定番コーナーは、実は結構多くの人に読まれています。
実際に多くの方が、【どこで】【なにが】【釣れ始めているか】に大変興味あるように感じます。
ちなみにそれと同時に【何が釣れなくなったか】も敏感で、釣り人の一部には「釣りが好きというよりかは、その魚を釣ることが好き」な方が多いのだと思っています。
例えば、ショアジギが好きな方はシーズンが終わると釣りをしない方がたくさんいますよね。まぁこれはショアジギに限った話ではありませんが。
ちょっと脱線します
日本にはたくさんの対象魚、ターゲットがいます。
今回発表するランク付けした対象魚も、20種類になります。
釣り人の中には特定のターゲットが決まっている人もいれば、決まっておらず幅広く釣りが好きな人もいますよね。
僕の体感では、この割合は3対7(決まっている人が3)ぐらいでしょうか。
特にブラックバスを釣られる方は、他の魚には興味がない人が多い印象です(個人の偏見!バイアス!)
また、バス以上にトラウト(特にエリアトラウト)を狙っている方は、本当にトラウトしか興味ない人が多い。
これこそ偏見の塊だと思うんですが、トラキン(トラウトキングというイベント)に出ている人が僕の周りに数名いますが、その人たちは絶対にエリアトラウトしかやりません。
どれだけ誘っても絶対にエリアトラウトしかやらないんです。
ちなみに、僕も以前はブラックバスしか興味ありませんでしたので、こういった人の気持ちがわかります。
興味ない釣りものは、マジでどうでもいいんです。
この話はどれが正解とかありません。
強いて言うならみんな正解。
まぁ釣りにルールなんてないんでね。
みなさんが好きなものを周りに迷惑かけずに楽しんでいただければ、釣りの形はどうあってもいいと思います。
いつもの調査方法について
このパート、いつもと同じです。
どうやって指数を数値化したのかを説明します。
季節の影響を受ける魚釣りは、前月と比較してもあまり参考になりません。
そこで、昨年度の同時期との比較で調査をするようにしています。
今回は2019年10月16日から10月31日までの釣果と2020年10月16日から10月31日までの釣果を比較して、去年より何がどれだけ釣れているかを調査しました。
例えば、昨年度の7月のブラックバスの釣果登録が10,000本だとして、今年の7月の釣果登録が15,000本だったとします。
となると、1.5倍に増えていますので値は1.5とします。
簡単に言えば、ブラックバスは去年の同じ時期と比べて釣果が1.5倍になりました。ということです。
これをアングラーズに登録されている全魚種で計算し、数値が大きいものから上位20魚種を発表します。
釣果数増加ランキング
それではご確認ください。
ランク | 魚種名 | 数値 |
---|---|---|
1 | ソゲ | 5.18 |
2 | マゴチ | 3.91 |
3 | シーバス(マル) | 3.90 |
4 | サゴシ | 3.11 |
5 | オオモンハタ | 2.87 |
6 | マサバ | 2.71 |
7 | スモールマウスバス | 2.52 |
8 | タケノコメバル | 2.41 |
9 | シーバス(ヒラ) | 2.33 |
10 | ヒラメ | 2.29 |
11 | コノシロ | 2.18 |
12 | カサゴ | 2.07 |
13 | キス | 2.01 |
14 | クロメバル | 1.91 |
15 | マハゼ | 1.90 |
17 | キジハタ | 1.67 |
18 | カマス | 1.58 |
19 | キビレ | 1.49 |
20 | マダイ | 1.45 |
あ、スモールいる
一見、前回とあまり変わらないかと思いきや、シーバスが徐々に増えております。
ヒラスズキとマルスズキがバラバラになっていますが、まとめると1位のソゲに匹敵する指数になると思います。
あとはまだまだ根魚と呼ばれる魚が釣れていますね。
オオモンハタ、キジハタ、タケノコメバル、クロメバル、カサゴはそれに当たると思います。
問題は7位にいるスモールですかね。
シーズンとかあるのかな?それとも公にはできないが繁殖範囲が益々広げているのか。
あまり触れたくないので、ここまでで。
では、また2週間後に
冒頭に話しましたが、あのように言っているものの僕としては狙っている魚のシーズンが終わってしまったら、他の釣りをやってもらいたい気持ちがあります。
できれば
エリアトラウトの人には、メバリングを。
ブラックバスの人にはロックゲームを。
シーバスの人にはショアジギを。
何でもいいんですが、たくさんの釣りにハマってもらいたい。
今日のマガジンにはそんな意味も含まれておりました。
それでは、この結果を少しでも今週末の釣行に活かしていただければと思います。