なんか急に秋になりましたよね。
クーラーどころか扇風機を付けると、少し寒いぐらいの気温です。
地上が秋に変わっても、実は海や湖の水温はそんなに急には変わりません。
水温が変わって初めて水の中にも秋が来ます。
今回は毎度恒例の定期レポート!
9月前半【9/1〜9/15】に釣れていた魚を発表します。
調査方法について
このパート、わかっている人は読み飛ばしてください。
釣りは季節の影響をかなり受けますので、今回もいつもと同じように、昨年度の同時期との比較で調査をするようにしています。
今回は2019年9月1日〜15日の釣果と2020年9月1日〜15日の釣果を比較してどれだけ釣れているかを調査しました。
例えば、昨年度の7月のブラックバスの釣果が10,000本だとして、今年の7月の釣果が15,000本だったとします。
となると、1.5倍に増えていますので値は1.5として考えます。
つまりブラックバスは去年の同じ時期と比べて釣果が1.5倍になりました。ということ。
これを全魚種で計算し、たくさん釣れているものを発表するということです。
昨年よりもANGLERS利用者はかなり増えていますので、実際には多くの魚種が1を超えるでしょう。
あと利用者が増えてはいますが、特定ジャンルだけ極端に増えることは稀で、だいたいどのジャンルも同じ割合で増えていっているので値は信用できるものになっていると思います。
9月前半の釣果増加ランキング
9月前半の釣果登録はこんな感じになりました。
1位マハゼ:2.91
夏の風物詩、マハゼ。
年中狙うことはできますが、初夏から晩夏にかけて比較的簡単に釣ることができます。
また、晩夏から初秋にかけては型が良くなっていきます。
20cmを超える型も出てくる季節になるので、釣り味を楽しむならこの時期からかなと思います。
かれこれ10年ぐらい前から、ハゼクランク的なルアーが各メーカーから出てきて、ルアーフィッシングとしてもある程度の地位を確立してきたのかな。
ただ、僕は残念ながらルアーで狙って一度もハゼを釣ったことはありません。
10〜15cmぐらいの魚ですよね。
一体どんなロッドを使うのかな。
リールもベイトフィネスとか使うのかな。
興味はあれど、やっている釣り仲間が周りにいないため、挑戦するのはかなり遅くなりそうです。
もし、関東近郊の方でハゼング?に詳しい方いましたら誘ってください。
タックルすべて揃えます!!!
話は変わりますが、僕にとってのハゼは河口で釣るものではなく、上流で釣るものでした。
小学生の頃に祖父の家の近く(岐阜県加茂郡)の清流で良く捕まえてました。
おそらくマハゼという種類のハゼではなく、違う種類のハゼだったと思います。(ゴクラクハゼとかなのかな。)
『釣りは、ハゼに始まりハゼに終える』という言葉があるように、多くの人に身近なハゼ。
僕はフナに始まってますが、ハゼから始まった人も多いハズ。
この機会に久々にハゼ釣りにでも行かれてはどうでしょう。
2位イワシ全般:2.69
みなさん、イワシを思い浮かべたときに、マイワシを思い浮かべますか?
それとも、カタクチイワシでしょうか。
一般的なイワシといえばこのどちらかを指すことが多いのかなと思います。
ただ、みなさんがもしもウルメイワシという魚を知らなければ、是非釣って食べてみてください。
ウルメイワシの特徴は、目がウルウルしている?涙目をしている?とか言われていますが、そんなのわかんねーよって方はいると思います。(僕も初めはわかりませんでした)
そんなときは釣れたけどカタクチでもなければマイワシでもないイワシなら、ウルメイワシかもと疑いましょう。
まぁ鱗の大きさが小さいとか色々あるんですけどね。
そして、釣れたなら絶対に持ち帰って食べてみることをオススメします。
めちゃめちゃ旨いから!!
以前、神奈川県の平塚にある浅八丸という遊漁船で、ライトルアーという短時間釣行の乗り合いがありました。(今は残念ながらありません)
ライトルアーは40gのジグを使ったサバメインのジギング船なのですが、そこで僕らはサバを狙わずに
『如何にウルメイワシを釣るか』
という勝負を友人と何度かしたことがあります。
もちろんサバも美味しいのですが、比較にならないほどウルメイワシの方が美味しいのです。
食べたことない人は是非食べてみてほしい。
本当に旨いから!
3位ライギョ:2.10
初登場ですね!ライギョ!
ここでいうライギョはカムルチーとタイワンドジョウも入っています。
ANGLERSも少しずつライギョの釣果が増えてきました。
有り難いことです。
ちなみに僕はライギョ釣りをしたことがありません。
もちろん釣れたことは何回もありますが、ライギョを狙って釣ったことがないのです。
そんなことから、知ったかぶりな事も言えないのでコメントは控えますが、ライギョを専門で狙っている方は他の釣りに比べて釣りがうまい人が多いイメージがあります。
他の釣りをされている人が下手とかそういうことではありません。
なんて言うか、釣り人が最終的に行き着く先なイメージがあるのです。
【釣りを初めてみました】っていう人がライギョから初めてみたとか、凄い特殊な環境ではない限り聞いたことがありません。
そのぐらいライギョ釣りってハードルが高いと思うんです。
結果的に、釣りが上手い人しか受け入れられないというか、上手い人や集まってきたというか、そんな印象があるのです。
あと、必要なタックルが少し特殊ですよね。
PE8号を野池や川で飛ばすってなかなかヤバいです。
いつかは真剣に取り組みたいけど、まだ先になりそうです。
4位アカハタ:2.01
去年、僕が一番釣った魚がこの魚アカハタでした。
釣ってよし、食べてよしの最高の魚です。
タックルもバスタックルの流用が効くところがあり、ゲーム性も強く、引きも良い。
適度に釣れ、ポイントを合わせれば入れ食いも簡単に起きる。
こんな魚、近くにいます?僕はアカハタは最高だと思いますよ。
アカハタについては、マジでマガジンをたくさん書いていますから、こちらを参照ください。
特にバスフィッシングをやられている方は、是非やってみてほしい。
楽しいから!
5位チヌ:1.78
夏のイメージのあるチヌ。
正式名称はクロダイ。
また似ている魚にキチヌ(キビレ)がいます。
僕はチヌといえば、淀川河口の夏の夜をイメージします。
当時、僕が新社会人のときには淀川河口でよく釣っていました。
大阪湾は昔、茅渟(チヌ)の海と呼ばれていたらしいですよ。
そのぐらいたくさんいたんだそうです。(今も結構いると思いますが)
ショアから釣れるのと結構浅い場所にいるのに引きが強いため、ラインブレイクする可能性も高いです。
つまり、このことから言えるのはゲーム性が高くルアーマンにはうってつけのターゲットだと言うこと。
すごくどうでもいいことですが、前回のレポートで【ヒラメ狙いに行ってもなぜかマゴチばかり釣れる】と言ったように、僕は【チヌを釣りにいってもキビレばかり釣れます】この辺は何が悪いんか全くわかりません。
季節が変わりましたね
今回のランキングを見たらわかるように季節がガラッと変わりましたね。
先月まで好調だった青物がそこまで釣れていません。
おそらくブリの幼魚であるワカシやイナダなんかは沖に出てしまったのかもしれませんね。
釣りは季節によってかなり左右される趣味です。
今、どこで何が釣れているのかをじっくり見定めて、釣りの計画を立てましょう。
さて、コレをリアルタイムで読んでいる人は9月の4連休真っ只中だと思います。
では明日は何を釣りに行きましょうか。