皆様、こんにちは!
「三度の飯より釣りが好き」猛流(たける)です^^
この度、アウトドア用品メーカーであるコロンビアから
最新型トレッキングシューズ、
『SABER V MID OUTDRY(セイバー ファイブ ミッド アウトドライ』
が釣りというジャンルにどれだけ適しているのかということを検証した上で、レビューマガジンの執筆依頼をいただきました!
私自身、普段から渓流・磯・テトラなど各種フィールドでかなりハードに釣りをしていますのでこれを機会に色々と試してみました。
ぜひ最後までご覧ください^^
SABERとは??
コロンビア製品のラインナップとして「SABER」は、
「グリップ性・クッション性・快適性・防水性」
などを武器に発売当初から根強い人気のあるトレッキングシューズです。
また、従来型のアウトドアシューズというのは、外層であるアッパーの内側に、防水透湿を施した内層の2層構造で成形されているところ、その外層と内層を一体化させるコロンビア社独自のテクノロジー、
『OUTDRY』
技術により、2層の隙間を無くし、透湿機能の低下等を防ぐなどコロンビアの技術を惜しみなく搭載したシューズがこの「SABERシリーズ」になります。
そして、今回このシリーズが更なる進化を遂げ、新製品として発売されたのが、
『SABER V MID OUTDRY(セイバー ファイブ ミッド アウトドライ』
(※以下、SABERと表記)
です。
「SABER 第5世代」といったところでしょうか。
これまでのSABERも機能性として申し分ないシューズでしたが、今回さらに「軽量化・クッション性・耐久性・グリップ性・通気性」などの機能性を進化させているとのことです^ ^
読んでいるだけで“ワクワクドキドキ“が止まりませんね!www
第一印象と気になる点
さあ!届きました!早速見ていきましょう^^
まずは第一印象を率直に言いますと
カッコよすぎ!
軽!
ですw
私のアウトドアシューズへの印象は、ハードな条件から足を守るため
「分厚く、そして硬く、結果見た目はゴツく、重い」
というものでした。
しかし、驚いたことに、このシューズは私のこれまでの先入観を払拭してくれました^^
触った感じでは「厚めで詰まっているなあ、この靴」でしたが、実際手に持ってみるととても軽く、ほんとスタイリッシュでクールなハイカットシューズでした!
それでは、どんどん見ていきましょう!
まずデザインからか「THE トレッキングシューズ」という感じで存在感があります^^
それでいてスタイリッシュ!!!
(※本当に驚いたポイントなので2回言いますねw)
通気性向上のため、メッシュ部分が多い印象です。
今回、テクノロジーの一つとして浸水ゼロ・隙間ゼロが挙げられています。
一体どの状態まで水に浸かると浸水するのかとても気になりますよね!
検証が楽しみです^^
おっと!ここで、ヒール部分には嬉しいポイントが^^
プルストラップが皮ではなく、紐だということ!
これは指をかけやすくて良いですね d(^_^o)
さらにトゥガードにも釣り人にとって嬉しいポイントが!
丈夫なガードで広範囲に、そしてしっかりと縫い合わされていることです^^
ここは釣りをしていると岩肌や急勾配な山道で損傷が激しく、経年劣化でよく剥がれ、ボロボロに なる靴が大半なのですが、これは期待できますね^^
加えて、ここで気になるのは、トゥガードとアウトソールの接着面がどれだけ丈夫かということですね! これも今後確認していきたいと思います♪
次にアウトソールです。 まず特殊な形状をしていることが目につきます。
今回、この形状にしたことによりグリップ力が増しているとのことです^^
釣り人にとっても「グリップ力」は非常に大切!時として命に関わりますからね・・・。
このポイントについてもしっかりと確認していきたいと思います。
そしてインソールです。ここにも気になるポイントが!そう!無数の穴ですねw
通気性向上のためですかね???
外側からは目につかないところにもこのような配慮が・・・。
かなりこだわっていることが分かりますね!
それでは、使用感の話をしていきたいと思います^^
履き心地と防水性はいかに?
早速履いてみました!
すると・・・
『履いたらわかる、優しいやつやぁ〜w』
どういうことかと言いますと、履いた途端、足が包み込まれる感覚に!
内部をクッション性の高い素材で厚く構成しているから非常にソフトなんです^^
そして少し歩いてみると、さらに判りました。
そのクッション性能のレベルの高さに・・・。
柔らかくも芯のあるクッションが厚く、しかし厚いと言いつつも歩きやすさを損なうことはない程 度。むしろ「負担を軽減してくれるぞ!」と思わせるような履き心地の良いクッション性能でした。
従来のフィッシングシューズは足場の悪いフィールドで足首を固定し、怪我の防止を重視してい
るため、それになりに硬いシューズであるという印象でした。
SABERはそもそも「トレッキング」を大前提に作られているため、歩きやすさはもちろんのこと足場の悪いフィールドでも足首を守りつつ、何よりも負担軽減に繋がるという釣り人にとってまさに『夢の靴』ではないかと感じました^^
そして『防水性』
ソルトアングラーは突然の波で下半身を水浸しにすることはしばしば?w
実際軽く波を受けてみましたが、メッシュ部分に多少水がかかっても浸水をすることはなく、しっかりと靴の表面で水を弾いていました。(※防水性能GOOD d(^_^o))
これについては、さらに検証していきます^^
各フィールドでの使用感について
【防波堤 編】
防波堤では、グリップ性能よりもクッション性能の恩恵を大いに受けました。
釣りをしている最中は気がつきませんが、棒立ちの疲労は後できますw
しかし、素晴らしいクッション性能により普段よりも疲労は軽減されているという印象を受けました。
【消波ブロック 編】
釣りではお馴染みの消波ブロック!絶好ポイントでありアクセスも容易ですが、危険と隣り合わせのポイント。
ここでは「グリップ力」のあるなしで安全性が大きく変わります。
この靴、かなりレベルの高いグリップ力ですよ。
斜めになった消波ブロックでもアウトソールがしっかりとコンクリートや岩を噛み、安心して移動することができました。
しかし、油断は禁物です!!!
