2020年の渓流シーズンが終わりましたので、合計16回行ってきた渓流のすゝめも統括したいと思います。
統括と言っても今年出会った渓魚の中で印象に残っている魚を勝手に紹介する、ただの僕の言いたいことを言うだけの企画です。
2020年は本当にいい経験ができました。
不完全燃焼ですけど。
コロナの影響で釣りに行けない
今年は多くの人の釣行日数が少ないのではないでしょうか。
例年の半分以下の人も多いはず。
僕も多分に漏れず、渓流釣行だけでも去年より20日近く少なくなりました。
特に4月〜5月が壊滅的で、4月は全く行けてません。
過去に4月に行かなかったことがありませんので本当に異常事態でしたね。
それでも、8月からは毎週のように行くことができましたので、なんとか素晴らしい魚とも出会えることができたと思います。
僕がよく行く渓流は本流ではなく、本当に小さな河川が多いです。
また、源流部もほぼ行きませんので、サイズとしてもせいぜい20cm後半が関の山です。
尺が出れば、それはそれは万々歳で、その日の晩飯は豪勢になるとかならないとか。
あ、、、これらすべてヤマメとアマゴの話です。
イワナは尺超えは数本出ましたよ。
それでは写真とともにざっくりと紹介したいと思います。
自粛明けのヤマメ
ここの写真のヤマメは、神奈川のとある河川で釣ったものです。
その河川はサイズは全く出ませんがキレイなヤマメが多いのと、坊主になったことがないので自粛明けで3時間だけの短時間釣行でよく行きました。
パーマークの形と配置がとてもキレイで、家からとても近い場所なのに他の釣り人に会ったことが一度もありません。
神奈川にもこんな秘境があるんですよ。
車を降りてから入渓点まで2時間
何で釣れた写真がないのに、この話をしてるんだろう。
答えは簡単、死ぬかと思ったからです。
その場所は、本来通れるハズの道が一時的に通行止めになったせいで、基本入ることができなくなった河川。
つまり、そこは天国!!と勝手に決めつけてワクワクしながら向かった記憶があります。
本来のルートなら30分で行ける場所を、ただ遠回りして2時間かけて入りました。
片道2時間の登山です。
2時間後にクタクタになりながら入って、何も釣れないとは思っても見ませんでしたね。
もちろんバイトはありましたよ、1回だけ。
その1回、しかも明らかにイワナ。
そんな記憶にも残らないような釣行がなぜ記憶に残っているのか。
もう釣りが終わるころには、右足が攣りそうだったわけです。
その状態で2時間かけて下山する。
もう地獄でしたね。
みなさん、知っていましたか?
登山って行き道より帰り道の方が筋肉に負担がかかるんですよ。
歩きながら、『ここで足が攣ったら死ぬ』と考えながら歩く2時間の登山。
今でも忘れません。
山梨開拓、11河川
今年の後半は、ほぼ山梨で釣りしていました。
渓流の醍醐味ってGoogle Mapを見ながら、どの河川にどんな魚がいるのかを探すところにあると思います。
今年は11の新規の河川に入りました。
その中で全然ダメだったのが、4河川。
また来てもいいと思ったのが、4河川。
通うことが確定したのが、3河川でした。
上記の写真は、その中でも比較的標高の高い場所での釣果です。
標高の高い場所ではアマゴやヤマメよりイワナの方が多い傾向にあるのですが、それでも標高1,000m超える場所でもアマゴもいます。
実際に登って釣りしてみないとわからないんです。
ただ、標高の高い場所の魚ほど変わった模様の魚が多い。
たくさんの魚を見ると、何が変わっているとか、この子は珍しいとかわかるようになります。
そんな変わった子に出会えるのも渓流の魅力だと思います。
9月の釣果がよかった
ヤマメとアマゴがいますね。
8月までの釣果はそこまで芳しいものではありませんでしたが、9月に入ってからは中々いい釣果に恵まれました。
秋になると、紅色の魚が増えるので俄然魚がキレイに見えますよね。
この紅色の婚姻色のオスを釣りたくて渓流釣りしてると言い切っていいぐらい9月は夢中になります。
ちなみに、僕が冒頭で不完全燃焼と言ったのはここに理由があります。
婚姻色の尺上を3本バラした
忘れもしない9月の4連休の2日目と最終日。
僕は2日目に1本、最終日に2本の尺上の紅色の個体をバラしています。
もちろん同じ魚ではありません。
釣行前にすべてのフックをチェックしているんですけどね、すべてファイト中にフックアウトしました。
今でも思い出せるあの光景。
僕は来年リベンジします、必ず!!
番外編。
番外編の魚は、僕と一緒に釣行した人が釣った魚を紹介します。
こういうのを釣りたかったんです。
来年の目標ができたのでよかったことにしましょう。
では渓流のすゝめは、来年また会いましょう!!