シタビラメ
シタビラメ
シタビラメ

今までありがとう!PROX ネロスト4000SLJ
そしてよろしく!DAIWA 19レグザLT4000D-CXH

というわけで、この度新しいリールを買いました。
これまでサーフでそれなりのものがかかると、取り込みに大変苦労してしまい、モンスター級の魚をみんなはどうやって仕留めているのだろうと最近強く疑問に思っておりました。コメントでもご指摘頂きましたが、どうやらやっぱりリールが一番の問題だったようです(もちろん私自身の技術的な問題もありますが)

初心者の自分には、安価なリールであることで大物がかかったときに壊れる。ドラグが調整し辛い。巻き心地が悪い。ライントラブルが起きやすい。等の想像は出来ても、そもそも巻けないという発想が出てこなかったです。イシ○ロさんでも、四日市のサーフで使用するならこれでOKと太鼓判を押して頂きましたし。
Amazonでもコスパ良しと概ね好評で、実際3000番以下はそうなのかもしれませんが、少なくとも4000番についてはリールフット部が弱いと思います。
リールフット部が弱いことでそこそこの大物がかかった際に、ハンドルを巻くとたわみが生じ、それによって巻く力が分散され、ロッドを持つ手もハンドルを回す手もタックルが暴れるのを抑えるのに無駄な力が必要になります。

とはいえ、イシ○ロさんも私が初心者丸出しで聞いてきたので、あまり上等なリールを勧めるのも難だなぁと感じたのでしょう。実際、釣れるかどうかも分からないライトショアジギングなるもので、すぐに挫折する可能性も決して低くないのにいきなり数万円のリールを勧められても自分が買ったかどうかは微妙なところです。
また、最初から上等なリールを使っても、それが当たり前となってしまってその良さに気付けなければ勿体ないとも思います。

ネロストも頑張ってくれました。行きがかり上、冒頭で別れの挨拶みたいに言いましたが、これからも大事に使い続けます。ネロストのおかげで、私はLSJの世界と出会うことが出来ました。本当にありがとう。

そして、レグザLT4000D-CXH。よろしく。
このリールも上級者にとっては安物の部類に入るのかもしれませんが、信頼しているダイワ製でかつ剛性に定評があることが決め手となりました。デザインもシンプルで良いです。レグザと一緒にこれから色んな魚と出会えたらと期待しています。私自身はまだまだ低レベルですが、気分としては、はがねのつるぎを手に入れた。そんな感じです。とても頼もしいです。

さて、すっかり前置きが長くなってしまいましたが、そんなレグザとやって来たるは勝手知ったる楠サーフ。あ、息子は用事でいません。
季節はすっかり秋。マゴチは夏に比べて岸から離れ、今度はヒラメが寄ってくるんだよ。なんて話には聞いていますが、どうなんでしょうね。果たしてレグザがその性能を充分に発揮出来る機会はやってくるのでしょうか⋯。

磯津漁港で1時間ほど調査釣行をした後、11時頃楠サーフで釣り開始。
今日は昨日と違い風が穏やかでひと安心。釣り人の数はぼちぼちだ。途中から気になっていた流れ込みのある箇所が空いたので、そっちに移動する。前回より少し海藻が増えているような?

13時頃、30cmのシタビラメを釣り上げる。よしよし。
まだいてくれて良かったよ。このサイズならネロストでも問題はなかったけれど、やっぱり安定感がだいぶ違うね。

またレグザはほんの僅かに巻き取りの負荷が大きく、ラインの放出が滑らかで、巻き取り部から跳ねる水滴がやや多いような気がするが、ライン自体も号数は同じだがメーカーを変えてしまったので、そのせいかも分からない。ただ、購入する際に心配していたT字のハンドルノブはやっぱりちょっと巻きにくいかも。

干潮間際の14時30分頃、突然オフベイト40gイワシカラーに引ったくられるような強いアタリ。勢いよくドラグが鳴り響く。落ち着け。まずは走らせるんだ。相手が疲れてからがこっちのターンだ。やがてドラグが止まり、巻き始める。お、重い。でもリールフットは安定している。あとはこっちの仕事だ。最初はドラグを何とか巻き続けられる程度に調節し、ゴリ巻きしていたが、次第に二の腕が疲労を訴え、ポンピングに切り替える。

間違いなく過去最大級の相手だ。デビュー戦でまさかこんな相手に出くわすとは、持ってるねぇ、レグザ!

30分余りの格闘の末、徐々に竿先からのラインの角度が鋭角になる。あと少しだ。もう指が痛い。見ると親指と人差し指の皮がずる剥けになっている。でも今はそれどころじゃない。絶対に勝つんだ。もうかなり足元近くまで来ている。絶対にバラすなよ。あとちょ⋯

プチッ

⋯こうして私はまた、かかった魚を逃がすという貴重な経験を得た。敗北を得たのだ。

レグザに全く否はなかった。魚の姿を拝めなかったのでサイズが分からず単純な比較は出来ないが、振り返れば最初に走らせた時にドラグの設定がやや緩かった。気がついて締め込んだ時にはもうかなり沖の方まで走られてしまっていた。またレグザはその性能で充分に応えてはくれたが、ゴリ巻きしたのも宜しくなかった。沖まで走らせたこともあり、私の腕の方が先に根を上げてしまった。
それから切れた箇所を確認すると、スナップの結び目だった。実はカーボナイロン6号のリーダーを家に忘れてきてしまい、車に3号のショックリーダーがあったのでこれでいいやと使用したのが不味かった。漁師結び(完全結び)についても、そろそろ見直すべきなのかもしれない⋯。
晴れ晴れしくデビュー戦を栄冠で飾れなかった責任は全部私にある。レグザには本当に申し訳ない。ごめんよ。でもハンドルノブだけは替えような⋯。レグザ。

再戦したい気持ちはあったが、もう私は戦えなかった。疲れ果て、しばらく呆然と座り込んだ後、嫁と息子が焼いているというハロウィンクッキーを想像しながら家へと帰った。

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釣果データ

釣れた日
2022年10月30日 12:54
魚種
カレイ > ウシノシタ > シタビラメ
サイズ
30.0cm
重さ
匹数
1匹
都道府県
三重県
エリア
鈴鹿川派川河口
マップの中心は釣果のポイントを示すものではありません。

ルアー

状況

天気
 19.0℃ 北北西 1.4m/s 1022hPa 
潮位
171.4cm
潮名
中潮
月齢
4.7
水温
水深
タナ(レンジ)

この日の釣行

日時
2022年10月30日 11:00〜15:15
11:00 釣行開始
鈴鹿川派川河口で釣り開始
DAIWA
ダイワ リバティークラブサーフ T20-360
15:15 釣行終了

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