中には海苔や苔類がびっしりのブロックが存在します。
これを例えるなら、『真冬早朝のアイスバーン』です。このような場所はもう何を履いていても高確率で滑ります。
何事も過信はダメということですね お気をつけください!
【サーフ 編】
全くもって何の不満もございません。
かなり歩いてみましたが、泥状の場所でもアウトソールに砂泥がへばりつくこともなければ、暑く て蒸し蒸しすることありませんでした^^
履き続けても「軽さ」や「透湿性」は維持できているものと感じました^^
【磯 編】
多種多様の形状をした磯場。
滑りやすい岩場や尖った岩など磯という名の顔は様々です。
しかし、ソフトでグリップ力のあるこのアウトソールは、どの形状の岩肌にも形を合わせるかの如 く、はまり込み、そして噛み掴む事により素晴らしいグリップ力で安心して岩場を歩くことができました。
また今回、磯場をかなり歩きましたが、優れたクッション性により、足の「疲労・負荷」は確実に軽 減されていることを感じました!
ただ、グリップ面で冒頭でもお話したとおり、海苔や海藻などには十分お気をつけください。
(※ここでは常に滑るという意識が1番の『安全と安心』になります)
【渓流 編】
渓流釣りって本当は専用ソール(フェルト)のシューズがあるんです。
水の中にある苔付きの丸々とした岩石の上を歩き続けることがメインとなるので・・・。
しかしここは、SABERの『グリップ性能』と『防水性能』を検証するためには打って付けのポイント であることは間違いない!と思いましたので試してみました^^
流石でしたwww
焦らず慎重に歩けば滑ることは少なく、不安定な足場を長い距離歩いてもやっぱりクッション性が一役買い、かなりの負担軽減に繋がりました。
また、気になっていた防水性能についても、本当に驚きました!
ここまで水に長時間浸からないと侵入はしてこないという事実^^
メッシュといえど防水性はかなりのものですよ!!
ただ1点!
やはり海と同じく、川でも苔類や倒木など、滑りやすい場所には十分注意が必要です。
常に水に濡れ、そこに生えた薄い苔はアイスバーンですwww
滑る時は何を履いていても滑ります。過信は禁物ですね!
【オフショア(船釣り) 編】
ボート上で気にかけるポイントは、濡れたデッキ(甲板)です。相性が悪いとスケートリンクの如くよく滑ります。
オフショア用サンダルもアウトソールはデッキ専用形状になっているほどです・・・。
しかしSABERは、もちろん滑りませんよね^^
青物の引きや船独特の揺れに耐えるため踏ん張りますが、変わらぬグリップ力!
そして何よりも嬉しかったことは、防水性能の良さ!
船の上ってほんと海水だだ被りになるんです・・・トホホ
お陰様で、こんな丸々したブリが釣れたり
自記記録でもあり、遊漁船の記録をも塗り替える105センチ、10.2キロのビッグヒラマサを快適に安全にゲットすることができました^^
結論&要望
【結論】
- 「クッション性・防水性・グリップ性・透湿性・快適性・耐久性」は申し分ない
- 性能抜群で見た目良し「普段使い可」「釣り使い可」の二刀流となる
- 歩くことを楽しいと思わせるアイテムである
- 海川問わず苔類や海藻類に十分注意すれば問題なし
- ¥13,970(税込)で「安全」と「快適」を両立できていることはかなりお得である
以上から『SABER V MID OUTDRY』は釣りで・・・使える!^^
という結論に至りました。
【要望】
- この性能を生かしたまま、釣り専用SABERを作って欲しい!
「釣り専用」の意味は、スパイク付きやフェルト付きというものでして、釣りをする上で安 全面を確保するためには、やはりピン(磯場必須)やフェルト(渓流や磯(※苔類が豊富な場所 で必須)など必ず必要な場所があるんです!
しかし、SABERほど「快適」なフィッシングシューズは経験したことがないんですよね^^
是非ともこの性能を生かしたまま、複数のソールパターンがある「フィッシングシューズ」の開発をお願いしたいところですww
スペシャルムービー
色んな釣り場で『SABER V』が活躍することをイメージしてもらうために、ショートムービーを作成しました。
2分程度で観られる動画になりますので、一度ご覧ください。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございました^^ 結果、『SABER』は釣りに十分に使えるということで、特に私個人としては、長距離をラン&ガ ンするアングラーには最高の相棒になるのではないかなぁと感じました。
実際、Basser Allstar Classicでたくさんのプロが使用しているとのことですよ^^
最後になりますが、この度、コロンビア社には大変貴重な機会をいただきましたこと、本紙面をお借りして御礼申し上げます m(_ _)m
今後も皆様に最高のフィッシングライフが訪れることを祈念いたしまして終わりの挨拶とさせてい
ただきます。
それではまたの機会に٩( ᐛ )و
【フィッシングライフはSABERとともに】
幼少時代にバス釣りにハマり、それ以降釣りがないと生きられない体となりました。
大好きなDAIWA製品で、年中色々なターゲットを狙っています。
全ての釣りに真剣で、とにかく上手くなりたいと四六時中考えているルアーマンです。