いつもご利用ありがとうございます。アングラーズの藤井です。
今日のマガジンは、アングラーズにおける釣り禁止エリアの設定についてお話しします。
ありがたいことに、前回の大瀬崎の釣り禁止のマガジンは本当にたくさんの方に読まれております。
この機会にアングラーズの釣り禁止設定について詳しく話します。
みんなの釣果における公開エリア
アングラーズには、【みんなの釣果】という機能があります。
この機能は、利用者さまに一番使われている機能で、月間で約85万人以上の方が利用しています。
【みんなの釣果】では釣りをしても良いエリアを前提に登録できるように用意されていて、登録する側も釣果を検索する側もこの登録されたエリア名を検索します。
登録する側
釣果を残した際に、位置情報から登録できるエリアを一覧で出します。
その中で該当すると思うエリアを選択して投稿します。
例えば、上記画像では名古屋港近辺のエリア名が出てきました。
その中で、一番近い場所で登録してください。
閲覧、検索する側
エリア名を入力すると、そのエリア名に紐付いた釣果が一覧で出てきます。
そのエリアで何が釣れているのか、もしくは過去にそのエリアで何が釣れたのかをみることができます。
釣果を検索するときは、エリア名を絞ったほうがより詳細な情報が出てきます。
例えば、琵琶湖南湖の釣果を知りたいとき『琵琶湖』で検索するよりも、『木浜』や『赤野井』などで検索した方がより詳細な情報が出てきます。
具体的にエリア名がわかっている場合は、そのエリア名で検索。
ざっくりとした情報がほしければ、大きなエリア名で検索してみてください。
釣り禁止設定
今回の本題に入ります。
この登録されたエリアは、以前は釣りをしても良くても時間が経つにつれて『釣り禁止』になる可能性があります。
前回の大瀬崎のように自治体や管理している責任者が釣りを禁止にすることがあるためです。
登録されているすべてのエリアを毎日釣り禁止かどうかチェックするのは現実的ではありません。
ただ、幸いなことにアングラーズの利用者の方は日本中いらっしゃるので、頻繁に『釣り禁止になった』との連絡をいただいております。
その際に、アングラーズで行うことは、
②、①が確認できた場合、釣り禁止設定をする。
この釣り禁止設定をすると実際にどうなるかというと、
登録する側は、登録時に選ぶことができなくなります。
閲覧する側がそのエリアを閲覧すると以下のような画面になります。
こちらは2020年の8月3日に利用者さんから報告があり、実際に釣り禁止設定にした『名古屋港9号地』になります。
釣り禁止設定にすることで今までに釣果がたくさんあっても、表示されなくなります。
もちろん万が一釣り禁止が解除された場合は、今までの釣果も表示します。
ただ、一度釣り禁止に設定したものは基本、これからずっと閲覧できなくなると思ってください。
禁止エリアで釣っているとわかっていない人がいる
今回一番話したかったことはココです。
みなさんしっかりと読んでください。
最近、アングラーズで堂々と釣り禁止エリアで釣っているとみんなの釣果で公開している人がいます。
これは堂々と『釣り禁止エリアで釣った』と言っているわけでなく、公開コメントを読むと釣り禁止エリアで釣ったことが読み取れる内容のコメントしているということ。
おそらく本人は、
①釣り禁止エリアとわかっていない
②釣り禁止エリアとはわかっているが、釣り禁止エリアで釣っていると言っていることに気づいていない。
のどちらか。
まぁ、おそらく後者だと思いますが。
どちらにせよこういった釣果は、分かり次第で非公開にします。
さすがに堂々と釣り禁止エリアで釣っているものを公開することはできません。
そもそも『非公開なら釣り禁止エリアで釣っても良いのか』と言われそうですが、今回の論点はそこではないので割愛します。
単純にダメなんですけどね。
一部禁止エリアの場所で
前置きが長めでしたが、少し強めの発言をしますね。
気分を害する人もいるかもしれませんが、先に謝ります、申し訳ありません。
例えば、基本的に釣りをしてもいい漁港があるとしましょう。
その漁港は、基本釣りをしても問題ないんですが防波堤の先端500mだけは立入禁止だとします。
もちろん立ち入り禁止なので釣りも禁止です。
漁港としては基本釣りOKなので、そのエリアはアングラーズでも登録できるエリアとなっていた。
まず前提としては、【防波堤の先端に絶対に入るな】が一番です。
だって立入禁止なんですから。
絶対に入らないでください。
それを踏まえた上で、言いますよ。
【みんなの釣果】の公開コメントに『先端にて釣りました』とか『先端に入ったけどもあまり魚いませんでした』とか書かれると、それは釣り人自体に良くない印象が付くんですよ。
アングラーズの印象でもありますが、言いたいのは釣り人全体に付く悪い印象の方です。
だって、そう書くことにより【自ら、私は不法侵入をします】だと発言しているようなもの。
だって自分で立入禁止に入ってますと言っているんですから。
またわざわざテキストに残して、誰もが閲覧できる状態にしているんですから。
これは大変な問題で、釣り人以外の人たちの印象は、こうです。
『釣り人は、犯罪者の集まり』
『また犯罪をおかしに来た』
残念ながら1人のせいで、全員がそう思われてしまうのです。
僕は【釣り人が来たら、釣り場はキレイになったね。】と思われるぐらいになるべきだと思っています。
今までにも何度か、良識のある方から同じような報告がありました。
釣り禁止の場所で釣っている人がいる。その方が釣果を公開していると。
ただ、一向にこういう報告はなくならないのです。
そのため、今回はしっかりと言わせていただきました。
声を大にして言います、とりあえず立入禁止の場所には入るな!
立入禁止の場所に入らなければ、そもそも(こんなコメントの付いた)釣果は生まれない!
釣り禁止に設定するかも
もし、今後も同じような報告があった場合はそのエリアが釣り禁止でなくても、アングラーズは釣り禁止エリアとして設定するかもしれません。
釣り禁止エリアに設定すると、そのエリアの釣果は閲覧できなくなりますし、登録もできなくなります。
釣り人が釣り場を守らないと、どんどん釣り場がなくなりますよ。
本来、漁港などは基本釣り禁止なんです。
ただ、多くの漁港は関係者の方が善意で開放してくださっています。
その善意を踏みにじるようなやり方をするのはやめましょう。
いつも使わせてもらっているという気持ちで釣りをしましょう。
釣り人だけでなく、釣り場に関わるすべての人が気持ちよく過ごせるような環境にすべきだと思います。