ルアーはジャンルや種類でまとめることができますよね。
バイブレーションとか、スピナーベイト、ペンシルとかね。
それは、どの釣りジャンルでも同じで、どんなルアーでもほぼジャンル分けができます。
色んな釣りをやってきて30年、僕は気づいてしまったんです。
ブラックバス用のルアーってジャンルが多いなと。(気づくのが遅い!)
そして最近は、ジャンルに当てはまらないルアーも多いなと。
そんなアイデアの塊である『madotachiのHANITAS』を紹介します。
マドタチというメーカー
今回紹介するのは、『マドタチ』というメーカーの『ハニタス』というルアーです。
僕がこのルアーを知ったのが2020年4月の終わりでした。
すでに販売も終わっており、知ったときに買える場所はありませんでした。
ちなみに今もまだルアーを持っていません。
ただ、動画が公開されていてかなり面白いルアーだなと思ったので紹介します。
ハニタスというルアー
メーカー名 | 製品名 | 長さ | 重さ | タイプ | ジャンル | 価格(税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|
madotachi | HANITAS | 130mm | 1.5oz class | フローティング | 小型ビッグベイト | 4,480円 |
そもそも『小型ビッグベイト』というルアージャンルを僕は聞いたことがない。
ビッグベイトなのに小型!?はじめはなぜこのジャンルなんだろうと思いました。
形状とスペックを見た時は大きめのフローティングバイブレーションかなと思いましたが、知れば知るほど小型ビッグベイトという言葉が一番近いと思うようになりました。
と言いますか、このルアーはどこにも属さないので定番化したときには、新しいジャンルを作った方がいいと思います!
クウィングシステム
ハニタスの一番特徴は、これでしょう。
特許取得されているのか申請中なのかはわかりませんが、このルアーの最大の特徴が『クウィングシステム』です。
アクションとレンジを任意に変える
ハニタスは、このクウィングシステムで自分の好きなようにルアーのアクションを変えることができます。
攻めたいレンジやアクションを変えたいときはこのクウィングと呼ばれる胸ビレのパーツの位置を変更しましょう。
変更の仕方はこちらの動画をみてください。
レンジ1 『ローリングアクション』
クウィングの位置を一番下に設定すると、ローリングアクションをするルアーに変わります。
そのときのレンジは最も浅く、水面下になります。
レンジ2 『ウォブリングアクション』
クウィングの位置を中央に設定すると、ウォブリングアクションをするルアーに変わります。
そのときのレンジはレンジ1より深くなります。
レンジ3 『スラロームアクション』
クウィングの位置を一番上に設定すると、スラロームアクションをするルアーに変わります。
そのときのレンジは最も深くなります。
カラーラインナップ
クウィングシステムがこのルアーの最大の特徴でしょうが、僕がすごいと思ったのは実はカラーの方だったりします。
特に、リアルクリアタナゴやばすぎる。
魚を釣る前に僕が釣られている(;・∀・)
そもそもタイリクバラタナゴやイタセンパラが好きなので、このカラーは一目惚れでした。
ルアーはアイデアの宝庫
ブラックバスルアーのメーカーさんのアイデアは、他のジャンルより1つ2つ抜きん出ていると思います。
ブラックバスはルアーの種類が豊富で、出尽くしている感があるかと思いますが、その結果こういったどこにも属さない素晴らしいアイデアのルアーが出てくるんだと思います。
今後はブラックバス用だけではなく、色んなメーカーさんにも面白いアイデアのルアーを出してほしいです!