サゴシ 56cm
元日、14時頃、大浜海岸にはテトラポットを除くほぼ全ての浜辺に、一定の間隔で釣り人が立ち並んでいた。
考えることは皆同じ、元日から景気付けに1匹でもいいから魚を釣ろうという魂胆であろう。
この日は同行者と2人で現地に赴いたが、釣り人以外にも家族連れやカップルなども多く、すでに我々に残された場所はテトラポットしか残されていなかった。
私はテトラポットでの釣りは怪我の恐れや、釣り場が禁止に追いやられる可能性もある為なるべく避けたかったが、やはり元日にこのまできて引き返す訳にも行かず、なるべく足場の安定した箇所を見つけ釣行を開始した。
周りで釣れている様子はなかったが、気温は暖かく、カワウが複数羽おり、メタルジグを投げているとサワラらしき魚が跳ねていた為、状況としては悪くなかった。
釣行開始から30分が経過した頃、同行者がヒット。釣り上げたのは44cmのヒラメであった。
私がメタルジグのワンピッチジャークで誘っていたのに対し、同行者はただ巻きでのヒットだったことから、おそらく魚の活性は低いと予想でき、私はよりただ巻きでも効果的なブレードジグを選択。先ほどから跳ねていたサワラに対してもブレードジグは有効という情報を以前掴んでいたのでしばらく様子を見よう投げ続けた。
その後10分もせずに、私のルアーにもついにヒット。正直アタリの瞬間は覚えていない。気づけばラインが走り出し竿先ががしなり始める。その引きから私はすぐにサワラだと確信した。
しかし、引きは以前釣ったサワラより弱い。おそらくサゴシであろう。足場は悪く、下手に泳がせればテトラポットにラインを擦られる恐れがあった為、私はかなり強引に巻き上げた。手前に近付くにつれ横に走り出し暴れ回る。
だが私に緊張感や焦りはなかった。やはりこれ以上の引きを味わい、それを釣り上げたという経験からだろう。
浜辺に引き上げようとした瞬間、水面から跳ね上がり姿を見せる。やはりその正体はサゴシであった。
テトラポットから降りて捕えるには危ない状況であった為、フックのかかり具合を見てそのまま浜辺へと引き上げた。
以前釣ったサワラ以来、私は何度も静岡の各サーフに足を運んだが、1度も釣果は得られず年を越してしまっていた。その為、この元日から釣り上げた1匹は私にとってはとても価値のあるものであった。
その後自宅に持ち帰り、同行者のヒラメと併せて食したが、釣った魚だけで腹を満たせるということは大変幸せなことであると実感した。
釣果データ
マップの中心は釣果のポイントを示すものではありません。- サゴシが釣れる近場の釣果
タックル
- ロッド
-
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DAIWA
- 20オーバーゼア 109MH
- 19,635円~
- 282 釣果
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DAIWA
- リール
-
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DAIWA
- 21カルディア LT4000-CXH
- 21,292円~
- 5807 釣果
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DAIWA
- ライン
状況
- 天気
- 8.0℃ 東 2.2m/s 1016hPa
- 潮位
- 106.9cm
- 潮名
- 大潮
- 月齢
- 1.2
- 水温
- 水深
- タナ(レンジ)
この日の釣行
- 日時
- 2025年01月01日 15:37〜15:37
- 15:37 釣行開始
- 浜川河口で釣り開始
- 15:37 釣行終了
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