ブラックバスやトラウト類には、ネイティブと呼ばれる「地元生まれ」と、放流された奴の2種類がいる。
同じ魚種なので当然そっくりだが、見分けるのは簡単だ。
ぱらぱらと降り注ぐ撒き餌を食べて温室育ちを貫いてきた放流ものは、素早く動く獲物を狡猾に捕食する…という作業をさぼってきたため、食うのが致命的に下手だ。
また、大自然に磨かれた美しい模様と引き締まった魚体をもつネイティブに比べ、どことなくぼんやりした雰囲気がある。
ずんぐりむっくりとフットボールのような感じで、すらりと端正なネイティブとは大きく異なる。
ペレット慣れしているからか、横よりも縦のスローな動きに反応しがちな傾向があるのも特徴といえるかもしれない。
要は温室育ちのお嬢様、なのだ。
同じ生簀で育った同窓一同が一気にどどっと放流されるため、似たようなサイズの奴が立て続けに釣れると「放流があったんかな」と思うものだ。
また、ブラックバスに関してはミニマムが放流される事はほとんど無く、ゲームフィッシュとして最も脂ののった概ね30〜40cmくらいに育った奴を放流するのが主流だ。
よって、今年生まれと思しきルーキーが泳ぎ回っていると、ちゃんと繁殖できているんだねぇ、となる。
放流よりもネイティブの方がずっと釣るのが難しいため、手練れほどネイティブ狙いになるのが常だが、気軽にルアー釣りの1ステップ目を踏むには、この放流くんたちに遊んで貰うのも大いに有りだ。
また、生簀出身とはいえやはり生粋のプレデター…
放流後から時間を経るにつれ、少しずつ野蛮さを"取り戻して"ゆく過程もまた面白い。
人間の都合であちこち住処を移動されて申し訳なくも思うが、願わくばネイティブ=先輩たちの背中を追いかけ、一人前のハンターとして育ってほしいと思う。
釣果データ
マップの中心は釣果のポイントを示すものではありません。- ブラックバスが釣れる近場の釣果
タックル
状況
- 天気
- 12.0℃ 北北東 2.5m/s 1017hPa
- 水位
- 前日雨量
- 0.0mm
- 放水量
- 水温
- 水深
- タナ(レンジ)
この日の釣行
- 日時
- 2022年10月07日 12:31〜19:15
- 12:31 釣行開始
- 芦ノ湖で釣り開始
-
Megabass
メガバス グレートハンティング Kamloops Stinger 673 カムループス スティンガー 673 -
DAIWA
ダイワ 16セルテート 1003 - 19:15 釣行終了
芦ノ湖の他の釣り人の釣果 すべて見る
ブラックバスの他の釣り人の釣果 すべて見る
ブラックバスが最近釣れたルアー・エサ
ブラックバスが今まさに釣れてるルアーやエサを見よう!
ブラックバスが最近釣れたライン・釣り糸
ブラックバスが今まさに釣れてるライン・釣り糸を見よう!