どうもこんにちわ、t.onumaと申します。
東京湾と相模湾をホームにしたオフショアゲームを本格的に始めて5年目(かな?)、年に何回かは遠征に出かける、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。
偉そうに語る時も多々ありますが、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりしますので、話半分で聞いてくださいね。
今回はルアーのカラーについて。
「この色は必携」とか「鉄板カラー」とかよく聞きますが、釣れるルアーのカラー、これは釣り人にとって永遠のテーマな気がします。
本当のところどうなんでしょう?ちょっと考えてみます。
ただし、本稿は聞きかじった話の中で、信憑性が高そうな話を総合して構成されております。
ですので、出自が不明な話たちのほどんどは経験則であったりしまして、科学的に明確な根拠があるものではない、ということを最初にご承知おきください。
あくまでも考え方の一つ、程度に止めておいてくださると幸いです。では、どうぞよろしくお願いします。
そもそも「色」とは?
最初に、色とは何か、について考えます。
他の多くの生き物もそうだと思いますが、私たち人間は目で色を判別します。
何かを見る、つまり反射された光が私たちの目に入ると、それが情報として脳に伝わります。
そして脳がその情報を受け取ると、はじめて私たちは「モノを見た」と感じるのです。
参照:日本色研
この「ものを見た」という情報の根源である光は、様々な波長で構成されていて、物体ごとに反射する波長がことなっており、それが色として認識されるようです。
例えば、赤は波長の長い光を反射した結果、だそうです。そして、波長が短くなるにつれ、橙→黄。。。となっていくそうです。
光が先か物が先か、これはこれで理解するのがなかなか悩ましいですが、これで色の違いの原理は理解できたかと思います。そして問題はここからです。
水中で色はどう見えるのか?
今回の問題は、ルアーの色、です。特に水中で魚にどう見えるか。ここをひとまず考えてみようと思います。
魚は色がわかるのか?
最初に思うのが、そもそも魚は色を認識できるのか?という点があります。
モノクロでしか見えない説などもありますが、魚が色を「見える」「見えない」で言うと、色は見えるようようです。
そして見える色と見えない色に分かれるようです。
次に色を認識しているのか、というと、色を識別することは出来るものの、それが何色なのかは、脳が小さすぎて判別はできない、という論を聞いたことがあります。
以上二点、これらが正しいのかどうかかはわかりませんが、この二つの論からは魚は色を認識でき、エサだと思う色とそうは思わない色は区別出来る、という仮説を立てられると思います。
水中でのルアーの色はどうなのか?
最初に魚側の問題を見てみました。次に、実際にルアーはどう見えているのかについて考えてみたいと思います。
冒頭で、色とは波長で構成されている、と記しました。赤・橙・黄といった、長い波長で構成される色は水に吸収されやすく、散乱されにくいようで、深くなると見えないそうです。
一方、青・紺・紫など、短い波長のものは水に吸収されにくく、散乱されやすいそうです。深い場所でも見える、とのことです。
つまり、色によっては物体として識別されるものもあれば、波動としてしか識別されないものもあるようなのです。
釣れるルアーの色とは?
ここまでで、魚は色を区別出来る、水中でも色は見えないことはない、ということがわかりました。
だた、一番知りたいのは、釣れるルアーの色、釣れやすいルアーの色が存在するのかどうか、ということですね。これについて考えてみます。
釣れる色はあるのか?
これは間違いなくあると思います。
読者の皆様の中にも、同じルアーなのに、色を変えたら釣れた、あるいは釣れなくなった、という経験をお持ちの方は多いかと思います。
参照:ゲーリーヤマモト
朝夕や、曇天といったローライト時には赤金等の派手な色を、日中はナチュラル系をといったカラーローテーションのセオリーは一般的かと思います。
加えて、濁りがきついときはチャートや派手な色を、という話もポピュラーかと思います。光量と水の透明度の話ですね。
ゆえに、ローライトで濁り潮のときはこの色、あるいは日が高くなって水も澄んでいるのでこの色という、経験則からその時点で最適と思われるカラーチョイスは正しいと思います。
しかしながら、色があってるはずなのに釣れないときもあるでしょうし、こうしたセオリーなんぞどこ吹く風、といった感の珍妙な色で釣ってしまう方もおられると思います。
ルアーの色をどうするかは、釣り人や釣り具メーカーそれぞれに様々な考え方があると思いますが、そこには絶対的な正解はないのかなと思います。
要は、光量、透明度、その時点のベイトの種類や量によって、その時々で最適解は違いますので、その時に釣れた色が釣れるカラー、という認識が正しいかと思います。
身も蓋もない結論ですが。。。
ふわっとした結論
蛇足ながら、記しますと、例えばサーフェスのルアーならば、背中から見るケースは稀でしょうから、背中側の色はなんでもいいと思います。
腹側の色がその時のバイトパターンに合っていれば釣りやすいと思います。
お腹しか見えないだろうし、色以外の要素が大きそうな気がします。
また、ジギングであれば、魚がバイトしたいと思った瞬間に見ている側で色が重要になる場合もあるでしょうし、そうでない場合もあると思います。
以上より、釣れる色は確かにあるので、どうしても釣らなければならない人は複数のカラーパターンを用意していくのがよいかと思います。出費が嵩みますね。。。
どの方向から見る魚なのかによってと、動かし方によって色は重要度が高まるかもしれません。筆者は、ジギングの際のルアーの色はなんでもいいと思っています。
一方、釣りには行くものの、魚を釣るという結果よりも、釣るまでのプロセスや、コミュニケーションの場に重きを置かれるような方であれば、ご自身が気に入った色でとことんやってみるのが、釣りの引き出しを増やすきっかけになるかとおもいます。
なんともフワッとした結論でしたが、引き続きどうぞよろしくお願いします。
t.onumaと申します。
オフショアゲームを本格的に始めてしまったのはここ3年ほどですので、まだまだ駆け出しです。
オフショアを始めてみたい方のために、初心者が気になるところをお伝えしていこうと思います。