クランクベイト、ジャークベイト、シャッドなど、多くのルアーにはリップが付いています。
使い方が間違っていなくても、このリップはモノである以上いつか折れたり、抜けたり無くなったりするものです。
では、リップの取れたルアーはどうするか、僕の見解を話します。
モノは壊れるもの
大前提の話、今回の内容はメーカーさんを批判するようなものではありません。
どこのメーカーであれ、モノである以上は耐久性の差はあれど、いつか壊れます。
特にロッドについて言えることなんですが、モノなので壊れて当たり前だと思いましょう。
ロッドが高価なものが多いためか、メーカーさんを非難する人をたまに見かけますが、壊れるのは仕方のないことです。
今回も折れたリップのものを写真で掲載していますが、これはむしろ使っている頻度がかなり多いためです。
このルアーだから折れやすいとかはありません。
強いて言うならば、僕の使い方が雑といえば雑です。
渓流用ルアーは特にシビアなキャスティングが求められます。
結果、岩にぶつけまくってますから。
ただ、壊れるのをわかっていてもそのルアーを使い続ける。
それほど好きなルアーは愛着があるものが多いです。
リップの補修について
壊れたり失くなったりした後のルアーをみなさんはどうしていますか?
多くの方が、『自分で補修する』か、『使わなくなるか』のどちらかと思います。
ただ実は、メーカーによっては補修してくれるところがあるのをご存知でしょうか。
僕は今後も同じものとして使うなら、絶対にメーカーに預けて直してもらうことをオススメします。
【別物として使う】のであれば、自分で補修されても問題ありません。
ただ、同じものとして使うのであれば、それはオススメできません。
100%全くの別物になるからです。
素人がやるとこうなる
恥ずかしいんですけど、素人がやるとこうなります。
まずは正規のリップです。
イマカツのバスロイドJrトリプルダブルですが、気づいたらリップがありませんでした。
そこでメーカーさんにリップだけ取り寄せようとしたら、リップだけの販売はないとのこと。(2020.9月現在)
リップがなければ、これこそまさしく完全に別物です!
取り寄せれないなら自分で作ってみようとのことでホームセンターにプラ板を買いにいきました。
トリプルダブルのリップは結構厚め。
同じ厚さのプラ版が売っていません。
仕方なく2mmの厚さのプラ版をあわせて付けてみることに。
その結果がこれ。
超雑!
自分は釣りが好きだからという根拠のない理由で、人より器用だと思っていました。
ただ、器用だと思っていたのは妄想だったようで、これからは不器用だと思っていきます。
もちろん別の動き
ちなみに使用してみた感想は、『あっなんか釣れそう。』という肯定的な感想。
ただ、やはり本物と比較すると全くの別物になりました。
メーカーによっては補修してくれる
もし、手元にリップが折れたり、無くなったルアーがあれば是非メーカーさんに問い合わせてみましょう。
ほぼ有償にはなると思いますが、直してくれるかもしれません。
もしも懇意にしている釣具店があれば、釣具店経由の方が実は良かったりします。
個人で問い合わせても無理な場合でも、釣具店経由だったらOKを出してくれるかもしれません。
自分で直すのも1つの手ですが、プラ版や接着剤だったりと逆に高くつく可能性があります。
メーカーに出すよりも余計に高くついて全くの別物になったら、それは本当に悲しい結果です。
使わなくなる前に、是非メーカーさんに問い合わせしてみてくださいね。
それが無理なら、仕方なく自己責任で自分でやってみましょう。
僕みたいに、自分が不器用だと思い知らせる結果にならないことを祈っておきます。