前回はBigDipperの船『斗南3号』についての話をしました。
今回はBigDipperのスケジュールとホスピタリティなどを話します。
初めて乗るときは、僕もかなり不安でしたが結論から言うとすべて杞憂でした。
BigDipperの快適さはホテル並みと言っても過言ではありません。
乗りたいと思っている人はコレを読むと、ますます乗りたくなると思いますよ。
スケジュールの例
すごくざっくりしていますが3泊4日のスケジュールはこんな感じです。
僕は今まで乗った際は、すべて前泊していますので時間的にかなり余裕でした。
このスケジュールは前泊しないパターンです。
実際は前泊するほうが珍しいらしい。
多くの方が空港から直行でビッグディッパーに集合していました。
BigDipperに着いたら船長に挨拶をしたり、タックルの準備をしたりします。
事前に説明があると思いますが、スーツケースなどのハードなカバンは船内に持ち込めないのでイケアなどの大型でソフトな袋にスーツケースの中身をすべて詰め替える作業が必要になります。
以前の斗南2号ではスーツケースごと船に入れれたらしいのですが、斗南3号はそれができませんのでご注意ください。
空になったスーツケースは船宿に置いておきます。
船に乗る前には、近くのA-COOPにて買い出しを行います。
ここで買うものは各自の4日間の飲み物と初日の昼ごはんになります。
初日の昼はいらない方は買う必要ありません。
ただ、飲み物は余るほど持っていくことをおすすめします。なくなったらいろんな意味でキツイですから。
知っておくといいかも
ここでBig Dipperにおける生活の知恵を何点か話します。
飲み物は2Lペットより小さいものを何本も
前回の話では船内の説明をしました。
その中に冷蔵庫を書いたのですが、この冷蔵庫に全員の飲み物を入れることになります。
2Lの大きいものは、不思議とどこかに行く可能性があります。
もっと丁寧にいうとどこかに消える可能性があります。
そりゃ同じA-COOPで買い出すわけだから飲み物も大半が被るでしょう。
一応ペンだったり、剥がれにくいシールだったりで自分の飲み物にマークをするんですが、それでもたくさんの飲み物と一緒になればよくわからなくなります。
少し高くつきますが、一度に飲みきれるサイズをたくさん買ったほうがなくなりにくくなるのでいいのかなと思いました。
シャワーは早めに
別にBig Dipperに限ったことではありませんがお湯を電気で沸かすため、ひっきりなしにシャワーを使えばお湯が出にくくなります。
3泊4日の共同生活なので、みんなのことを考えてお湯を使いましょう。
ただ、それでもお湯が出にくいときも考えられます。
とりあえず、なるべく早めに入ったほうがいいよね。
小銭が必要なときもある
ずっと船の上かと思えば、実は特定の島では上陸して温泉に入ったりします。
温泉がある島は結構多く、悪石島や宝島で温泉に入る可能性があります。
その際に小銭が必要になります。
たしか200円とか300円とかだったと思いますが、用意しておいたほうが良いですよ。
また上陸したときには自販機がありますので、飲み物の補充や買い忘れたもので飲みたいものがあれば買うことができますからね!
ホスピタリティの高さ
当たり前なのかもしれませんが、船はとてもキレイです!
トイレもウォシュレット付きですし、シャワー室もめちゃめちゃキレイです。
もちろんドライヤーもあります。
まぁこの辺は僕はそこまで重要ではないので不安ではなかったのですが、食事だけはかなり不安だったんですよね。
そもそも船の食事で満足できるのかなと。
ただ、乗ってからすぐに杞憂だったと気づきます。
Big Dipperのご飯ヤバい。
以下の画像は実際に出てきた食事です。
すごくないですか?味も量も完璧です!
ただ、1つだけ残念なことにこの調理をされていた中乗りさんが、最近辞められたそうで同じものが出てくるかどうかわかりません。
かなり残念。。。
目指せトカラ列島
天候がよければ、初日からトカラ列島の悪石島もしくは宝島方向に向かいます。
また天候やコンディションによっては、最北端にある口之島もしくは屋久島近くまで初日から行くかもしれません。
この辺りは、もちろん福井船長次第になります。
僕が乗った時は、初日は悪石島か宝島までしか行ってません。
そのタイミングで調子のいい場所を船長は知っていますから、福井さんに任せれば釣らせてくれます。
また、2日目と3日目はトカラ列島の島々を釣りして回ることになります。
朝から晩までずっとルアーをキャストします。
気づいたら夕方になっています。
都会と田舎では時間の流れる感覚が違うというけど、トカラ列島では時間の経過が早く感じます。
集中していると本当に時間が経つのが早いんです。
逆に夜は時間が経つのが遅く感じます。
日が出ていると時間が経つのが早く、日が沈めば遅くなる、すごく不思議な感覚に陥ります。
それがトカラ列島!
不安なんてひとつもない
Big Dipperに乗る前は不安がありましたが、乗ってしまえばここまで快適な船はありません。
初めはその辺にある遊漁船みたいな船で3泊4日とかありえないと思っていましたが、全くもってそんなことはなくその辺のホテルより圧倒的に快適でした。
また、みんなで3泊するっていうところが良いですよね。
家族みたいな感覚にもなります。
GTがヒットすればみんなで応援(という名の茶化し)に入りますし。
最後ですが、このアイスもBig Dipperで出ます。
すごくないですか?