夏も盛りをすぎたようですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?福井県を中心に活動をしています山内山と申します。
主にオフショアでのルアーフィッシングをメインに行っており、現在マイボートの船長として日々修行中です。
ジギングやタイラバをやっている時はカサゴやレンコダイでも釣れれば、生命感があってそれなりに楽しいものですが、魚の当たり一つ無いときは、ちょっと地獄です。
普通ならジグの変更やタイラバのスカートとネクタイの種類やカラーを変更したり、ヘッドの重さやカラーを変えたり等するのですが、それでもダメな時もあります。
そんな時私は集魚剤の力に頼ってしまいます。賛否両論あるとは思いますが、今回は、オフショアでも使えそうな集魚剤について、少し触れたいと思います。
STRUT レーシングフォーミュラー ヌメリ
この商品は、パッと見てリップクリームかスティックのりのような見た目です。
デスク周りに置いておくと間違えて使ってしまいそうですが、キャップを取って匂いを嗅ぐと、独特な匂いがします。
この商品の良いところは、ハードルアーにも塗れる点です。
集魚剤はハードルアーに使う際、リキッドタイプではうまく塗れなかったり、塗ってもすぐ流れてしまうのですが、これはリップクリームのようにルアーにべとっとまとわりついてくれるので塗りやすく剥がれにくかったです。
また、カラーバリエーションがあり、使うルアーのカラーにあったものを選ぶといいと思います(私は白にしました)。
ジグに塗ってみましたが、効果てきめんで、一発目にチダイが釣れました。その後もレンコダイが連発し、魚の引きを楽しむことができました。
リップクリームのような質感なので、ジグに塗ってもけっこう長い間残っていましたので、効果は長続きしそうです。
チョベリグ
この商品はバス釣りをされる方はよくご存じかと思います。
バス用品売り場に並んでいるバス用の集魚剤です。チューブタイプの物を購入して使用しました。
フレーバーは「シュリンプ」と「ブルーギル」と「ワカサギ」の3種類が地元の釣具屋さんに置いてありました。
今回は海釣りということもあり、無難に「シュリンプ」をチョイスしました。
ジェル状なので塗りやすく、タイラバのヘッドのくぼみに塗ると、丸一日剥がれずに残っていましたが、くぼみがないジグなどに塗るとすぐ剥がれ落ちてしまうのが少し残念です。
実際の釣果ですが、これが効果抜群でした。レンコダイの当たりが止まらなくなるのはもちろんの事、マダイも数枚釣りあげることができました。
チョベリグを使い始めたきっかけは地元の某遊漁船の船長からの情報でした。
その日は朝から渋くて皆苦戦している中、船長自らマダイをゲットしていました。
この日、マダイはこの1枚だけで、あとで聞けば、船長だけチョベリグを塗っていたとのこと。悔しくて、その日の午後に釣具屋さんに駆け込みチョベリグを即買いしました。
今では、困ったときのマストアイテムとしてボックスに必ず入っています。
最後に
今回は釣れないときの最終兵器「集魚剤」について少し触れさせていただきました。
タイトルに書いた通り、集魚剤の使用についてありかなしかという点ですが、私はありだと思います。
一緒に釣りに行く人の中には、邪道だとかズルいとかいう方もいらっしゃいますが、最近では匂い付きのワームやタイラバのネクタイが各社から発売されている為、集魚剤の使用もありなんじゃないかなと思います。
今回は私が実際に使用したものを紹介させていただきましたが、あくまで、個人的な見解です。
今後も自分なりにテストを重ねていき、新しい物を紹介していけたらと思います。
生まれも育ちも福井県。子供の頃から地元の川や海で釣りをしてきました。
最近は、オフショアでの釣りに没頭してて、ジギング、キャスティング、タイラバ、イカメタルと幅広く楽しんでいます。
昨年船舶免許も取得して、現在はプレジャーボートの船長見習い中です(笑)。