こんにちわ、ANGLERS藤井です。
今回の話は前提として、GT、ヒラマサ、マグロなどのオフショアキャスティングゲームのことをビッグゲームと勝手に命名して話を進めていきます。
ブラックバスしかやってこなかった人がビッグゲームに挑戦するとつまずくことがたくさんあるんだぞと少しずつ書いていきますね。
そもそも僕の釣り歴
僕は釣り歴は30年を超えていますが、1番長くやっているのはブラックバスになります。
釣りを初めて15年ほどブラックバスを行い、シーバスやハタ、エギング、メバリングなどをやってきて、ここ4年ほどはビッグゲームとネイティブトラウトにハマっている感じです。
なので今回の話を読んで、【何を当たり前のことを】や【それは間違っているぞ】なんて声もあるかもしれません。
あたたかい目でご覧いただけますと助かります。
僕の中ではこの分野はまだ発展途上だと思っています。他にもいい方法がたくさんあると思っています。
まぁそれでも4年やっているわけで、そんななか今思い返してみると新参者がハマる場所が何点かあるなぁと思い、ここに書きたいと思います。
少しでも参考にしていただけると助かりますが、ビッグゲームの世界って試行回数が圧倒的に少ないので答えがよくわからないんですよね。
まぁ参考程度に。
クリンチノットで結んでいた時期
ビッグゲームの人からすると、【信じれない】でしょう。
バサーからすると、【なんでダメなの】となるかもしれません。
びっくりするぐらい恥ずかしいのですが、始めた当初は『クリンチノット』もしくは『ダブルクリンチ』、『漁師結び』でルアーを結んでいました。
いやーマジびっくりするわ。そりゃ何回もラインブレイクするわ。
誰か教えて下さいよ。その結び方で大丈夫?と
ビッグゲームをやらない人は『クリンチノット』『パロマーノット』『ユニノット』なんかで結んでいるかと思いますが、ビッグゲームには使えません。
すぐに切れます。やつらが本気出したらマジで一瞬で切れます。
過去にあった出来事
まだ僕がダブルクリンチで相模湾のマグロに挑んでいた時の話。
30kgクラスのキハダがかかったことがありました。
そのときはカツオナブラを撃っていて、かかったときにはその引きからサメがかかったと思っていました。
なんなら船中全員そう思っていました。そのぐらいゆっくりとしたずっしりとした引きでした。
こちらはサメだと思っていますから、そりゃゆっくりとゆーーっくりと巻いていたんです。
徐々に魚影が見えてきて船の下まで来たとき、僕は初めてキハダだとわかりました。
と同時にキハダはまだ釣られていることに気づいていないのだなと言うこともわかりましたw
その瞬間、キハダは焦ったのでしょうか、急にマックススピードになりドラグなんて関係なくラインブレイク!
ラインはルアーのところで切れていました。
そもそもマグロに対して、ルアーの結束にクリンチノットでいきますかね。と当時の自分に言いたい。
だがしかし、バスの常識が基本になっている僕には、疑う余地のない部分だったのは間違いありません。
イモムシノットとの出会い
そこからです、乗合船や友人のノットをしっかりと見てどんな結び方で結んでいるのかを勉強しはじめたのは。
そのときに多くの人がやっていたのがこのノット、イモムシノットです。
イモムシノットの結び方
①まず初めに下の写真のようにアイに輪を通してください。
②次に、できた輪にアイをくぐらせてください。
③そのままハーフヒッチを上と下に交互に行います。目安は3回ずつ、合計6回程度で充分です。
④最後にエンドノットをして完了です。残ったラインは少し長めに残してください。
GTやマグロを掛けてもこのノット部分が切れたことはないです。
そのぐらい信頼しています。
バスの常識、ビッグゲームの非常識
特定のルアーフィッシングのみをやっている方、その常識はどのジャンルの釣りでも常識ですか?(と過去の自分に言いたい)
例えば、スナップを使って釣りをすることはあると思いますが、ビッグゲームにおいてスナップなんて使いません。
負荷が均等にかかった末、スナップから壊れます。ラインブレイクならぬ、スナップブレイク!!
また、初めはこれもびっくりしたんですが、ビッグゲームにおけるルアーチェンジの際は毎回プライヤーを使ってスプリットリングの開閉をします。
ルアー交換する際にわざわざプライヤー使います?
慣れてくるとかなり早く交換できるようになりますが、初めは交換するのに30秒ぐらいかかっていました。
他にもルアーにフックが付いて売っていない、PEラインだけで1万円超えるとかたくさんのびっくりポイントがあります。
そしてそれがいつの間にか麻痺してきて、常識になります。
というわけで、これからはこんな感じで初めてビッグゲームに挑戦される方に少しでもお助けできるように、書いていこうと思います。