みなさんこんにちは、アングラーズマガジン運営事務局です。
総論・ガチ勢・ミドル勢についてと、過去3回にわたり我々が実施したリサーチについて、ご報告してきました。
あらためてそのアウトラインを記しますと、日本に釣り人は9,724,631人いそうであり、それら釣り人が一年間で釣り道具に支払う金額の合計8,175億6,300万円であり、「ガチ勢」「ミドル勢」「ライト勢」に分類して考えている、というものです。
最終回になる今回は、この三つのレイヤーのうちの「ライト勢」にフォーカスします。「ライト勢」の釣りやその動向について、身近な例を紐解きながら考察してみようと思います。
このマガジンが気になった方、時間つぶしのお供をお探しであればご笑覧くださると幸いです。どうぞよろしくお願いします。
ライト勢について
あらためて、ライト勢の定義です。
というものでした。
ライト勢の特徴的な点、ガチ・ミドル勢と少々趣を異にしている点が、交通費や食費などの、釣り具以外での釣りへの支出が、釣り道具購入費用の二倍になっていることです。
ガチ・ミドル勢は、釣り道具購入費用≒交通費や食費といった釣り具以外での釣りへの出費、となっておりました。
数値から感じるのは
・釣りはレジャーの一環という考えで、一過性のイベントに近い
・釣り道具にはあまりお金を投下しない(したくない?)
といったあたりでしょうか。
仮にこの想像が当たっていたとすると、家族や友人と水辺に遊びに行くのでついでに釣りもしようか、あるいは釣りにいくけれどほどほどにして美味しいものでも食べようか、といった雰囲気を感じます。
家族や友人との小旅行のなかのひとコマとして釣りがあるようなイメージかと思います。漁港でのんびり釣り糸を垂らしているような感じです。
あるいは、取り組む魚種や釣り方を決めて、例えばブラックバスをやる、アジングをやる、と限定して道具はシンプルに、代わりに釣行回数を多めにとる、という方向性の方もいらっしゃると思います。
あまり大きな出費は好ましくないけれど、長く使えそうな中位機種を買ってみて、ほどほどに楽しもうというイメージでしょうか。
ライト勢の動向
とはいえ、事情も十人十色でしょうから、ミクロの事情を取り上げるよりも、ライト勢の大きな動向に目を向けた方が、気づきは多いかもしれません。
特に筆者が気になるのは、道具を買ったもののその後釣りに行っていない方々の動向です。なぜお休みしているのか、あるいは辞めてしまったか、です。
すぐに想像できるのは、やってみたけど思っていたほど楽しくなかった、という理由でしょうか。釣れたけどピンとこなかった、釣れなくてやってられなかった、船酔い等結構しんどかった等々かと思います。
もしくは当初は仲間がいたけれど生活環境の変化で一緒に釣りをする友人がいなくなった、釣り場に行きづらくなった、などもあるかと思います。
楽しくなかった、となるとそれはなかなか解決しづらい問題かと思います。
しかしながら、釣れなくて楽しくなかった、や、生活環境の変化で釣り場に行きづらくなった、という点は、アングラーズを使ってくだされば、相当程度解決されるかと思います。
ライト勢とアングラーズ
いわゆるライト勢、年に一回程度のお付き合い程度の釣りがメインという方で、釣れないので楽しさがまだわからない、という方々には是非アングラーズをご利用いただきたいと思っています。
主たる機能として、今釣れている魚、釣れている場所が口コミでわかる、というものです。
魚種から調べることで、ユーザー釣果の大凡の場所がわかりますし、逆にエリアから調べることで、いま何が釣れているのか、がわかります。
2月に入り、特に寒さが厳しくなっていて、釣りどころではないかもしれませんが、魚は釣れています。
気分転換に釣りでも、という際に、アングラーズの主軸機能を使っていただきたいと思っています。
今まで行ったことがない場所での魚との出会い、今まで釣ったことのない魚との出会いは季節に関係なく、そこかしこに存在しています。
億劫かもしれませんが、水辺へと出向いてみてはいかがでしょうか。
一方、仲間がいない、あるいは釣れなかったのでつまんなかった、と感じてしまっている方も多くおられるかと思います。
釣りに行きたくなる仕組み作り、釣るためのノウハウの提供については、今後の注力課題として取り組んで行きます。
アングラーズの今後のサービス拡充にご期待いただき、是非活用していただけることを末筆ながらお願いいたします。