みなさんこんにちは!とある水族館で飼育員をしているかつ兄です。
釣りは4歳から始め魚好きが高じて飼育員になりました。休みやちょっとした時間があればだいたい水辺にいる典型的な釣りバカです。
そして、不穏な題名ですみません。僕が馬鹿だっただけなんです…
実は先日、アングラーズで知り合った仲間同士で、新たな仲間の顔合わせを兼ねた飲み会がありました。
その時に僕の身に起きた悲劇を、注意喚起含めお伝え出来ればなと思います。。。
楽しい飲み会だった
遡ること8/28 。
オンライン会議のアプリをダウンロードし、いざ人生初オンライン飲み会が21時より開始!
みんなの自己紹介を終え、釣り談義に花が咲き、次の狙い魚は何にしようかなと考えながらビールを流し込む。
もうね、釣り好き同士で語らいながら飲む酒の美味さと言ったら…早くコロナ終わってみんなで集まって呑みたいな…
話をしていく中で、ふと最近フカセに使用しているリールのラインローラーから少しシャラシャラ音が出てきたなーって思い出しました。
「ちょっとグリスアップと整備しながら話しよっと」
そう思ったのが間違いでした…
フカセに使っている愛機 DAIWA 14インパルト3000SH-LBD 少し年代物ですがいいリールです。
事件発生
何が起こったかと言うと、ラインローラーの回りが少し渋くなってきたような気がしたので久々ににグリスアップしようと思い、ドライバーでアーム部分を緩め注油してました。
1箇所やるならその近辺もメンテナンスしようと思い、いつも通りに汚れ落としと注油をしていきました。
「よし、グリスも馴染んできたし余分な油をとって組み上げて完成だな」といつも通り組み付けを行っていきます。
その際、難所があるのですが、アームバー部分の組み付けをする際に付け根にある溝にバネが付いたL字の金具をはめ込まなければなりません。
これが中で横を向いているためなかなかハマらないんですよね…
ベールアームの根元に入っている金具。本来ならバネに刺さって収まっております…
コイツをアームに引っ掛ける際に、力加減をミスってバネと一緒に勢い良く後方へ射出されてしまいました…
リールは酔った時にいじるな
題名の通り酔ってる時は勿論、暗い部屋や物がいっぱいあるとこで弄っちゃいけません…
まだ今回はバネが飛んでって見つからないだけで済みましたが、酔っている時などはネジを絞めこみすぎてネジ山を潰したり、部品壊したりとなかなかリスキーです。
また整備する近辺は、ごちゃごちゃしてるとパーツを落とした時や飛ばした時に入り込んでいってしまうので片付けておきましょう…
ちなみに飛ばした次の日、釣具屋勤務の友人にパーツ頼みました(パーツ代税込220円)
日常メンテなら簡単
部品無くした奴が何言ってんねんwwwとなるかもしれませんが、リールも機械なのでメンテナンスしないと次第に不具合が出ます。
釣行後の塩抜きはもちろん、ラインローラーなど海水にさらされる部分は定期的に注油しないとサビが発生し、せっかくの性能が発揮出来なくなって大物を逃がしてしまう可能性も…
僕の場合ですが塩抜きは、某「日本一有名な釣具屋のオヤジ」が言っているバケツに水を張って、リールを突っ込んでハンドルクルクル、という手法です。
ラインローラーに水をかけてクルクル。。。そのあと水気をきって陰干しにしています。
そして使用頻度と巻感にも左右されますが最低半年に1回くらい全バラしてパーツのグリスアップを行っています。
友人がジギングを始めるとのことで、僕のお古を嫁がせる前のオーバーホール
ほぼ全バラしてメンテナンスしました。出来ればパーツはトレーに入れていった方がいいです。
また、全バラレベルは機械弄りに自信があり、メーカーの分解図が理解できる方だけにした方が無難です。
そして何かあったとしてもメーカー保証が効かなくなる、と言われているので、その点は覚悟が必要です(運営注記:状態、受付店舗によって対応は変わるようです)。
ちなみにオイルとグリスはSHIMANO、DAIWA共に出ているのでメーカーに合わせて使用しています
不具合が出たらメーカーへ
皆さんがきいたことのあるメーカーならば、大体はオーバーホールを受け付けています。
近くにある少し大きめの釣具屋さんに問い合わせすればオーバーホールの可否、大体の値段を教えてくれます。
オーバーホールをするしないに関わらず、見積もりを作って貰うと釣具屋さんに対しての手数料が発生するのでご注意下さい(確か500円くらいだった気がします。また、釣具屋さんによっては無料のところもあるかもしれません)
オーバーホールといっても不具合が無ければ全バラしてグリスアップしてくれる程度で終わるので5,000円くらいで済みますが、パーツに致命的なダメージがあり交換が必要だったりすると別途パーツ代が掛かります(パーツ交換する前に「本当に交換していいのかどうか」連絡が来るので急にとんでもない金額は請求されないので安心してくださいw)
なので不具合が出る前に定期的にオーバーホールをしたり、釣行後のメンテナンスはしっかり行ったほうがいいと僕は思います。
オーバーホールした事がないよって方、是非1度オーバーホールを検討してみてはいかがでしょうか?巻き心地が生まれ変わりますよ!
釣具は魚との出会いを提供してくれる大事な相棒です。
定期的なメンテナンスを実施して快適で楽しい釣りライフにしてくださいね!
とりあえず僕は酒呑みながらリールバラすのはやめます…笑
とある水族館で飼育員をしているかつ兄です。
釣りは4歳から始め魚好きが高じて飼育員になりました。
休みやちょっとした時間があればだいたい水辺にいる典型的な釣りバカです。
基本ルアーがメインでジギング、キャスティング、エギングをよくやります。