づかないはずがない。息子がそれを私に指摘するので「今は釣りに集中してるからとりあえず砂浜に置いといて、後から持って帰るんじゃない?」などと答えたが、おそらくあれは捨てた感じだな。まったく何故そんなことを⋯。そして案の定、そのまま帰っていった。クソッ。 ダツ祭も終わったので、息子とイナダの写真だけ撮ってから締めようかとクーラーボックスを開ける。し、死んでる⋯。 あー、そうか。魚体が大きいから酸素の消費量が半端じゃないのか。これは申し訳ないことをしたな。 一応、さも「今釣れました♪」という感じで、計測写真とフィッシュグリップで持ち上げたヤラセの写真を撮影する。まぁ見る人が見れば死んでいることはすぐに分かる。ともあれ、イナダは少なめの海水と板氷を入れて保管した。 (でもこれって正直かなり難しい問題では? 1匹釣れてから30~40分はチャンスタイムの可能性があるので締めずに活かしておきたい。クーラーボックスないしは大きなビニール袋に海水を入れて活かしておこう。 でも2時間ぐらい断続的にずっとアタリがあったら? またヒラメなら砂に埋めてもしばらく生きてるとか、青物にストリンガーもありとかって記事があるけど、ヒラメじゃないし、この波足長ではストリンガーなんて無理だし。 いったいどうするのが正解なのだろう。やっぱりチャンスを犠牲にしつつもなるべく手早く締められるようになる。か、男は黙って氷締め安定なのか?でももし大物ならば相当な量の氷が要るよな⋯。もう釣りをやめて急いで帰るのが無難?ブクブクという手もある?) 予定ではそろそろ移動の時間だった。もう行かないと下げ七分に間に合わない。それかこの際、移動をせずに堀切海岸で最後まで頑張るか。ダツ祭以外にも本当に稀にだが遠くの方で青物っぽいのが釣れていたりと、なんだか今日の堀切海岸は賑やかなので、まぁそれもありかもねー。と息子に伝えたところ、じゃあそうしようとのこと。 ならばと腰を据えて釣りが出来るように椅子を用意したり、3目釣りアングラーさんがいた場所が空いたので移動したりして、息子と並んで釣りを始める。 が、結局夕マヅメまで何も釣れなかった。 でも一度息子に大きなアタリがあった。何とか巻ける感じだったので、私は応援するだけに。それで、波打ち際でバラしてしまった。 「波打ち際でバレることはある程度仕方ないけど、ラインを緩めないことを大前提として、なるべく引き波に逆らわずに寄せ波を上手く利用するように⋯」などとアドバイスしておく。まぁこういうのは体験してみない伝わらないから、良い経験になったでしょ。 近くに人がいないタイミングでキャスティングもやらせてみると、飛距離はともかく結構真っ直ぐ飛ぶ。君、筋が良いねぇ。あとは私のハウルの尻尾が何者かに噛みちぎられるというも事件もあったり。 そんなこんなで釣行終了。私としてはイナダの場面に息子が立ち会えなかったのがわりとマジで残念ではあったが、息子は大満足のようだった。 波も風も比較的穏やかで、みんなが結構釣れていて、いつかの大物へ道伝いに繋がっているような。この遙か向こう側に、私と息子のひとつの到達点も存在しているのかもしれないなぁという予感がした。そんな、有意義な1日だった。
イナダの釣果
17:30 釣行終了
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