こんにちは。ルアーでいろんな魚を釣るぞー!です。
さて、冒頭から少し固い話になりますが。。。
ルアーは当然ですがその魚の食性に応じて作られており、さらにある程度魚種ごとに分けられています。
ですから釣具屋に行けばバス用、ソルト用、エリア用などとと大きく分けられておりソルトはその中でもいくつかに区分されているのが一般的かと思います。
私はソルト中心ですが釣具屋に行くと勉強の意味も含めて淡水、海水のどちらのエリアも見て回ります。
そこでいつも思うのがソルトに比べてバスの方がルアーが多様だということです。1魚種でこれだけ多様なルアーがあるのは多分バスだけではないでしょうか。
それだけブラックバスが釣魚として魅力があるということなのでしょうか。
そのためソルトでは見ないような形状、使い方のものも多く興味が湧きます。しかし中には「これは絶対ソルトでも使えるでしょ!」というものもあります。
そこで今回は基本バス用に開発されたものをソルトで使用し、その結果をお知らせします。
KOBUSHI(コブシ) SIGNAL
KOBUSHIのSIGNALです。見ての通りカニワーム。
ソルトで釣ってる人から見たらどう考えても「クロダイワーム」ですが開発コンセプトは「デカバスはカニを食べてる。」ということのようです。
でも「カニ」と言えば「クロダイ」。ということで使用してみました。
結果としては期待したクロダイは釣れませんでしたがカサゴは普通に釣れました。起用したジグヘッドは尺ヘッドの5g。岸際にフォールさせ、リフト&フォール。この日は着底直後に当たるパターンが多かったです。
高評価ポイントとして形がリアルで、それだけでテンションが上がりますし、素材が固めに作られていてワームの消耗が少ないことが挙げられます。
このワームの課題
値段が高めで4個で935円。1個約233円はちょっと高い。。。
同じカニ型ワームのマルキューのパワークラブ蟹は素材が脆いので消耗度は上がりますが価格は安い。。。どちらにするか迷うところです。
クロダイが釣れなくても根魚でイケる!
FLATERRIS(フラテリス)ISM
ISMのフラテリス。「これはソルトでも絶対釣れそう!」そう思って手に取りました。
5.5インチと3.5インチがありますが今回は3.5インチ。使用したリグは2.5gのラウンドジグヘッド。キャストして底を取りリールを2回巻きテンションフォール。
こんな感じで誘いをかけると1投目からヒット!釣れた魚はカサゴ。今回の中では最も感触が良かったワームでした。
特徴として3.5インチでボディ部分がかなりボリュームがありますが腹から尾鰭にかけて大きく絞ってあるので全体的には大きさを感じさせません。
また、一見、尻尾はあるけどピンテールかな?と思わせますが実はシャッドテールになっており、引くと水をかき混ぜアピールします。
さらに写真では分かりにくいのですが魚の顔も造型されていて私は使う際にセコく目玉をマジックで書いて使ってます。。。
このワームの課題
このワームも価格です。6本入りで800円(税別)はやはりちょっと高い。。。
価格は高いが安定感は抜群!(3.5インチを丸飲み)
TAILLESSGRUB(テールレスグラブ) ゲーリーヤマモト
バスマンなら誰でも知ってる定番ワーム。
通称「イモ」ですが、このシルエットは絶対根魚に効くはず!使用したサイズは50。
釣行日は日中だったのでラウンドヘッドのジグヘッド(2.5g)で使用しました。
釣れた魚はカサゴ。着底直後にガツガツという激しい当たりでこのワームが好きな様子がよく分かりました。
比重が重い素材なのでノーシンカーでもキャストに問題はなく、夜釣り等でノーシンカーでの表層引きでのメバルにも期待が持てました。
またサイズも3種類あるので状況に応じてセレクトすると良いでしょう。10本入りで980円(税別)なので今回の3種の中では最もコスパが高いことは利点です。
このワームの課題
このワームは素材が脆く、手返しの良さが求められるライトゲームでワームの交換がついて回ることが欠点です。特にテキサスリグやノーシンカーリグでオフセットフックを使用する際にはワームの口の部分が壊れやすいのでワームの長持ち具合を考えればジグヘッドでの使用を勧めたいです。
イモワームは釣れるがワームが脆いのが欠点。。。
おわりに
いかがでしたか?ソルトだからソルト用のワームというチョイスではあまりにも当たり前で楽しくない。
魚の気持ちになって色々考えてイマジネーションを膨らませて。。。釣具屋に行く時の楽しみがまた増えてきますよね。
ルアーでの釣りの面白さはこんなところにもあります。ぜひ皆さんも自分だけの秘密のバスワームをソルトて使ってみてください。
自分の戦略で爆釣したらほんとに嬉しいですよ!ということでこの企画は今後も続けて行きたいと思います。
では楽しいバス用ワームが見つけたらお会いしましょう。それではまた。
釣り以外に飼育・繁殖も手がけて食に至るまで何でも興味があります。
様々な魚に出会うため、北は北海道から南は沖縄まで釣り歩いています。
有名ポイントや実績ポイントは苦手で、ぶらりと立ち寄った場所や自分の感覚だけで釣り場を決めることが多い勘ピュータアングラー。