以前のマガジンでD-ZONEのイベントを行うことを告知しました。
おかげさまで開催前なのにすでに400名近いエントリーがあります。本当にありがとうございます。
今回、初めてD-ZONEを使う人もいるでしょう。
そこで18年間使ってきた僕が(ブランクあるので語弊があるかもしれない)、少しでもみなさんのお役に立てるように説明したいと思います。
スローに巻くだけ
僕がメインに使っていたのは3/8ozです。
9割3/8ozでたまに1/2ozを使用していました。
狙う水深は3m前後が多く、ウィードトップが引っかかるか、引っかからないかギリギリをゆっくり巻くだけ。
以上です。
これって普通のスピナーベイトと同じなので何も『D-ZONEの使い方』なんて仰々しいこと言わなくても良いんですけどね。
ただ、それだけで普通に釣れます。
それがD-ZONEの良いところ。
琵琶湖に限らずですが、ウィードエッジに差し掛かるタイミングがもちろん一番バイト率があります。
もう数年前ですが、この時期の琵琶湖南湖の天神川河口で連続7匹D-ZONEで釣った記憶があります。
初めて使う人は、一定層をゆっくり巻くことを意識して使ってみましょう。
水深3mでウィードトップが2mならば、その2mラインをD-ZONEが常に泳いでいるのを意識して巻きましょう。
沈んでもダメ、浮いてきてもダメ、その適度な巻き速度をずっとキープしてみましょう。必ず釣れるはずです。
アシストフックを付けた方がいい
アシストフック、別名トレーラーフックとも言いますね。
僕は必ず付けています。
ちなみに、この意見は賛否両論あるだろうなぁ。
ただ、D-ZONEに限らずスピナーベイトにはアシストフックを付けたほうが良いと思っています。
その理由は単純で、その方がキャッチ率が上がるからです。
よく、アシストフックを付けるとバイト数が減るとか言われますが、これって検証の仕様がないですよね。
10回投げて複数回バイトのある場所が何度もあれば、できなくもないですが、そもそもアシストフックを付けた場合と、付けなかった場合で平等に検証することが難しい。
それよりも、アシストフックを付けなかった場合はバイト10回に対して6匹取れた。
付けた場合は9匹取れた。
そんな説明の方が説得力あるかなと思います。
もっとはっきりとわかるのが、下の写真のようにアシストフックにしっかりと掛かっている場合です。
僕が下手なだけかもしれませんが、スピナーベイトはこんなバイトが多い気がします。
そのため、僕は必ずアシストフックを付けるようにしています。
ただ、これも好き嫌いなので自分の思うように行ってください。
このスピナーベイトには付けた方が良いとか、このスピナーベイトには付けないほうが良いとか、そういうのもありだと思います。
アームの剛性こそ武器
包み隠さず話しましょう。
D-ZONEは他のスピナーベイトに比べて、アームが曲がりやすく剛性が低いです。
実際に使ったらすぐにわかることですが、でもこれこそD-ZONEが釣れる秘密だと思います。
アームが曲がりやすいということは、巻いたときに抵抗の受けるブレードの重みによってアームが曲がるということ。
つまり、巻いているときは常に後ろに引っ張られていることになります。
これが浮き上がり防止とスローに巻ける理由になるわけです。
ルアー全体に言えることですがレンジキープって本当に大事です。
ただ、このレンジキープが中々難しい。
またスローに引けることもかなり重要なことで、ルアーによっては一定の速度以上で巻かないとそもそも動いてくれないものもあります。
結果、そういうルアーは早く巻きすぎるからスローには巻けない。
もちろん、早く巻けることがメリットの場合もある。
逆に他のスピナーベイトよりもD-ZONEは早く巻くことができない。
ただ、D-ZONEが釣れる理由はスローに巻けることにあると思います。
この2つを担っているのがアームだと僕は思います。
アームが壊れやすいのは本当のこと。
ただその代わりたくさん釣れる、それがD-ZONEです。
今回の限定カラーがある
前回のマガジンでは、以前の10周年限定カラーはあったけど今回の20周年限定カラーはないと言いました。
ただ、このタイミングで違った意味で限定カラーが出るのは知っていましたか?
20周年という名目ではないが、限定カラーが2つ出ているんです。
#YK01 フリッカーチャート
魚からは見つけてもらいやすく狙いも定めやすくなることで、バイトチャンスや深いバイトが増加するだけでなく、アングラー側の視認性も良いことから、キャストやリトリーブコースのコントロール精度もアップ。目から入る情報を積極的に活用して最強のアピールで攻め込むアクティブなアングラーに。
#YK02 クールベイト
クリア~ステインな水質にマッチするが、クリアアップする低水温期の霞ヶ浦水系でも効果を発揮。オカッパリ等ルアーを多く携帯できない状況でカラー選択に迷わない、悩まない……フリッカーチャートとの2色ローテーションシステムがここに完成。
どちらもあり!ですね。
というか、まさかの三代目の山下健二郎さんとのコラボとは。
どちらのカラーも、釣れるカラーだと思いますので、釣具屋で見つけたら買ってみてください。
ちなみに僕が1つ選ぶならクールベイト推しです。
すごく釣れそう。
イベントは10月9日から
今回のイベントの賞に『特別カラーミッション』というものがあります。
これは、『#YK01フリッカーチャートと#YK02クールベイトのそれぞれで釣果を残した人』が条件になります。
しかも他の条件と大きく違うのは、当選人数が10名と多いことです。
この2つを買って釣れば、ルアー16個セットがもらえる可能性が高いということ。
是非、検討してくださいね。
ちなみに僕の毎ホームの釣具屋さんにはフリッカーチャートの方がもう品切れになっていました。
買うにももう遅いかもしれない!!