昨年末の最後の投稿から二度、遠州灘でLSJの挑戦をしたが、成果はなかった。せめて外道や稚魚でも、何か釣れてくれればその模様を投稿することが出来たが、何もかからなかった為にそれも適わず。無念だが、私に心残りは全くなかった。全力を尽くした。それで一度きっぱりと釣りから離れて、ずっと仕事に没頭していた。
先日息子がぽつりと「釣りに行きたい」と言ってきた。たまの休みも私は家でだらだらと過ごしてしまい、最近は父親としてろくに息子と遊べていなかった。
「釣りかー。なに釣りがいいの?」と聞くと「サビキ釣り」とのこと。サビキ釣りかー。時期的にはもういけるか。数ヶ月ぶりにANGLERSを覗くと、釣果は悪くなさそうだ。
土曜が強風だった為、日曜の14時から碧南釣り公園で釣り開始。干潮前でかなり水深が浅く、そう慌てて竿を出すこともないか。
まったりと準備をしていると、お隣さんがサッパの連掛け。どうやら沖の方で掛けていらっしゃる。そういえばこの釣り場は手前はダメでも、ある程度奥の方に仕掛けを落とすと釣果に恵まれるパターンが多かったことを思い出して、早速真似をする。すると1投目からブルブルと小気味良いアタリがあった。
にっこりと笑って息子に「巻いてごらん?」と竿を渡す。上げるとサッパが3匹付いていた。その後もほぼ毎投1~6匹釣れ続けた。時折バラしてしまうのが息子は悔しそうで、それがまた楽しいといった様子だった。
小学3年生になったばかりの息子がサビキを真っ直ぐ遠投するのは流石にまだ無理だが、それ以外は取り込みからサッパを外してクーラーボックスに入れるまで全部一人でスムーズに出来ていた。不用意に竿先や仕掛けを人様に向けることもなく、仕掛けを絡ませることもせず。息子の上達ぶりが純粋に嬉しかった。
16時頃にお隣さんがお帰りになり、また別の親子連れの方がやってきた。娘さんは息子よりもやや低学年くらい。本当に初めて釣りをするといった感じで、足下にコマセ籠を落として、しばらくアタリもなく「釣れないねぇ⋯」なんて会話をされていた。よっぽど要領を教えて差し上げたかったが、急にレクチャーを始める釣りおじさんになるには、まだ自分にはちょっと経験も勇気も足りなかった。
でも息子が6匹かけて「ひょぉ~。また釣れた~♪」的なことを言ったのを聞き、向こうのお父さんが私に「凄いですね!」みたいに話しかけてくれたので、ちょっとずつアドバイス出来た。すると結構ぐいぐい聞いてきて、最終的には適切な浮きとオモリも差し上げて、一度実演してみせた。すると上手いこと釣れてくれてひと安心だ。
あとはもうお任せ。最初はなかなか苦戦されていたが、時折ちゃんと釣れたようで本当に良かった。娘さんにとっても良い思い出になれば光栄だ。
慣れてしまえば大した要領でもないが、凄い釣りのベテランみたいに言われたのが少し恥ずかしかった。でも自分ももう初心者ではないのかなぁ⋯。
比較的まだ明るく、何なら今が一番釣れるタイミングだったのかもしれないが、翌日は平日なので18時には撤収。「疲れたー」と私が息子に言うと「僕は全然疲れてないよ♪」と、そう言った息子は車に乗るなり即座に爆睡していた。
この日私はほとんど釣りをせず、そんなに沢山釣ったつもりもなかったが、帰って数えてみるとサッパ116匹。ボラ1匹の大漁釣果だった。
板前の下働きの気分でその日のうちに全て自分で下処理をし、嫁さんに40匹程唐揚げにしてもらった。家族みんなで「美味しいね」と喜びながら食べたのだった。
釣果データ
マップの中心は釣果のポイントを示すものではありません。- サッパが釣れる近場の釣果
タックル
- ロッド
- リール
- ライン
状況
- 天気
- 19.0℃ 南西 3.9m/s 1019hPa
- 潮位
- 104.7cm
- 潮名
- 中潮
- 月齢
- 2.9
- 水温
- 水深
- タナ(レンジ)
この日の釣行
- 日時
- 2023年04月23日 14:00〜18:00
- 14:00 釣行開始
- 碧南海釣り公園で釣り開始
- 18:00 釣行終了
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