皆さん初めまして!昨年秋に初めてアジングでアジが釣れてから、どっぷりとハマってしまったYakeishi0718と申します。
これから皆さんにアジングの魅力について様々な視点からお話しできればと思います。
夏も終わり、海も秋らしくなってきたこの時期は新米アジンガーが増える時期です。
しかし、誰しも最初は、
「一通りのタックルは揃えたけど、お店に並んでいるワームがどれも同じに見える!どうやって選べばわからない!」
という疑問にぶつかると思います。
とても種類の多いアジングワームからどのようなモノを選べばよいかを、それぞれのワームが持つ「特性」の視点から考えていきたいと思います。
最後まで読んでいただければ幸いです。
アジの食性と「ワームの特性」の種類
日本全国の沿岸に広く分布しているアジ(ここではマアジを想定)ですが、大きく分けて2種類のエサを食べています。
一つは「ベイト」と呼ばれる小魚、そしてもう一つは「アミ」・「プランクトン」と呼ばれる海の中を漂っている生物、この二つを主なエサとしています。
アジは地域によって、マヅメ時に外洋から逃げてくるベイトを追っていることもあれば、栄養が豊富な内湾でプランクトンを食べていることもあります。
この食性からアジはワームを「小魚」または「プランクトン」と思ってバイトしてくると考えられます。
今回の記事ではワームを『赤』や『黄色』といった色で判別するのではなく、「クリア系」や「ソリッド系」といったワームが持つ大枠の特性別に説明していこうと思います。
クリア系ワーム
一つ目は「クリア系ワーム」です。
定義としてはワームを手に置いたときに、『透けて奥が見えるか』です。よく透けて見えるものがクリア系です。
クリア系ワームはアジから見るとプランクトンの塊として見えることが多いようです。
モノによってはラメが入っていたり、ケイムラ発光するものもあります。
特に夜の常夜灯周りでは、常夜灯の明かりを受けて海中を漂っているようにキラキラと見えます。ナイトアジングでは必須の特性を持つワームと言えるでしょう。
透明のクリアなどは他の色がついたクリア系ワームに見劣りすることも多いですが、異様に効く時もありますので持っておくことをお勧めします。
ソリッド系ワーム
二つ目は「ソリッド系ワーム」です。
クリア系ワームと逆で、手に置いたときに『透けて奥が見えない』というのを指標にします。
このワームは時によっては海中ではっきりとシルエットが魚から見えるのが特徴です。
マヅメ時・夜の常夜灯周りでもシルエットがはっきりとしているため、ベイトのように見えることが多いようです。
また、ラメなどが入っているものは、クリア系ワームと同じようにプランクトンの塊として認識されます。
特に水色が濁っている時・水面をバシャバシャとライズしている時に有効だと感じています。
ベイトサイズが視認できる場合はそれに合った大きさのワームをチョイスするといいでしょう。
ハーフソリッド系ワーム
上記の二つの中間にあたるのが「ハーフソリッド系ワーム」です。
『透けてはいるけど、はっきりとは透けていない』というのが定義です。
このワームの良いところは、「クリア」と「ソリッド」の両方の特性を持っていることです。
私はその日の最初のワームは必ずこの特性を持つワームを投げ込むようにしています。
理由としては、まずそのポイントで魚からの反応があるかを試すパイロット的な役割をすることが多いからです。
また、この種類の多くのワームにラメ等が入っていることから、ベイトにもプランクトンにも似せることができるので、どの時間帯であっても使うことができる万能な特性を持っていると言えます。
匂いor汁系ワーム
ロックフィッシュやバスフィッシングでも使用されることが多いこの種類のワームですが、もちろんアジングにも非常に有効です。
船のビシアジ仕掛けなどでもイソメが使われているのを考えれば、アジはエサを目だけではなく、匂いでも判断しているのだと私は思います。
「魚がいるのにどうしても反応が返ってこない!」
「同じポイントにいるのになぜ自分だけ釣れないんだ!」
という時の最終兵器として持っておくと、「これで釣れないなら移動だ。」と、いい意味でポイントを見切る良いきっかけとなります。
手に匂いが付くことを嫌がらないことと、液漏れ対策をすればあなたのアジングの強い味方となるはずです。是非、バッグに一つ忍ばせてください。
最後に
いかがだったでしょうか?
ワーム選びの際に『色』ではなく『ワームが持つ特性』という視点から考えるのも、あなたのワームバリエーションの幅が広くなるのではないでしょうか?
そのポイントの特性をつかむことができれば、1時間弱でこのようにたくさんのアジに出会えることもあるでしょう。
今回はあえて画像だけを掲載してメーカーやカラー名を出しませんでした。
今後、別の記事で個人的なおすすめワームなどを紹介していこうと思います。
「どうしても気になる!」という方は私の釣果記録をご覧ください。ほとんどの掲載でメーカー・カラーも公開しています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします(^^)/
関東在住のYakeishi0718です。物心つく頃には父と海へ出ていました。
昨年からアジングにドハマりしてしまい、いつの間にか半年で4本もロッドを購入していました(笑)
年間約250日の釣行から得られたものを皆様と共有できればと思います。