定期的に公開しているこのコーナー!今回は【7月後半(7/16〜31)に釣れていた魚を紹介】します!
今年は色んな意味で異常事態です。
昨今のウイルスも然り、梅雨時期の長さも然り、結果的に人の移動の少なさも然り。
これらが原因なのかどうかはわかりませんが、釣れている魚が去年の同じ時期とかなり違ってきています。
ちなみに7月前半の結果はこちらからご確認を!
それでは調査してみましたので、結果を公開します。
調査方法について
何度も同じ解説になりますが、おなじみの調査方法を説明します。
釣りは季節の影響をかなり受けますので、同じ時期で調査をするようにしています。
1ヶ月経つだけで釣れる魚がガラッと変わりますから。
つまり、昨年度の同じ時期(今回は7月16日〜31日)の釣果から、今年の釣果(7月16日〜31日)を比較して数値を出します。
例えば、昨年度の7月のブラックバスの釣果が10,000本だとして、今年の7月の釣果が15,000本だったとします。
となると、1.5倍に増えていますので値は1.5として考えます。
つまり去年の同じ時期と比べて、釣果が何倍になっているのかを全魚種で計算します。
昨年よりも利用者がかなり増えていますので、実際には多くの魚種が1を超えます。
ただ、魚種に対する割合はそんなに変わりませんので、値は信用できるものになっていると思います。
7月後半ランキング
1位:ブリの幼魚(5.78)
去年より約6倍の釣果が上がっております。
今まで調査してきて最大の跳ね率!!
念の為、ここで引っかかる魚をすべて出しますと
- イナダ
- ワカシ
- ツバス
- ハマチ
- フクラギ
- モジャコ
- メジロ
- ワラサ
- サンパク
などが当てはまります。
ちなみにこの釣果にはブリは入れていません。
そもそもブリの定義が各エリアや個々人で曖昧なため、外してみました。
母数も少ないしね。
2位:サバ(3.12)
サバの中に含まれる魚は、マサバ、ゴマサバになります。
この2つのサバの違いは、お腹の白い部分にゴマ模様があるかないかの違いだけだと思っていて、厳密に食べ比べしたことはありませんが味の違いはないのかなと思います。
もしサバに興味あれば、マサバとゴマサバの違いについてネットで調べてみていただければと思います。
サバは夏に釣れるメジャーな魚だと思っていますが、別に夏だろうか、冬だろうか釣ろうと思えば釣れる魚でもあります。
ただ、相模湾では夏の方が比較的浅い場所に居たりしますね。
以前も話したかとおもいますが、僕は旬の魚=美味しい魚とは思っていません。
例えば、タチウオの旬って夏ですけど、冬のほうが美味しくないですか?
このサバも同じで、夏によく釣れますけど、食べて美味しいのは冬ではないでしょうか。
旬ってなんだろうね。
3位:キビレ(2.91)
最近は、キビレやチヌをメインで釣る方が増えていますね。
俗に言う、チニング。
また、ライトチニングというものも流行っているようでたくさんの方がやっています。
多くの方は専用のタックルよりもバスタックルを使ってやられていますね。
その手軽さも受けている理由でしょう。
またこの時期は特に比較的簡単に釣れるイメージがあります。
場所によっては食べても美味しいキビレやチヌを狙ってみてはいかがでしょうか。
ちなみにチヌの順位は、数値1.79で15位でした。
チヌよりキビレの方が数が多いんでしょうか。
4位:マゴチ(2.56)
今年、マダコよりも安定して釣れているのはマゴチではなかろうか。
日本全国で安定してマゴチが釣れていますし、5月ぐらいからずっと釣れています。
僕は、年間で10回ほどしかサーフには行きませんので、あまり多くを語れるレベルではありませんが最近サーフにベイトタックルで挑む人が多くないですか?
この前も湘南のサーフにいったときに2人見ました。
うち1人はDC音が鳴っていたのでかなり目立ちましたね。
バスフィッシングでメインに使われていたベイトタックルがシーバスや渓流でも使われるようになり、今やサーフやショアジギでも使われているんだなと少しびっくりしました。
まぁ100mぐらい飛ばせれると思うので全然問題ないですよね。
今度やってみようと思いました。
5位:ヒラメ(2.31)
マゴチに続きましてヒラメ。
ヒラメは釣るのが難しい魚だと思うんですが、何かメソッドが確立したのでしょうか。たくさんの方が釣ってきています。
ちなみに、僕はサーフに釣りに行き14回連続でヒラメが釣れなかった経験があります。
その間に、カスザメ、マゴチ、アカエイ、ウシノシタなどは釣れてますので完全に坊主というわけではありませんでしたが、その経験からヒラメには苦手意識があります。
実際、マゴチよりは釣れていないところを見ると難易度はヒラメの方が上なのでしょう。
もし、マイホームでヒラメしか釣ってこない人がいれば、そのフィールドで釣り方をマスターしていると思います。
そんな人を師匠として、釣りを真似されると上達するかと思いますよ。
アングラーズで釣行計画を
自分のマイホーム、マイエリアで今何が釣れているのか。
どんなルアーで釣れているのか。
釣れている魚のサイズはどのぐらいなのか。
この辺りを参考に釣りの計画を立てていただければと思います。
またこのご時世、釣りに行く場合はウイルスなどの感染症以外にも熱中症にも気をつけましょう。
釣り場で事故や病気にかからないよう、みなさんの健康を祈っております。