秋になり少し肌寒い日となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?福井県を中心に活動をしています山内山と申します。
主にオフショアでのルアーフィッシングをメインに行っており、現在マイボートの船長として日々修行中です。今回も釣行記ということで秋の青物ジギングに行ってきました。
※コロナウイルス感染対策として体調の確認、移動時・釣行時のマスク着用して行っております。また、定員も最小限に抑えて行っております。
タックル紹介
まずはタックル紹介です。
スーパーライトジギング用
80gまでのジグを付けています。今回は曇天の為、DaiwaのTGベイトの80gのグローを使用しました。
ライトジギング用
ロッド・DAIWA Saltist BAY JIGGING 661HBX
リール・17GRAPPLER 300HG
ジグはボーズレスノブナガとライズジャパンのライズジグを付けました。
他にもスロージギング、タイラバロッドを持って出港しました。
痛恨のバラし。まさかのサワラ
出港してしばらく船を走らせていたら、ハマチっぽいナブラが見えたので立ち寄ってみることにしました。
近寄るとナブラはすぐに沈んでしまった為、表層狙いからボトムに狙いを変えジグを落としました。
するとボトム付近でヒットしたのですが、全然引かない。多分カサゴかエソかと思い、タモはいらない!宣言をしていました。
しかし、海底から上がってきた魚体を見ると、80cmはあろうかというサワラ!!
これってスーパーライトジギングあるあるなのですが、柔らかいロッド、細いラインで青物などが掛かると、稀に自分が釣られていることに気づかずに簡単に上がってくる魚がいます。
このサワラも釣られていることに気がついていなかったのでしょう。タモいらない宣言から一変、「タモ頂戴、早くー」となりました。
サワラもようやく自分が置かれた状況を把握したのか急に走り出しました。何とか足元まで持ってきてタモ入れするのですが、うちの船に2本あるタモのうち小さい方を持ってきてしまいうまく入らず、暴れてアシストラインを切られてバラしてしまいました…。正直ショックでしたが、始まったばかりなので、まだまだこれからと気持ちを切り替えました。
もし、釣れていたらこんな写真がアップできたでしょう…。
静かな海
突然のサワラの出現に同行者たちのテンションもアゲアゲ状態になりましたが、ここから当たりがパタリと止まりました…。
いつも通りの、風なし潮なしの静かな海です。海水温を見てみたのですが、表層で20℃と、少し高めでした。冷たい大気に触れている表層で20℃ならば、その下はもう少し温かいと思われます。青物の活性が上がる水温が18℃位なので、もう一回時化て海を掻き回してもらうと水温も下っていい感じになるのかもしれません。
そんな中、根回りで根魚と戯れている人のタイラバに大きな当たりが来ました。これはマダイかと思いましたが、上がってきたのは。メジロでした。
ラスト流しの奇跡
ろくな釣果も得られないまま雨が降ってきました。ボチボチ帰りを意識し、戻りながら釣りをする事に。刻々とタイムリミットが迫る中、とうとう最後の一流しの時間になりました。最後の力をふり絞り、ライトジギングタックルでワンピッチジャークしていると、中層でガツーンとヒットしてきました。ライトジギングタックルのため、無理もできず、ラインをガンガン出されひやひやしたのと同時に、朝のバラしたサワラの事が脳裏をよぎりました。
頼む!外れないでくれ!慎重かつ大胆にやり取りをする事数分間。今回は大きい方のタモですくいました。上がってきたのは人生初カンパチでした。
53.3cm(計測アプリでの数値)で、使用したジグはライズジャパンのライズジグ150gでした。
このジグは最初からフックが付いている為、フック選びで迷うこともなく、前回の釣行でもメジロが釣れたので、ここ最近で絶大な信頼をしているジグです。
釣り上げた瞬間、足はガクガク、待望の1尾にホッとしました。これだから釣りはやめられないです。これから秋も深まり冬にかけて、脂ののったハマチやヒラマサ等が続々と釣れるようになります。天候的に船が出せる日が限られますが、また、釣行記をアップしていけたらと思います。
生まれも育ちも福井県。子供の頃から地元の川や海で釣りをしてきました。
最近は、オフショアでの釣りに没頭してて、ジギング、キャスティング、タイラバ、イカメタルと幅広く楽しんでいます。
昨年船舶免許も取得して、現在はプレジャーボートの船長見習い中です(笑)。